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産毛が撮れた

顔もみたことのない隣人が数カ月ぶりにでかめの喧嘩を始めたので、私もなんとなくnoteでこの一年書いた記事を消したりした。途中焼き芋を食べたりしながら手動でぽちぽちやってたら100近く消えた。

声色から怒ってることは明確に分かるのに何に怒ってるか分からない。木造だったら筒抜けだったと思う。毎朝、肺機能が低下していそうな老人の嗚咽を聞いていた木造アパートでの生活を思い出す。生まれて初めてねずみを見たのも、生まれて初めてカマドウマという虫を知ったのもあのアパートだった。

定期的にリセットしたくなるこれは、単純な衝動性の暴走かもしれないし几帳面故かもしれないし、あるいはなにか失いたくないものがあるからかもしれない。
積み上げた?ものを無性に手放したくなって、実際に手放してしまうのは、リモコンを机の角に沿って置く行為と大差なかったりするかもしれないんだけど、いざ無くなってしまったら結局は後悔、でも半分は安心もしてる。値は張ったけど腰に優しいマットレスにダイブしたら身体がうそだろってくらいめちゃくちゃ重くなって泥になって埋もれたのでそのまま目をつぶったらちゃんと朝が来てた。

今日は左耳に左人差し指をつっこんだら、ボコって膨れてるところがあったから、フラッシュたいてなんとか写真で確かめようとしてみたけど、ぜんぜん耳の中はうまく映らなくて、いやに鮮明になった産毛などがたくさん撮れた。

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