木綿豆腐のような何か

木綿豆腐のような何か

最近の記事

Stable Diffusion(SD.Next)をIntel ARC A770で使うのは簡単になっていた件

タイトルの通りStable Diffusion(SD.Next)をIntel ARC A770で使用するのが非常に簡単になっていました。 一度Intel ARC A770をゲームで使用してみるためにUbuntuからWindowsに入れ替えましたがゲームに使うのは微妙だなとすぐUbuntuに戻しました。 その後再度セットアップする際にSD.Nextをgit cloneして起動オプションで--use-ipex使用して起動すると必要なものはインストールされるようになっているよう

    • SD.NextでTiled diffusion+Controlnetを使うとエラーがでた件

      表題の通りSD.NextにてTiled diffusionとControlnetを使用してアップスケールを行おうとした際にエラーが表示されて使用できませんでした。 それぞれ単体では動いているので他に原因があるかと思いgithubで色々調べたところ原因がわかりました。 解決策としては追加機能のフォルダ内のTiled diffusionのフォルダを組み込み機能の入っているフォルダに移動するだけで問題なく動作しました。 保存場所の指定がおかしいのか連携できていなかったようです。

      • ComfyUIを使ってIntel ARC A770で解像度の大きい画像を生成する

        通常インストールですと一定サイズ以上を生成すると黒画面が出力されてしまいました。 またバッチサイズとカウントを増やしても同様です。 上記の書き込みにあるようにSD.Nextあたりから下記ファイルをコピー。 modules/intel/ipex/attention.py comfy/model_management.pyに下記コードを追加することで大きめの画像の生成とバッチサイズ・カウントを増やしても正常に生成ができました。 try: import intel_ex

        • Intel ARCで動かせるけど使えるとは言っていない

          Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)やComfyUIのインストール方法を投稿していますが実際動かすとエラーが出る事が多々あります。 Intel用に最適化されていないところもありますし特に多くのメモリが必要になる場合は下記が原因のようです。 要は単一の処理で4GB以上のメモリ割り当てができない仕様になっているようです。 バッチサイズを小さくして分割すれば回避はできるようなのですが、Nvidia向けに最適化されているツールは当然そんな処

        Stable Diffusion(SD.Next)をIntel ARC A770で使うのは簡単になっていた件

          SD.NextにStable Video Diffusionが組み込まれた話

          12/4の更新でAnimateDiffやStable Video Diffusionが組み込まれたようです。 早速更新して使ってみよう!と思ったんですが記載の場所に見つからず。 imgタブのスクリプトから使用できるはずなのですが・・・・。 小一時間悩んでやっと判明しました。 コマンドラインで--backend diffusersを付けて起動することで選択できるようになりました。 モード変更なんてあったんだなぁ。

          SD.NextにStable Video Diffusionが組み込まれた話

          Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)にIPEXサポートが追加されたよう

          AUTOMATIC1111版の1.7.0-RCにIntel Arc GPUのIPEXサポートが追加されたようです。 一応以前からサポートはされていましたがスクリプトを使用していたのでわざわざそれを使用する必要がなくなります。 早速入れて使用してみましたがSD.Nextと同じくらいの生成速度ですかね? ただIntel ARC GPUの宿命としてメモリ4GB割り当て制限のようなものがあるらしいので処理の重いものはエラーで不可でした。 これに関してはIntelがどうにかしないとど

          Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)にIPEXサポートが追加されたよう

          Intel ARC A770を使用してUbuntuでStable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)を使ってみた

          結論だけ先に書くと動くけど使いものになりませんでした。 SD.Nextで生成できる大きめの画像サイズもエラーも出ずに落ち、 512*512サイズも数枚生成すると落ちてしまう状態。 メモリの管理ができていないような感じがしますがWindows版だと違うのだろうか・・・。 インストールも案内されてる内容ですとA770を認識せず、CPU内蔵GPUを認識してるのかROCMのインストールをされ起動もするけどOpenVINOのスクリプト使用できずという感じ。 実際にはUbuntuでの

          Intel ARC A770を使用してUbuntuでStable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)を使ってみた

          UbuntuにComfyUIをインストールしてIntel ARC A770で使えるようにした話

          アマゾンのセールで2TBのSSDが安かったので購入しました。 新しいSSDはメインPCに取り付けし、取り外した物をSD.Nextで使用しているサブPC用に回しました。 そしてSSD換装してシステム入れなおすついでに少し気になっていたStableDiffusionのツールの一つのComfyUIを入れてみました。 使用している環境は変わらずのUbuntu22.04.3になります。 まとめるのが苦手なので長々と書いていきます。 今回はツールの起動を確認しただけで動作は確認していま

          UbuntuにComfyUIをインストールしてIntel ARC A770で使えるようにした話

          Intel ARC A770のアスカベンチ結果

          実際のA770でのSD.Nextのスコアってどんなもんかというとこんな感じになります。 元々別の目的のためのものだったけど統一されてるのでって事でベンチとして使われてるアスカベンチをやってみました。 遊び目的で使う分には十分かなと思っています。

          Intel ARC A770のアスカベンチ結果

          Stable Diffusion(SD.Next)をIntel ARC A770で使う覚書

          Stable Diffusionで遊びたくなったのでIntel ARC A770を購入しました。 簡単に使いたい人はNvidiaのグラフィックカードを購入したほうが間違いないですし楽です。 自分はVRAM16GBモデルあるし中古なら3060くらいで買えるじゃんという軽い気持ちで買いました。 環境は下記になります。 CPU:Ryzen 5 7600 MB:MAG B650M MORTAR WIFI GPU:Intel ARC A770 16GB メモリ:16GB 使用環境は

          Stable Diffusion(SD.Next)をIntel ARC A770で使う覚書