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摂津国衆・塩川氏の誤解を解く 第35回 物集女城跡の看板(2022)

昨日、久々に京都府向日市の「物集女城跡」の脇を通りました。
以前ちょっと触れましたが、26年程前にここで個人的にかなり不本意な出来事がありました。
誠意をもって提示した「事実の可能性の芽」を、有名どころの学者の安易な解釈によって摘み取られてしまったという…

「あの説明板、まだあるだろうか?」

既に陽も沈んだ黄昏時、恐る恐る立ち寄ってみると、説明板は新しいものに差し替えられていました。

(画像はクリックで拡大)

私にとって忌まわしいあの「復元イラスト」は消えていました。

「物集女城の調査はまだ始まったばかりです。」(…)
当然の事を述べたのに、あの件については実に四半世紀以上もかかったな。
けれど向日市さんのこの"リセット"については僭越ながら評価したいと思います。

(2022.12.03 文責 : 中島康隆)





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