東郷微住スタッフ日記7/24-1

東郷微住二日目の朝、杵と臼を訪ねると、一緒に泊まった人間交差点辻岡くんがパパになっていた。今回杵と臼は素泊まりで予約したのだが、オーナーの岩佐武彦さんがサービスで自慢のコーヒーを淹れに来てくださったとのこと。杵と臼の開店準備をするオーナーご夫婦の代わりに辻岡くんが子守りを買って出たようだ。

お世話になった杵と臼のスタッフの方たちにお礼を告げると、荷物を持って微住発祥の地佐々木家へ移動。東郷ふるさとおこし協議会会長を７期務められた平本さんと待ち合わせをしていた。お天気が良ければ自転車でまわる計画だったが空模様を見て歩きに変更。JR越美北線越前東郷駅前からスタートすることに。平本さんおが慣れた様子で堂田川に沿ってガイド。これまでの経験でお客様がどんなポイントに興味を持たれるのかが頭に入っているようだ。

参加者が特に興味を持ったのはレトロな空き家と堂田川。歩きながら見つけた空き家の利用について皆が妄想を膨らませて議論が始まるのも楽しい。堂田川をさかのぼって世界かんがい施設遺産に県内初で登録された足羽川用水のことが書かれた徳光用水のミニモニュメントのところまで歩いた。今回の参加メンバーにはこのコースが刺さったようだ。まちを歩いて暮らしの様子や地形や歴史を知ることが、「東郷」を知るヒントになるのかもしれない。