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ZEXELスカイラインGT-Rがスパ・フランコルシャンを走りました!

1990年のスパ・フランコルシャン24時間レース参戦車の“ZEXELスカイライン”が思い出の地“スパ”に帰ってきた!

この “ゼクセルカラー”のレーシングカーを知らない人はいないのではないでしょうか。そんな特別なレーシングカーがベルギーにてサーキットランをしました!

しかも、90年スパ24時間で都平さんと組み、実際にZEXELスカイラインで参戦したD.shoysmanさんによる33年越しのドライブが実現。

D.shoysmanさんによるドライブが実現

この車両は1990年スパ24時間レースの為にNISMOが制作した2台のうちの1台。

R32 GT-Rの海外レース初参戦として、日置 和夫  総監督  率いるTeam ZEXELから2台が参戦。
55号車【福山/服部/Anny-Charlotte】
56号車【都平/木下/D.shoysman】

“着実な走りで完走することを目指した55号車”
“勝利を狙って、全開で走る56号車”

加えて、ヨーロッパ現地のヤンスピードチームからは赤色の57号車が参戦。

結果は57号車が優勝。55号車が2位。56号車はミッショントラブルにより3位。

スカイラインGT-Rは海外レース初参戦にして、1-2-3フィニッシュを飾ったのです

55号車
56号車
57号車
優勝57号車、2位 55号車、3位 56号車

今回、スパ・フランコルシャンに帰ってきた55号車はNISMOのヒストリーに残る1台。

90年スパ24時間レース後、
55号車はニッサン・モータースポーツ・ヨーロッパを通してフィンランドの方が購入、フィンランドのグループNシリーズに参戦、11勝、2度のシリーズチャンピオンを獲得。その後は30年間も倉庫に保管されていました。そして、2年前に販売され、現オーナーが購入し90年スパ仕様にレストア、今回、初のサーキットランが実現した。

56号車はスパ24時間レース後、日本に持ち帰り東京オートサロンなどのイベント展示。その後、スパ24時間ドライバーの都平 健二 がニスモからマシンを購入し、N1耐久シリーズで4勝を挙げ、94年にシリーズチャンピオンを獲得。97年OTXスカイラインになり筑波ナイター9時間総合優勝。都平健二オフィシャルサイトが保管。

2台のGT-Rはスパ24時間レース後も遠く離れた地で輝かしい成績を残しました。55号車はレストアされたので、いつかは56号車もレストアして2台を並べたい。