トイアンナ
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積読かわりに読んだよ:問題社員を合法的にやめさせる方法 2024年9月3本目
あなたの積読を代わりに読んで、読みやすいよう噛み砕くレビュ―シリーズ。9月の3本目は『問題社員を合法的にやめさせる方法』です!
解雇規制の緩和について小泉進次郎さんが触れたことで、日本でもついに米国並みのレイオフが生まれるのか? とザワついている今だからこそ、知っておきたい本ですね。
この本は、ブラック企業アナリスト(これもすごい肩書ですよね)として知られる新田龍氏の手によるものであり、さらに
仕事で人と話すと「元気のゲージが減る」方が、削られない方法
人と話して元気のゲージが溜まるひとと、削られる人がいます。私はよほどのハラスメントを受けないかぎりは「ゲージが溜まる派」なのですが、以前は仕事の人付き合いで削られる側でした。
特に、初対面はまだいいのですが、2回目以降の人付き合いにおいてゲージが減るタイプ。自分の「接待モード」の仮面を外すタイミングがわからず、いつまでも気をつかいすぎてグッタリ……。というのが、私のお定まりなパターンでした。
「肩書きが取れる」という幸せ
最近、いくつかのお仕事の肩書きを返上しました。肩書きというのは、○○会の主催とか、○○の運営担当、とかそういうやつです。
「ちょっと辞退させていただきたく……」とご相談した方々は、全員ありがたくご了承いただけて、でも全員ビジネスパーソンなので「それはそれとして、実務のこれは引き続きやってください」と、プロジェクトを継続させてくれました。
つまり、実態としてはあまり変わっていないのですが、なんか
積読かわりに読んだよ:とにかく仕組み化―人の上に立ち続けるための思考法 2024年9月2本目
こんにちは。あなたの積読、代わりに読んで読みやすいよう噛み砕くレビュ―シリーズ。9月の2本目は『とにかく仕組み化ー人の上に立ち続けるための思考法』です!
この本は『数値化の鬼』、『リーダーの仮面』に続く、安藤広大さんの「識学」3部作の最終作です。ビジネス書としても面白いですが、哲学的でもある本当によい本です。他のシリーズ本は買わなくても、これだけは買ってほしい!
読まずに積んでおいた自分を恥じ
積読かわりに読んだよ:『マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識』 2024年9月1本目
こんにちは。あなたの積読、代わりに読んで噛み砕くレビュ―シリーズ。
2024年9月の1冊目は『マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識』です!
この本の初版が出たのは、約40年以上前の米国。にもかかわらず、出版以来「新任マネージャーの教科書」として50万部を突破するベストセラーとなりました。さらに日本を含む世界8か国語に翻訳されたこともあり、読むのを楽しみにしていました
お詫び:本日深夜に、私が8月に #積読かわりに読んだよ で掲載済みの本を再度レビューする事故を起こしました。寝ぼけた事故でもうしわけございません。新しい本のレビューを今週中にお届け予定です。
「成長したい、楽に働きたい、給与上げたい」は普通に両立するよね、という話
以下の3つは、転職などで「両立できない」とされる条件です。
仕事で学びを得てスキルアップしたい
なるべく楽に働きたい
給与を上げたい
でも、この3つって普通に成立するよね? という話をします。
「楽に働ける」とはどういう状態か私が「この仕事、楽だなあ」と思うのは、これまでに得た知見で十分にこなせるうえ、依頼主が喜んでくださる仕事です。つまり、得意な仕事ですね。
【最速プレゼント】いいライターってどうすれば見つかりますか……?」という法人さんと「依頼を見つける方法がわかりません……」というライターさん向けハンドブック
私のnoteでプレミアムメンバーになると、新刊を無料プレゼントいたします。今回は12/1に文学フリマで発売予定の、
いいライターってどうすれば見つかりますか……?」という法人さんと「依頼を見つける方法がわかりません……」というライターさん向けハンドブック
という、とてつもなく長いタイトルの本の原稿をプレゼントいたします。
まだ装丁はデザイナーさんへ依頼中ですし、これから縦書きにして、いわゆる
積読かわりに読んだよ:苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 2024年8月5本目
こんにちは。あなたの積読、代わりに読んで噛み砕くレビュ―シリーズ。猛暑だった2024年8月最後の1冊は、『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』です!
えー……元P&Gの人間として謝ります。
「お前、同じ会社の大先輩の本、積んだのか?」
というコメントが透けて見えるので……。
よりによってこの本を積読してしまい、申し訳ございませんでした!
人生は「とどまる時期」と「流れる時期」がある
人生には、あがいても留まるしかない時期と、すっと思ってもみないところから、仕事の潮流が動き出すときがあります。
私にとってはこの数年がまさに「留まる」時期でして、以前から続けていた書籍の執筆や、既存のお客様からは継続でお仕事をいただけているものの、新しい企画や、可能性に対しては努力が実りづらい時期でした。
背景を冷静に分析すれば、コロナ禍による企業の新規事業への投資控えとか、私の営業戦略ミスな
積読かわりに読んだよ:コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦 2024年8月4本目
こんにちは。あなたの積読、代わりに読んで噛み砕くレビュ―シリーズ。8月4本目は『コンサルが『最初の3年間』で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦』です!
著者は、2005年から8年間にわたりボストン・コンサルティング・グループ(以下BCG)に在籍された高松智史さん。この本では、高松さんがコンサル時代の3年目までをふり返り、1年あたり33個ずつ会得し、合計99個に及ぶスキルを惜し
プレミアムメンバー限定 オンライン読書会のお誘い
これまで、noteの掲示板でオンライン読書会のご案内をプレミアムメンバー限定でお届けしていましたが「誰も読まない」という課題があり、投稿で告知させていただきます。
次回のオンライン読書会は 8/28(水)12:00-13:00で開催します。
本を読まなくてもOK! 本メンバーシップの「 #積読かわりに読んだよ 」のレビューをもとに、自分のキャリアの悩みや良かったことまで、自由に語れるランチ会です
キャリアを楽しく、はたらきやすくしてくれる「アジャー」の考え方
新しい可能性に対して、オープンであること。これを、英語で「オープンネス」と言います。フットワークの軽さ、といえば近いかもしれません。
「前例がないよ」
「手順もわからないのに無理だよ」
オープンネスはこういった言葉を使わず、とりあえずやってみよう、という考え方です。
この「オープンネス」は私のキャリアにおいて、非常に大きな意味を持っていました。
キャリアのドアを閉じていたら、今頃無職だったた
積読かわりに読んだよ:エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 2024年8月3本目
こんにちは。あなたの積読、代わりに読んで噛み砕くレビュ―シリーズ。
今回は『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』を扱います!
この本は実は10年前に出版されており、星の数ほどあるビジネス書の中でもすでに「古典」ともいえる地位を確立しています。だからこそ、積読されやすいとも言えるわけです。これが積読のジレンマですね。
本書があまりにも高い評価を受けたため、著者のグレッグ・マキューン
中国騙され男さんの話は、フィクションじゃない
中国赴任になった男性が、現地女性にほだされて妻と離婚。女性へまとまったお金を貢いだところで連絡を絶たれ、身一つで日本へ帰国……という話が、Xのアカウントで流れています。
当初は「面白いフィクションを書く人だなあ」と思っていたのですが、複数の中国駐在グループから「あのひとは実在する」という情報が流れてきており、投稿は楽しいフィクションから、真夏の怪談に早変わりしたのでした。
それにしたって、なぜ
日本人が転職しない理由は、転職しても年収が上がらないから
「外資系企業では、社員の転職が当たり前」である。では、なぜ当たり前なのか。突き詰めると、その理由は転職したほうが待遇が良くなるからだ。年収が上がり、昇進できる。だからポンポンと転職し、よりよい会社を目指す。
もちろん、ウツや適応障害で離脱する者もいる。だが、そういう人間も休職ではなく転職を選ぶのは、結局のところその方がキャリアアップできるからである。
……という、当たり前の前提がスルーされて、