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【火星移住計画を学ぶ】 第二回 「火星 〜そこに水はあるのか〜」

 こんにちは!Tohoku Space CommunityのTaikiです。
 今回のnoteは【宇宙工学を学ぶ】シリーズ第一弾【火星移住計画を学ぶ】第二回「火星 〜そこに水はあるのか〜」です!


【火星について】

 「移住するのはいいけど、そもそも火星ってどんなとこなの?」ということで、地球と比較しながら基本情報を軽く触れていきたいと思います!

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https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars.html

 みなさんご存知の通り、火星とは地球のすぐ外側を回る惑星です。火星の直径は地球の約半分、質量は10分の1、重力は地球の半分以下だそうです。僕が注目したポイントは、火星の自転周期が24時間37分と、地球にだいぶ近いところです。諸説ありますが、人間の1日の体内時計は24時間よりも少し長い、という研究結果もでているので、そういう意味では人間は火星の方が健康的に暮らせるのかもしれませんね(笑)

 火星の表面は酸化鉄(赤さび)を多く含む岩石で覆われており、それらが原因で火星は地球から赤く見えています。「青い地球」に対しての「赤い火星」かっこいいですね✨

 表面にはクレーターや火山、谷などがあり、水が流れて侵食されたような地形も数多く残されています。これはかつて、火星に水があった証拠の一つとなっています。しかし、火星の重力が小さかったため、蒸発して宇宙に逃げてしまったか、火星の寒冷な気候のために地下に氷結してしまったという説もあります。前者の場合だともう手の施しようがありませんね。。。しかし、アメリカが打ち上げた探査機「Mars Global Surveyor」が撮影した火星表面の写真(画像下)から、地下水がしみ出して地表面を流れたような地形が見つかりました。このことから、火星には昔大量の水があり、現在でも地下には氷の形で存在し続けていることが、ほぼ確実視されています。

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NASA/JPL/Malin Space Science Systems  

 このように、「水」が火星に存在することはほぼ確実となっています!!!(嬉)しかし、人間が生きていく上で、「水」と同等かそれ以上に必要な「酸素」の存在は、はたして確認されているのでしょうか。そのことについては次回【火星移住計画を学ぶ】第三回「火星の大気」で触れていきたいと思います。


【最後に】

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!今回の記事は、前回とは打って変わって短めにまとめてみました。皆さんはどちらの方が読みやすいんですかね、試行錯誤中です。

【Tohoku Space Communityについて】

Tohoku Space Communityは、星空をはじめ天文学にロケット、宇宙エレベーター、宇宙建築学まで、幅広く興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動している団体です!


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【参考文献】

サムネイル画像のURL

[1] 火星の基本情報 JAXA
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/mars.html

[2] 火星とは 国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars.html


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