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夕食作り考と出てこないプリントとキャッチボール

夫が会食で夕飯が不要という日が続いた。

その途端、夕食作りという家事がうやむやになった。

平日私が帰宅すると遊びから帰ってきた息子と塾に出かける前の娘はさっさと軽食を済ませている。

私が帰宅する頃にはすでに各々が好きなものを食べお腹が満たされた状態なのだ。
子どもたちがお腹を空かせて待っているから!と足早に帰宅する母の意気込みは空回り。
夕食の支度がうやむやになるのも自然な流れだ。

食事の支度って、みんなが決まった時間に揃って同じものを食べるから必要なんだよなぁと今更ながらそんな当たり前のことに思い至る。

ラクなんだけど、寂しい。
でもクタクタな身体で夕食の支度はしんどい。
私もわがままだ。

土曜日は中学校で文化発表会なるものがあるというので、夫を誘って見に行く。
学校に到着して気づいたが、どうやら事前にプログラムや展示内容が記載されているパンフレット的なものがあるらしかった。
もちろん、娘からそんなものは受け取っていないので、校内に貼り出されていた案内を頼りに展示をまわる。
娘にばったり出会うこともなく、帰路に着いた。

帰宅した娘に例のパンフレット的な紙の件を聞いたところ、案の定存在した。
担任の先生が前日に配布してくれたクラス便りも一緒にあったあったとカバンの中から出してきた。

こらこら。

配られたプリントはもらってきたらすぐに出す
これだけのことなんだけどなぁ。

先ほど、半分訳がわからないまま見学してきた校内展示の意図、先生ちゃんと書いてくれてあるじゃない。
…今読んでも、もう遅いけど。

日曜日。
夫と息子と三人でドライブに出かける。
二人激推しのうどん屋さんで早めの昼食を済ませて、広場のある道の駅で楽しそうにキャッチボールをして腹ごなしする二人を見ながら今このnoteを書いている。このあとは日帰り温泉に立ち寄って行く予定だそうだ。

部活の地区大会に出かけて一緒に来られなかった娘へのお土産、何にしよう。

天気が良くて、風がひんやりしていて、むこうでは夫と息子の楽しそうな笑い声が聞こえる。

そんな1週間。

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