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質問力の大切さを実感した話

昨晩お話しさせていただいたある知り合いの話し方に感動したので書き留めておきたいと思います。

その方とのつながりは西野エンタメ研究所関係で何度かお会いして、少し前のご本人主催のイベントにも参加させていただいた。いつも優しくて笑顔が絶えない方だが、サシでのお誘いを頂いたのは初めてだったので緊張がなかったわけではない(笑)。

話の内容を細かく書くわけにはいかないのだが、その時に彼が自分にしてくれた話し方に僕は感動してしまった。それは自分に興味を持ってくれているというだけでなく、僕の応答から心の奥底の悩みや今直面している課題などを表層化させてそれを僕自身に言語化させるというものだった。初めは僕もただ今やっていることについて質問されているだけだと思っていたが、途中から自分のモヤモヤしている部分に適切にメスを入れて行ってもらった感覚だった。過去に書籍やセミナーなどで質問力の大切さについて学んだことは何度かあったが、身をもってこれほど感動的な体験をしたのは初めてだ。

少し具体的に説明すると、彼は僕の行動や考えに対して「なぜ」を問う中で僕が上手く言語化できていない部分を探し出して、見つかり次第そこを深堀してくれた。言語化できないという事は当然十分に理解できていない事であって、人に説明するどころか自分でも明確に捉えることができていないことの場合が多い。そこを改善しなければこの先それを人に伝えることなど出来ず、故に理解してもらう事も応援してもらう事も出来ない。もしくは方向性が定まらずに行動できない状態に陥ってしまう可能性もある。

彼と話してみるまで「自分の中でどんな課題があるのか?」「何に違和感や疑問を感じているのか?」が十分に理解できていなかったことにすら気付かなかった。初めての挑戦の中視野が狭まってしまったのもあるが、人と話すことが自分の頭の中の整理にもつながるという事を知って改めて人と話すことの大切さを思い知った。

とにかく、話していて気持ちがいい時間を作っていただいた。

僕もこれから彼のような会話力を身に着けたい。

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