第3回トウホグ蒸祭開催にむけて

2022年11月5日(土)、第3回トウホグ蒸祭を開催する事になりました。反応も沢山頂き嬉しく思います。
 今年は青森県十和田市にある字樽部キャンプ場での第2回トウホグ蒸祭を5月14日(土)に開催したばかり。何故にそんなに開催するのかお伝えする必要がある。と思った次第でした。

■開催実現に向けてのハードル

今回お気付きの方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、第1回は主催がトウホグサウナ委員会でありましたが今回はMARUMORI-SAUNA側が主催となっております。
 これはこの先も開催する為、主催をMARUMORI-SAUNA。共催という形でトウホグサウナ委員会とさせて頂きました。

 第3回蒸祭の準備を進めてましたがここで保健所とのやり取りで大きなハードルが発生しました。
それは昭和23年に制定された公衆浴場法。
 正直なところ年月が経過していることもあり時代に沿ぐわない箇所や公衆浴場法に基づいて制定されている宮城県の条例を読み解き、今回のイベントに営業許可を頂けるように行政と民間側がお互いに手探りで準備をおこなってきました。
申請許可を頂けるように進めていくなかでチケット代をあげざる得ない状況になっていきました。それらをまとめると下記になります。



・イベント前日の午前中に全てのテントサウナを設営して、現地調査を受けるためのコスト
・前日設営するためのテントサウナ事前配送コスト
・イベント実施に必要な営業許可証の申請料
・各テントサウナに設置する防水マット準備コスト
・イベント定員数に応じた法規に適合する男女更衣室の設置、運営に関するコスト 
・西会津からの大型テントサウナ運搬コスト(ユニック付きのトラックで西会津-丸森を2往復します


チケット代は全て必要経費に充当しております。 
ここで妥協せずに、参加した方に東北のサウナを味わっていただきたい一心で運営メンバー全員手弁当で運営しております。

ご理解頂いた上で参加者一人一人が満足して頂けるイベントを目指しております。

第3回トウホグ蒸祭開催まで一ヶ月を切りました。チケットも残り僅かとなりましたが、ご賛同頂ければと思い、想いをこのnoteに記す事としました。


■何故今年2回目?MARUMORI-SAUNAとのご縁



まるもり不動尊公園では、2021年11月6日(土)に第1回トウホグ蒸祭を開催しています。
 第1回を行うきっかけ。言わば、トウホグ蒸祭誕生の理由は令和元年の台風19号からの復興への狼煙でした。
※その他に二つイベント形成となるきっかけもありますがそちらはサウナイキタイのアドベントカレンダー2021をご覧ください。

令和元年に発生した台風19号からの丸森町の被害は甚大で、それはMARUMORI-SAUNAも例外ではありせんでした。
 MARUMORI-SAUNAから力を貸して欲しいとの連絡を受け、共に行ったクラウドファンディングは全国から沢山のご支援を頂き今のMARUMORI-SAUNAの復興に至ります。

「クラウドファンディングのお返しをしたい。」
その気持ちが第1回のトウホグ蒸祭には込められていました。第1回の全てのコンテンツスケジュールを終えた後、夜に運営の皆でお酒を飲みながら話をしました。それは来年を含めた未来の事。
 今度開催するときは「復興した元気を届けたい」という気持ちをもって同じ月日で叶うならずっと続けられるようにやろう。
 私たちは晴天の夜空の下でイベントをやり終えた達成感と希望を持ちながらその日を終えました。

私たちトウホグサウナ委員会はトウホグという名を借りてるので東北の素晴らしいサウナを紹介したい。足を運んでもらいたいと思って活動しています。
 そのきっかけとしてトウホグ蒸祭は東北6県で開催出来たら良いなと思っています。
その中でMARUMORI-SAUNAの皆と交わした「復興した元気を届けたい」はとても重要と考え、年に2回開催でもやろう。
と今回の3回目に至りました。

11月5日(土)はお客様以上に私たちも凄く楽しみな日となりそうです。

■魅せられた各サウナの個性とポテンシャル。熱ってこんなに楽しいんだ

第3回蒸祭は第1回、第2回と比べるとテントサウナが沢山。
 皆さんはテントサウナというとセルフロウリュにアロマの良い匂い、アチアチのサウナが一般的なイメージであると思います。勿論そのイメージ合っています。
 その中で東北の県ごとで個性を持ちオーナーこだわりのカスタマイズが施されたテントサウナに、東北周遊している際に出会いました。それはとても素晴らしい出会いでこの熱を体験してもらいたい。と思い、第3回は「テントサウナオーナーの個性」について着眼し様々な10種類のサウナが丸森に集いました。

ひとつひとつご紹介していきたいと思います。

①弘前サウナ倶楽部(青森)

青森ヒバに特化したテントサウナ。ヒバオイルのセルフロウリュや蒸篭(せいろ)のヒバ蒸しで心地よい空間を提供します。スカイスパ直伝のキューゲル(アロマ氷)での絶品ロウリュと、青森名物リンゴ収穫用木箱を使用しての上下段サウニングでお楽しみください。

画像1

画像2

第2回トウホグ蒸祭でも大好評だった弘前サウナ倶楽部。これでもか!というくらい青森の特徴を活かしたサウナは個性の塊といって間違いないでしょう。青森名物リンゴ収穫用木箱をサウナベンチ、蒸篭のヒバ蒸し、キューゲルとサウナの体感も極上物です。

②STEAMS(青森)

青森市駅前ビル屋上にあるルーフトップサウナプロジェクト。今回の蒸祭りでは様々な香りを楽しんで頂ける様、オリジナルアロマブレンドを含む5種類のアロマからお好きなものを選んでロウリュを体験して頂けます。またSTEAMSオリジナルグッズも数多くご用意いたします。

画像13

第2回目トウホグ蒸祭ではサウナのコンディション調整が非常にきめ細やかでシンプルにサウナって良いなと思わせてくれたサウナです。温度調整を的確に。ってテントサウナで結構ブレちゃう事があるんですがSTEAMSは絶妙です。是非オリジナルアロマブレンドで気持ち良くサウニングして欲しいです。

③一般的なテントサウナ(岩手)

ルックスは一般的。仕様は玄人&変態向け。オーナーこだわりの高標高椅子、グッドスメルな自家製薪により快適なテントサウナ空間をお届けします。

画像3

当委員会の立花さんが運営する七時雨山荘で出会い、その当時から高標高椅子のカスタムに始まり最近では薪まで自家製という徹底ぶり。トウホグの魔改造ユーザーのサウナを是非体験して頂きたいです。見た目は一般的なMORZHでありながら高みを目指した熱紳士です。

④井戸端サウナ(秋田)

東北唯一の滝×サウナ。「日本で最も美しい村」連合に加盟している秋田県東成瀬村で、豊かな自然を活かしたアウトドアサウナを展開。茶室をイメージしたサウナ室で心頭滅却したのち、3歩で川へダイブ可能です。

画像5


画像4

トウホグ蒸祭では唯一のモバイルサウナカーです。

茶室をイメージしたサウナで自分と向き合えるサウナとしても当日人気が出そうなサウナです。トウホグ蒸祭では毎回参加して頂いております。昨年始動したばかりですが木材が良い感じに馴染んできている印象を第2回トウホグ蒸祭で受けました。丸森だと橋に配置しているのでそのまま川にドボンが一番近くてそれも良いんですよね〜。

⑤西会津テントサウナ(福島)

女性オーナーこだわりのドライフラワーで装飾した見た目も美しいテントサウナ。前回蒸祭りで好評だったカリンバもこのテントサウナ発祥です。トウホグカリンバ持参の方は是非ここで奏でてください。

画像6

当委員会メンバーゆうこさんの所有するsavotta製のテントサウナ。「年季入ってるだけ」と本人は言ってますが、ドライフラワーを装飾したsavotta製のテントサウナかっこかわいいな〜と思わせてくれました。女性に人気の高いテントサウナです。また、第1回目では近くでウィスキングをやっていたしらかばスポーツにカリンバの魅力を伝えたスポットでもあります。マイカルチャーって素晴らしい。

⑥西会津メリ(福島)

画像7

画像8

大人数が同時に楽しむことができる八角形のテントサウナ。最大20名程度が同時に楽しめる大型テントサウナは今回熱波師によるアウフグースイベントスペースとなります。テントサウナご協力 西会津町https://inaka.nishi-aizu.jp/

2020年2月に西会津で開催された際に大人数が入って楽しめたテントサウナがメリでした。なんとこちらは西会津役場が所用しているもの。交渉して今回ご協力を頂き丸森にやってきます。アウフグースプログラムをメリをで行います。皆んなで共有する楽しみはこのメリとなりそうです!

⑦山梨サ活倶楽部 /「煉獄」Enthalpy3マトリョーシカ

画像9


画像10

「断熱こそ正義!情熱を温度へ」をコンセプトに世界一熱いDIYテントサウナがトウホグ初上陸・自動ロウリュ&鬼換気システム搭載・独自の断熱理論と温湿度可視化リアルタイムweb公開で世界中誰でも温湿度が分かる※ロウリュ行為もバレる

ようやく呼ぶことが出来ました!第1回の企画段階からずっと呼びたいと思っていた山梨サ活倶楽部さんの「煉獄」が満を持して丸森にやってきます。

 椅子ではなく座サウニングスタイルなど入り方も通常と違い熱に対する世界観を感じること間違いないでしょう。運営陣も入りたい羨望のテントサウナがこちらになります。

⑧箱庭サウナ2022(宮城)

昨年蒸祭当日に完成し、大人気だった手作りサウナ。今年も2022年Verで開催当日完成を目指して計画中です。蒸祭開催まで後28日(2022年10月8日現在)

昨年突如現れた企画。イベント目前に完成したら面白いんじゃない?と話しましたが、前回はイベント開始直前に完成するというミラクルを起こしました。また、そのサウナがガラス張りで秋の紅葉が見えて綺麗だったんですよね〜。今年はまた違うタイプの箱庭サウナが誕生予定です。誕生の現場に居合わせてください。

⑨MARUMORI-SAUNA本館(宮城)

MARUMORI-SAUNAは、サウナ後に川へダイブするのが特徴のサウナです。蒸祭イベントでは唯一の電気式サウナになります。川にダイブした後は、マイナスイオンをいっぱい浴びながらの外気浴。大自然の中で思う存分楽しんでください。

画像11

オープンより5年目の年にそろそろ入るMARUMORI-SAUNAは馴染んだ木材が良い感じに輻射熱とフィットするサウナで大変贅沢な時間を過ごすことが出来ると思います。川に近いのに電気式のバリッとした熱を感じれるのも嬉しいですね。是非イベント参加者は入って優雅に楽しんでいただきたいです。

⑩トウホグサウナ委員会(宮城)

画像12

その都度違う装飾と趣味が反映されてるのでホッとしたい時是非きてください。お待ちしております。

何卒よろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?