【自己紹介note】 T.Y.

お名前は?

T.Y. です。いい名前が思いつかないのでイニシャルです。

学部学科は?

農学部生物生産科学科。動物が好きなので専攻は畜産です。

出身地は?

生まれは山梨県甲府市です。
引っ越しが多かったので出身地は聞かれるたびに悩んでしまいます(笑)。

競馬歴は?

3年くらい。ちゃんと見るようになったのは大学に入ってからです。

競馬を始めたきっかけは?

ニコ動で馬の動画を見ているうちに。
コントレイルを応援していたら三冠を取って驚きました。

好きな競走馬は?

前述したコントレイル、そしてテイエムオペラオーです。
強い馬が強い競馬をする様子を見たいので。

好きなレースは?

1999年の皐月賞です。テイエムオペラオーの名レースといえば2000年の有馬記念ですが、派手な勝ち方をした皐月賞の方が好きです。

自由に語れ!

自分は動物福祉に深い関心がありますので、引退馬問題について語らせて貰おうかと思います。

皆さんはレースを引退した競走馬が、その後どのような生活を送るか知っていますか?

牧場で引退馬に出会った経験があるという人もいるでしょう。乗馬クラブで余生を過ごす馬もいますし、東北では相馬野馬追(福島の浜通り北部で行われる伝統行事)に引退馬が登場することがしばしば話題になりますね。しかし、引退馬の余生は明るいものばかりではありません。

引退馬の管理はJRAから離れると、個々の牧場に委託されます。JRAの登録を抹消される馬は毎年約5000頭ほど。その全てがセカンドキャリアを過ごせるとは限りません。引き取り手が無ければ、廃用となり肥育され食肉となります。過去にはG1馬が食用に回され物議となったことも。

一応RHA(引退馬協会)が、行方不明の馬を出さないよう牧場などに斡旋しているものの、受け入れ先は限られているのが現状です。

商業動物であるサラブレッドから、利益を得ようとする考えに自分は賛成です。引退後は食用となるのもやむを得ないと考えています。とはいえ、引退馬の余生について我々が無関心でいるべきではないでしょう。

しかしながら、時に30年以上生きることもある彼らを、一般人が飼育するのは不可能に近いです。餌代、削蹄料、獣医療費……。馬を養うにはお金がかかるからです。引退馬を救うためには、牧場に利益を与える必要があります。我々はどうするべきでしょうか。

まずは引退馬の生活について、関心を持つ人を増やすことが大事でしょう。
タイキシャトル、メイショウドトウのいるノーザンレイク牧場の動画が人気ですが、あのような可愛い馬の動画が広まることも追い風になります。
ドトウのぷにぷにのお鼻いいよね……。

牧場の中には引退馬のグッズを販売しているところがあります。例えば通販サイトの「ホース・ファクトリー」では収益の全てが引退馬協会に還元されます。無理して今買えということではないです。コップが欲しい、文房具が欲しいなどと思った時に、そこで買うことを考えて貰えば嬉しいです。
例えばメイショウドトウのクリアファイルは売れ行きが良いようです。自分も買いました。

引退馬について発信しているサイトや、RHAの公式サイトの記事を閲覧するのも良いでしょう。牧場で働いている人たちの話を聞けると、競馬をまた違った角度から見ることが出来ます。これらのサイトは寄付の窓口としても適しています。

アドマイヤジャパン号のCM出演は、引退馬事業の転換点です。引退馬からビジネスを起こした好例ですので、これからは各牧場が様々な事業を起こすことでしょう。我々も消費者の立場から、馬を支援出来れば良いサイクルとなります。

なるべく多くの馬が幸福に過ごせると良いですね。

最後に一言!

なんだか重たい話になってしまいましたが、競馬ファンには様々な視点からレースを楽しんで貰いたいと思って書きました。
ぜひサラブレッドについて関心を持って貰えると嬉しいです。

ここまで見て頂きありがとうございました。

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