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upしたmixでも振り返ろうかな【4/28】

mixcloudのアップロード上限が10件になるのにかこつけて過去の自分のmixにあーだこーだ言いまくる企画です。細かくやろうと思った経緯とか書いたのは1回目の記事参照。


D.A.N.C.E.! #6 #doit_dance 再現mix

大学在学中に所属していた音ゲーサークルの新入生歓迎のレクリエーションの一環で開催していた音ゲー楽曲クラブイベント「D.A.N.C.E.!」の再現mixですね。2016年6月5日…って新入生歓迎にしてはちょっと遅いか?でも例年大体この時期だった気がするから…(受け身の人生)

プレイリストは下記。

音ゲー楽曲DJのプレイリストって音ゲーやってない人から見るとピンと来ないような気もしますが、そういう人が見てもちょっと異質?なラインナップ。中々音ゲー楽曲でDJする機会も少なく、色々なところから流したい!となるとこうなる…。

自分の音ゲーのプレー傾向としてはpop'n musicを軸にやってましたが、機種的には他にも色々手を出してたのでそういう手広さを見せたいな~と思ってた気がします。(というか当初のBEMANI音ゲーは他機種との連動イベントとかも多かったしね)あとは何とかして合法的にアニソンとか色々流そうとしてます。「〇〇は音ゲー!」というフレーズが流行ってたのは記憶に新しく…はちょっと無理があるか。6年前っちゃ6年前ですけど。

BEMANI
コナミのbeatmaniaから派生して制作された音楽ゲームのブランド名

音ゲーマーとか音ゲー界隈の空気感って他と比べてもちょっと独特で、その界隈固有のミームとかが発生して、流行って…というのが多いんですけどそういう雰囲気とか、言ってしまえば悪ノリっぽいところも汲んだ内容になってるかなと。聞いて行きましょう。1人の持ち時間が50分なので今回は長い!


◆ある意味掴みは完璧、僕らのLIVE 君とのLIFE→Daisuke…。先述したような独特に発達したミームのひとつですね。いわゆる「全く気付かないうちに○○になるシリーズ」です。(自分で書いてて非音ゲーマーの人たちが「ああ、あれね」となるのが想像できないが…)

初犯(?)は「君が代が全く気付かないうちにTrue Blueになる」という動画ですがこれもまあ、なんというかよく思いつくな…。当時こういう供給がドンドン出てきてみんな面白がってたんですよね。これは大分ゴリ押しでしたが、結構秀逸なやつとかもあってそれはそれでいい味があった。音ゲーマーのお客さんを相手にするうえでこういう下地があったというのも、知らない人からしたらちょっとした面白い要素なんじゃないでしょうか。

今回使ったのは僕らのLIVE 君とのLIFEの歌詞「憧れを語る君の 譲らない瞳が大好き」という歌詞と、Daisukeの「I will surely get your honest love Daisuke」の似た音の歌詞にカットインすることで全く気付かないうちに…というやつですが、こんなん他でやったら怒られます。ある意味音ゲークラブイベントの特殊さの表れかもしれません。(ここまで書いてて理解を得られなかったギャグの解説を丁寧にするような肌寒さを感じていますが知らない読者の為に説明させて頂きました)

ちなみにこのシリーズだと「狂イ咲ケ焔ノ華が全く気付かないうちに日本文化センターになる」が一番好きです。何食えばこんなの思いつくんだよ。

◆Daisukeからの流れはユーロでやっていきたいということで恋愛レボリューション21 -秋葉工房mixですが、間奏を贅沢に使ってロングmixしてます。ただこれもうちょっと聞かせ方あったような気もする。この部分当時からなんとかならんかとやり続けてきたポイントなので自分じゃ良いのか悪いのかイマイチ判別つきません。意見求む。今はやらなさそう。

ルカルカ★ナイトフィーバー→RED ZONEの流れ良いですね。ただ、イイ感じに入るからってRED ZONEの最後の方聞かせずにはなまるぴっぴはよいこだけに行くのはどやねん!音ゲー楽曲もアニソンと同じく、この1音が聞きたい!っていうこだわりが強く出るジャンルだと思っているので。
というのも、音ゲーというゲームのシステム上、曲を構成する音にノーツ(いわゆるボタンやタッチパネルを操作する合図を示すオブジェクト)が割り当てられており、操作や演奏感が曲を構成する音とリンクしているので、そういう意識が強く出ると思ってます。なのでアニソンと比較してもよりイントロやアウトロの特徴的な音を潰さずに聞かせるか、もしくはもう流しきってしまうかというくらい気にしてます。

はなまるぴっぴはよいこだけ→青春はNon-Stop!、〇〇は音ゲー地帯ですね。前者は版権楽曲として当時ほぼBEMANI現行機種全部に収録されてたような。A応PがBEMANIの「Beat Stream」とのコラボをきっかけにKONAMIの音ゲーライブイベントに出たりとかこうやって曲が収録されたりとか…してた気がします。ここまでで大体わかると思いますが、音ゲーという概念を大分広めに取って選曲しています。当時音ゲーと言えばKONAMIのBEMANIシリーズ中心!という雰囲気でしたがこの頃から他社も色々出してた時期なのでそういうのも面白かったし、スマートフォンのゲームアプリでも音ゲー出来るんだ!みたいな感動もありましたね。スクフェスとかデレステとか…。

悲しみのスコール、みんなのリズム天国からの選曲ですがPerfect Versionを使用しています。というのも、リズム天国は簡単に言えばゲーム内の曲に合わせて(リズムに乗って)操作してその出来を高めていくゲームなんですが他の音ゲーと違って判定が明確に出るのではなく、SEで判定を示してくれます。この仕組みにより、リズム天国を実際に遊んでいる人からするとSEが入っている方が聞き馴染みがあるので成功SEが曲中にきちんと入っているPerfect Versionを使う…という理屈です。まあ、好みだと思います。

◆音ゲーの曲ってゲームの性質上、曲の構成にメリハリが効いているのでドカッと盛り上がるところと落ち着くところがハッキリしてることが多いです。構成を良い感じに組み合わせれば細かく色々ミックス考えるよりスッと良い繋ぎになる事も多く…。そういう意味ではパズルみたいな感覚になることもあります。悲しみのスコール→S!ck→405nm(Ryu☆Remix)あたりは結構いい感じにハマってて好きだなー。なんでこういう並びにしてんの?と言われるとう~ん…って感じだけど…。まあ必要以上にこの曲からこの曲を繋いだ理屈は?を突き詰めすぎるのも良くないですからね。どうやったって幅が狭くなるわけだし。ただ、そういうのも踏まえられてると、よりオシャレだな…とは思います。バランス感覚大事。

「HARDCORE TANO*C」のメンバーによるハードサウンドで駆け抜けていきます。Express Emotionとかめっちゃ聞いたな…というか今も好きや…。Express Emotion→Little Starはゲーム内の映像に出てくる梅桐天土たむが共通してるので、そういう繋ぎです。多分誰もが一度はやる。
この地帯で気になるのはLittle Star→からのMAGIC&LOVEのゲイン調整。いくらテンション上がって音がデカくなりがちだとしてもちょっと急に音大きいからびっくりするかなーって感じ。PCDJソフトのオートゲイン機能の存在を知らずその恩恵を受けているうちに、曲ごとのゲイン調整の気配り意識が皆無になってしまうの、指摘されない限り誰もがハマりそうな罠…だと思ってるけどどうなんだろう。箱で聞いてる時も繋ぎが雑とかドタってるとかよりも正直音量の方が気になるもんな。耳やられそうなくらい音出てると流石にフロアにずっといられんし…。その他細かいこだわりポイント的にはMAGIC&LOVEの終わりのとことTRIGGER★HAPPYの「テッテテッテッテー」が綺麗に重なるようにミックスすると本当に気持ちが良い!ということですかね。これ以降流用してないけど。

Cirno Break→snow prismは氷繋ぎですね。snow prismはpop'n music初出の楽曲なんですが、担当キャラ氷海さん(pop'n musicは全曲キャラクターが割り当てられており、〇〇シリーズといったような場合は衣装違いのキャラクターが担当したり被りも存在するが大抵プレイヤー視点だとキャラと楽曲が結びついていることが多い)だったのでそういうとこも意識して見ました。これは次にchaplet、いわゆるボス曲の雰囲気にもってくための繋ぎでもあります。

◆音ゲー楽曲の特長のひとつである、高難易度楽曲の独特の壮大さを汲んだ曲を繋いでこのmixのピークとしていますね。ただ、選んだMetamorphoseはpop'n music ラピストリア稼働当初のボス曲で、知名度的にはもっと他の選択でも良かったんじゃないかと思いますが…。ここら辺の選曲は好みですね。

◆ピークを迎えたのであとはBPM120~の好きな曲を回収しにかかる、というかHotel Moonside→SEVENTH HAVENとかはもうアニクラでは擦られ過ぎて自分がやる暇なかったやつをここなら!という魂胆でやったやつ。この時期遊びに来てくれてた人はやっぱゲームセンターの音ゲーメインでやってます!って人が多かったのでスマホアプリの音ゲーでこんな曲あるんですね、って言ってくれた人もいたような気がする。布教という意味ではある意味ちゃんとやれてるね。いまやBEMANI以外の音ゲー楽曲だけのパーティとかもあるんで、今こういうのやってもあんま新鮮さはないんだろうけど。

CYCLES、曲めっちゃ好きなんだよな…。maimaiはそこまで詰めてやらなかったけど、オリ曲はカラーがあって良かったと思う。にしても版権めっちゃ入ってるってイメージだけど。ただとりあえず音ゲーに触れてもらうって意味ではめちゃくちゃ版権曲入ってる方が絶対ハードル低いんだよな。BEMANIはその点機種によるけども版権よりオリ曲をウリにしてたからなー。僕も初めてBEMANI機種に触れたときはしらねー曲ばっかプレーすることになり大変でした。

◆時間が足りなかったのか持ってる曲の幅的にどうしようもなかったのか、どうしても流したかったのかいまいちよくわかんないけど透明なエモーション→夢について TYPE A→Tulipの流れで夢について TYPE A挟むの大分無理があるな。透明なエモーション→Ha・lle・lu・jah→Tulipとかでどうですか(適当すぎ)

You've Got 2 Get MeTulipの合ってるか合ってないのかよくわかんねーマッシュアップ地帯ですね。イントロのベースの部分が合ってるじゃん!の安直な気持ちでやったやつで、当時マッシュアップってすごい!と思ってた時期のチャレンジだと思いますが。ボーカル抽出するとか、そういうのなんも分かっておらず、とりあえずそれっぽく重ねてみよう!でやった繋ぎな思い出。今ならもうちょいマシに出来るんだろうか…

◆この時2番手なので、最後にほしふりをかけて良い感じに着地させる必要も特になかったんですが、いわゆる転換という概念が無いパーティだったので各自ピークを作ってオチをつけるような選曲になってたと思います。ほしふりマジで良い曲で好きだ…メロディのギターがあさき節効いてて本当に良いんだ。


音ゲーというコンテンツに関わるmixだったので、実際のmixのどうこうよりも知っておかないとよくわからない選曲背景の説明とか、思い出話の方が多くなってしまったのであまり企画の趣旨に沿った内容にはならなかった気がしますがこれはこれで。少なくとも音楽ゲームというコンテンツは大学4年間の生活の少なくない割合を占めたコンテンツではあるので、思い入れは色々あります。最近は昼ごはんを切り詰めて音ゲーの為のお金を貯めるなんてこともしなくなりましたが、当時心がけていた「出来る限り100円玉を捻出するように会計する」の癖はいまだに抜けていません。これもまた、思い出やね。

今回はここらへんで。

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