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upしたmixでも振り返ろうかな【5/28】

mixcloudのアップロード上限が10件になるのにかこつけて過去の自分のmixにあーだこーだ言いまくる企画です。細かくやろうと思った経緯とか書いたのは1回目の記事参照。


2016 Xi-liumゲストDJ公募 mixed by とうふ

人生で初めて出した公募Mix、東京の超有名アニソンクラブイベントXi-lium…。お金無い、コネも無い、Twitterもそこまで他地域のDJの皆さんと交流するために運用してた感じでもなかったので、公募にmixを出せば見てくれる人もいるんじゃないかと思い立って仕込んだmixだったはず…。

やっぱり有名なパーティの公募企画に参加するのは存在感をアピールするために今でも有効な手法ですからね。僕個人としてはやたらにオファーお待ちしてます!を連発するのもどうかと思うタイプだけど、人の目に触れるように行動したり発信しなければ掴める物も掴めないしね…。外に向けてのアピールってのもやっぱ重要だよね。

プレイリストは下記。

一応公募の概要ページには「アニメソング中心」とは書いてはありますけど、全28曲中アニメ主題歌が14曲で、mixの半分しかないってのはちょっとな~…。険しい!と思うよ今の俺は!今の俺はね!


確かに好きなものは伝わるかもしれんけど
提出先はアニソンクラブイベントだよアンタ!


公募エントリーの際に送ったメールとかも掘り返せたので見ますか、もうついでに。恥ついでに。

05.プロフィール
2014年某日、京都でDJ活動を開始。スクールアイドルを通じて健康的な汗を流し、プロデューサーとしてアイドルの魅力を発掘したり、女性声優さんにお便りを送る日々。毎日感謝。

08.DJ mixに対してのコメント
「響かせろ。戦士達の鎮魂歌」ということだったので、自分が箱で流れたら確実に成仏できるような曲ばかり集めました。
構成としてはオーソドックスに低速から徐々にbpmを上げて行っています。前半はポップに、後半は盛り上げつつ清涼感のある曲でまとめました。
よろしくお願いいたします!

う~ん心意気はまあ良さそう。というかチャレンジの段階で及び腰だったらやれるもんもやれんからね。そういう意味でスタート地点にはちゃんと立ってるじゃん。今から聴くけどこのmix。ちょっと怖いよ俺は。

企画始まって一発目の山になりそうな険しめmix…。しかしこういうのを当時クソ真面目にやってきて今の自分がある訳で。見ていきますか…気はめちゃくちゃ進みませんけど…。


◆開幕のAOZORA TRAIN→Hazy Lazy Doll「もうちょっと」繋ぎですね。これ気づいた時めっちゃテンション上がってワクワクでスタートしてますこの人!この時期あたりから、単に音の重なりだけじゃなくて歌詞で繋ぐとかそういう別の要素を楽曲間に見出して繋ぐことにも意識を向け始めたところはありますね。必須って訳じゃないけどアニソンを始めポップスを取り扱うDJをする上で、こういうことが出来るとお洒落感あるしグッとDJとしての魅力が出る気がしますね。

◆DJmixに対するコメントでもありましたが前半後半の2部構成で、前半はポップでまとめてるということですが大体17曲目のウィッチ☆アクティビティまでかな?今の僕個人の好みとしては40分の猶予が与えられると3つのパートは作りたいな、と思う感じで。

というのも、2パートだとじっくり選曲やミックスの仕方で細かい機微やグラデーションをキッチリ作れるっていう利点があるんですが、僕個人としては公募というフィールドで腕に自信が無い場合、ちょっとパンチが弱くなっちゃうなあと思ってしまうんですね。もちろん公募先の求めるもの、テーマ等によってそのあたりは変えていくんですけど。

自分が作る場合は大体どの公募mixでも【イントロ】→【想定したピークまで持って行くパート】→【落とすor別の方向性でキープしたまま走り抜ける。】の3部構成にしてる気がします。

公募突破するためにはある程度練り上げたmixに何かしらの"勢い"みたいなものが必要だと自分は考えていて。例えばそれはmixを通してのパワーやエネルギー、もしくは全員黙らせられるくらい緻密でくみ上げられた構成力だったり、他を圧倒するミックスのテクニック等、目立つ部分が感じられるものじゃないと選出結果って他の公募参加者や第三者からはなかなか納得され難いと思うんですよね。その土俵にまず立つために3部構成って結構枠にあてはめて作るだけでも40分程度の公募mixであればメリハリがついて有効なんじゃないかなと思ってます。

構成に関しての概念は「起承転結」「シンデレラ曲線」とか色々ありますが、mixを組む時そういう枠組みから考えてみるのも面白いと思います。まあ一番は自分が良いと思った他の人のDJのプレー内容やそれに関する要素(時間帯・ジャンル・客層・人入りとか諸々)を吸収しまくって引き出しを一杯作る方が大事な気はしますが。理屈も大事だけど、結局経験ベースのアウトプットをいかに適したシチュエーションでやるか?というものだと思ってるので。

◆流石に公募に出すmixということでミックス自体に極端な粗はあんまないかな~って感じですが最近はあんまやってない、避けてて気になったところひとつ。プラチナジェット→…In The Name of。…LOVE?の繋ぎ、BPM130台から140台に乗せるために特徴的な音をカットイン気味に入れ込んでます。

【2/28】の記事でせーのっ!→Daring!!の繋ぎに言及した際、色々と駆使してBPMをガラッと変えるやつ最近やってない理由があるって話をしましたが、その理由は「急ブレーキと急発進になりかねないから」という至極当たり前のことなんです。よっぽどのことが無ければ大体近いBPM帯で繋いでいって現場であればお客さん、mixであれば視聴者の人が特定のリズムに乗っかって聞いてると思うんですが、こういう極端な上げ下げを急にしちゃうと聞いてる側からしたらつんのめっちゃうんですよね。もちろんキープされてたリズムを多少崩されても惹きつけられるようなキャッチーな曲を流すことが出来ていたのならそれはそれでOKだと思うんだけども、なかなかそのOKな状況に持って行くのって難しいので、基本的にはあんまりやらないほうが良いなという結論。よっぽどそうしてやりたいことがあるなら別って感じの所に今は落ち着いてます。

思ってた以上にさっきまで乗っかっていたリズムのスピードを乱されるってのは、割とズッコケるなと感じたので…まあもちろんケースによる。高BPMであれば多少無茶してもそのまま行けますが140~170あたりはなかなかうまく行かないな~というのが正直。それなら素直にフェードアウトして次の曲ド頭から流す方がいいかな、とも思う。

ぐーちょきパレード→クローバーかくめーしょん、めっちゃ三者三葉好きなオタクみたいになってるけど実際間奏でセリフが入るタイプの曲を上手く繋げないから作品繋ぎのカットイン入れるしかなかったという…。アニソンの間奏セリフありの曲はやっぱ繋ぐのムズかしいね。腕の見せ所でもあるんだけども。

クローバーかくめーしょん→はいぱーみるきぃあわーでちょっとアッパー目になるのかな?と思いきや未完成ストライド→デートTIME→魔法をかけて!→ミはμ'sicのミあたりの流れでちょっと谷が出来てるの気になるな~…。こうやって考えると自分の思うような展開でDJmixを作りたい場合は幅広い楽曲ライブラリが必要だなと思いますね…。あとデートTIME→魔法をかけて!は普通に良い感じに繋がってるから別にバックスピン使わなくても…まあ当時やりたかったんでしょうね。mixで上手くバックスピン聞かせるのって難しい気がする。今良い感じにやれって言われても難しいかも。

トキメキの音符になって→ウィッチ☆アクティビティ、これはミックスの仕方もうちょいなんとかならんかな~って感じ。多分トキメキの音符になって(麻倉もも)からウィッチ☆アクティビティ(井澤詩織, 夏川椎菜, 麻倉もも, 日岡なつみ, 飯田友子)で繋いでYouthful Dreamer(麻倉もも、夏川椎菜、雨宮天)のTrySailの皆さんを関連付けたって感じなんだろうけどな~!ここからノンタイアップのprimary→ひかるカケラ連発するのも強気すぎる!

ひかるカケラ→僕らは青空になる、ミックスもうちょっとなんとかならんかったかな~ノンタイはともかく僕らは青空になるって曲自体は結構ナナシスの中では結構意味合いがある曲だからもうちょっと決まった感じでかけたいよな。この辺りからは作ろうとしてるmixの雰囲気に合った曲を手持ちが少ない中でなんとか選んで行かなきゃというフェーズに入っててちょっと苦しいね。

Be united、キャラソンだけどめちゃくちゃカッコ良くて当時結構選曲してた気がする。この後Atlantico Blueに繋げるところでも気になるポイントだけど曲を切り替えるタイミングに前の曲がフワッ…と消えていく感じ、シンプルに当時のミックスがヘタクソだったのか曲の取り合わせが良くないのか何とも言えないけどどうなんだろ。最近はこういう現象あんまない気がするけど。mixする際の意識が変わってるんだとは思うが具体的に何が違うのかはわかんね~。

Stella-rium→アイルの流れをやりたいがために間にシリウス入れてますね。このラインのエモめのロックサウンドはバチッとハマればめちゃくちゃカッコいいので今でもやる時は勢いと選曲ミスで雰囲気を損なわないように気を付けてます。

◆最後君のこころは輝いてるかい?で〆たの、ちょっと謎なんだよな~…。当時アイドルマスターミリオンライブってアニメ放映してたシンデレラガールズに比べると〆るにはパンチが弱いって思ったのかな。

あとは応募条件が45分以内のMixで、このmixだとアイルをフルで流しきっても40分行くか行かないかくらいだったので公募の応募条件のために差し込んだ一曲って感じかも。やりたい流れは決まってたけど最終着地に困った結果こうなったという感じ。計画性大事。


全体的にアニソンクラブイベントなのにも関わらず、選曲時点でアニソン中心とはちょっと言い難い感じで、自分なりのコンセプトは持ちながらも出来上がったものを通しで聞いてみたらそのコンセプトに即した内容になってるかというとそれも微妙で~という感じ!要するに今聞きなおすとこれで通過は厳しいよなという仕上がり!

でもまあなんでも最初から完璧にはできる訳じゃないしね…チャレンジ精神を評価!とはいえ元々の目的だったこのmixを通して他の人と~みたいなのはあんまなかったかな。やっぱそういう効果を本当に求めたいなら結果も必要だよね。厳しい!

今回はここらへんで。


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