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語りの会ゆきわ

昨日は、語りの会ゆきわの公演に、ギターとして参加させていただきました。
この会は、今回で第6回目の公演となり、毎回テーマを決めて、様々な楽器や音楽とコラボレーションしながら作品を朗読していくというものです。
語り手は、今中麻貴さん、南川尚子さん、籾山理恵さんです。
このお三方が毎回中心となり、これまでに毎年公演を重ね、今回が6回目とのことです。そして今回、僕もギター奏者として参加させていただきました。

一年ちょっと前に、同郷で先輩であり、Twincam'sのドラマーで、現在も様々な活動をされているイシガキカツミさんよりお話いただきました。

僕は主にエレクトリックギターでの活動を今はメインとしていますが、以前にはアコースティックギターデュオや、アーティストの方の歌のお手伝いをアコースティックギターでやっていたこともあり、実はこういうのも大好きで、お話いただいた時は是非挑戦させていただきたいと思いました。

昨年の公演の時にご招待いただき、拝見させていただいた時は、三味線奏者の肩とのコラボレーションでした。非常に趣のある音色で、語りともよく合い、自分にこんなことが出来るか心配になりましたが、幾度か稽古を重ね、自分なりに貢献できる形を見つけることができたと思います。

また、僕にとって初めての試みだったのですが、アコースティックギターの生音だけで演奏するというものでした。これまでは、アコースティックギターといえど、PAなどの音響設備やギターアンプなどに通して音を増幅して出していたのですが、語り手の方も生声ですので、それに合わせるとギターも生音でということになりました。
そうなると、会場の響き方というものが重要になるのですが、心配をよそにこの会場の響きは驚くほど良かったです。そして、お客様も実に静かに聴いていただいた為、とても良い音をお届けできたと思います。
そして、この場をお借りして、僕のオリジナル曲を3曲も演奏させていただきました。アンケートで、とても良かったと書いてくださった方も多くいらっしゃって、感激です。ありがとうございます。

何より、語りの素晴らしさに感動しました。
稽古で何度も聞いていたにも関わらず、ステージ上での語りの迫力と繊細さと、聞く者をぐっと惹きつけて離さない魅力はすごかった。
同じステージにいて、本番中つい聞き入ってしまい、自分のギターを入れるタイミングを外しそうになったこともありました。
作品も素晴らしく、同じ舞台上でつい笑ってしまったり、涙が出そうになる瞬間がいくつもありました。

僕自身、今回の参加で貴重な経験と、新たな発見がとても多かったです。
何より楽しかった。
ありがとうございました。

今回使用したホセ ラミレス
エレアコだけど、今回はアンプラグド
会場のスカーツコート
終演後のショット
酒宴後のショットその2


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