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安倍元首相の慰霊碑を参拝してきました

いやぁ‥‥今日は本当に猛烈な暑さでした。というか奈良の最高気温35℃って。
大阪や神戸より奈良のほうが暑かったのかー‥‥。
まあそんなことはさておいて、とりあえずご報告をば。

1/大和西大寺駅前の事件現場

以前にこんなツイートをしておりましたが、宣言通り行ってまいりました。

今回、近鉄電車(厳密には阪神電車の近鉄奈良行き快速急行)で移動したんですが、現場と慰霊碑を巡るということで奈良へ直行はせず、途中の大和西大寺駅で下車しました。
こちらは駅前が現場ということで、特に迷うことはなかったです。

現場前で黙祷。

未だ献花の絶えない大和西大寺の事件現場

この所に花束
(ペットボトル)等
おかないで下さい
お心だけのこして

立て札(原文ママ)

いろいろトラブルとかあってこういう立て札が立てられたのかな、というのは想像に難くないんですが、それにしては誰が立てたかもわからないし(普通は土地の管理人の名入りで立てません?)、文字も手書きだし文章も稚拙でとても公的なものに見えない。
何なんでしょうねこれ?

そして、そんな立て札に抗うかのように、そっとお花が添えられていました。
それも真新しいのがいくつも。
俺氏が来る前に、誰かが献花していったんだと思います。
本音を言えば俺氏も献花したいんですが、とりあえずここでは黙祷だけに留めて移動としました。

2/三笠霊苑の慰霊碑までの道のり

まずこれだけは言いたいんですが。

思った以上にアクセスが悪い!!

俺氏は今回、奈良の雰囲気というか空気というかを感じたいというのもあって、大和西大寺で下車して、そこから平城京跡を抜け、新大宮、奈良へと近鉄沿線をたどっていきまして、まあ距離的には5km程度だし楽勝でしょ‥‥とか思ってたんですが、三笠霊苑近辺に関しては案内板とかも特に出されてなくて、肝心の現地でさんざん迷いまして、汗だくヘトヘトでございました。

たぶんこれ、行こうとして迷う人結構いるんじゃないですかね?
ということで、これから行こうとしている人向けに地図と写真を交えて解説いたします。
なお、奈良公園近辺に関してはそれほど迷うこともないと思ったのでカットです。
とりあえず奈良公園バスターミナルのところで左(北側)へ曲がればOKです。

近鉄奈良駅からスタートするとこんな感じ。


奈良県庁前を通り過ぎ、奈良公園バスターミナルに沿って左(北側)へ曲がり、754号線沿いを北へ北へ真っ直ぐ歩きます。
転害門前を通り過ぎ、今在家の交差点を右(東側)に曲がります。
道なりに斜め右前へ進んではいけません。ついでに言うと佐保川は越えません。
俺氏は曲がる道を間違えて迷いました(1ガバ)
真っ直ぐ進むと進行方向左手に五劫院が見えます。まだ真っ直ぐ進みます。
やや広い交差点に出てくるので、ここを左に曲がります。
そのまま真っ直ぐ行ってしまうと森の中に突入してしまいます(2ガバ)
ひたすら真っ直ぐ進みます。この道で合ってる?と不安になりますが大丈夫です。
途中で引き返そうとしたり曲がったりしてはいけません(3ガバ)
右手に「三笠霊苑」の看板が見えるので右に曲がります。
真っ直ぐ進むと霊苑入口が見えてきますので、そこから右へ登っていきます。
なお、この写真の右側が駐車場になっていますので車で来ることも可能です。
登っていくとベンチがあります。さらに道なりに登ります。
しばらく登ると「特別地区」と書かれた一画に辿り着きます、そのすぐ奥が慰霊碑です。
心静かに参拝しましょう。

慰霊碑には今もなお献花が捧げられておりました。
俺氏が拝したときも、先に訪れていた方が碑に花を供え手を合わせておられましたし、前後にも車が何台も往来していましたので、やはり多くの人がここまで訪れているようでした。
今更ですがやっぱり車で来ればよかったかなとか(苦笑)

3/もっとしっかりとした慰霊碑を

遠い、わかりにくい、不便。
このアクセスの悪さのおかげでタチの悪い連中に荒らされることもないと思えば、そう悪くない場所かもしれませんが‥‥。
それにしたって第90、96~98代と内閣総理大臣を務め、外交でも幾多の功績を上げた一国の大首相の扱いにしてはいささかどころではなく軽すぎねぇかな、というのは正直否めないところです。

現場への慰霊碑建立を望む声も依然、多くある。議員の1人は「じくじたる思いだ」と厳しい表情を浮かべる。事件の重大性や安倍氏の事績をより迫真性を帯びて伝えるためには、現場近くに設置する必要があるとの思いもある。「できるなら、現場付近に設けたいという思いは変わらない。引き続き設置できる方策を探っていきたい」と話した。

【安倍氏銃撃1年】「できるなら、現場付近に」 慰霊碑完成も現場から5キロ、安堵と複雑な思い交錯 - 産経ニュース

いやもうほんとね、どうにかならんのかなと。
いっそ事件現場に銅像でもおっ立ててほしいくらいなんですが。
くだらないクレーマーのたわ言くらい一笑に付せるようにならなきゃダメだよなぁと思いました。

4/あの日失われたものと、それでも残ったもの

2022年7月8日以後の日本は、どこかおかしい。
LGBTだの、Colaboだの、トイレがどうだの風呂がどうだの、増税だの移民だの、どこか歯車が狂ってしまっているように思えてなりません。

現首相の岸田文雄が無能とは言いませんが(個人評は拙稿「岸田文雄というよくわからんおっさんについて思うところなど」にて)、やはりしっかりとした国家観に欠けるというのは誰もが認めるところだと思います。
そして、欠けるからこそ、蟻の一穴を突かれては、日本をどんどんおかしな方向へ転がしていってしまう。
こんにち、日本が安倍晋三という政治家を、そしてその後継者にふさわしい政治家を欠いているということは、日本にとって大きすぎる損失だなと思います。

ですが今日、慰霊碑を参拝して、日本はまだまだやっていけると思いました。
安倍晋三という政治家を惜しいと思い、その最期を哀れみ、またその事績を讃え、献花しよう参拝しようという人が絶えないことは、すなわち民意に安倍晋三という偉大なる先人の遺物が受け継がれている証明に他ならないと思います。
そしてそれは、日本という国にとって確実なプラスになることでしょう。

未来の子供たちが日本という国に生まれたことを誇りに思える、美しい国、日本をつくっていくために、全力を傾けることをお誓い申し上げます

安倍晋三・所信発表演説

願わくば、美しい国という理想を現実にできるように。
日本に誇りを取り戻すために。