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【詩】乞い人♯3(2022/08/03)

♯3
自分の足で立てる喜びは
自由を喜んだのか
手を叩く音に喜んだのか
覚えてはいないだろう

もっともっと
遠くへ行きたいの
もっともっと
喜んでほしいの
もっともっと
ほめてほしいの

拘束されるように
抱えられるのは好きじゃないけど
抱きしめられるのは嫌いじゃない

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