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乗り物ストーリー【完全版】

僕自身の乗り物にまつわるお話をまとめた記事です。わかりやすく端的に書いていこうと思いますが、ダラダラ書いてしまう癖があるので読みにくい物に仕上がってるかも知れません。

17歳

プレイステーション用ゲームソフト「グランツーリスモ」が発売され、兄がこれを購入、これまでクルマに興味は無かったが、少しばかり興味を持ち始める。

18歳

アニメ「頭文字D」の放送が始まり、また「WRC(世界ラリー選手権)」にもハマる。

19歳

ゲーム「グランツーリスモ2」を購入しこれにハマる。WRCの影響で、ラリーを走るクルマが欲しいと思い始める。

20歳

兄がクルマを購入。「ランチアデルタエボルツィオーネ2」といってWRCの名車であった。これを受け、購入するクルマは同じくWRCの名車であるトヨタセリカGT-FOUR RC(ST185)にするんだと心に決める。また、進学を選ばず就職をした同級生が車を購入しはじめたのもこの年だった。初めて同級生が運転する車に乗せてもらうという経験をし、ますます車に興味を持ち始める。運転免許を取得したのもこの年だったはず。

21歳

その年の年末、兄がお世話になっていたショップから連絡が入る。「ポルシェ911SCの良いのがあるが見に来ないか?」というもの。当時の「軽自動車くらいの価格でいいよ」という話だったのでその購入を決めた。

22歳

911SCの購入を決めた翌年の春、卒業後すぐにこれが納車され、同級生らを驚かした。その実、当時すでに20年落ちのクルマと言うことで「コンディションは良好」とは言っても「20年落ちにしては」と言った感じではあった。

23歳

さっそく事故る。下り坂ドアンダーからのガードレールゴリゴリ。狭い道でのすれ違いで対向車ゴリゴリ。これらを受けて、ポルシェの大改修レストア計画がスタートする。今にして思えば、初心者マークが20年落ちのクルマなんぞに乗るなということだ。

大改修レストア計画のためショップへの入退院を頻繁に繰り返すようになった911SC。乗れない期間が長くなり、この年バイクに興味を持ち始め、普通自動車免許で乗る事のできるミッションバイク「NSR50」を購入した。1台目はネイキッドスタイルのNSR50であったが購入直後にガソリン漏れを起こしすぐさま売却。代わりに来た2台目は耐久仕様フルカウルの付いたNSR50で、これには長らくお世話になる事になる。

29歳

どっと飛んでこの年、仕事の関係で転勤をする事になった。いまだに入退院を繰り返すポルシェ911SCは転勤先へ持ってはいけず実家へ放置、兄に面倒を見てもらう事にした。代わりにNSR50を連れて行くが、隣町へ行くにも山を越えないと行けないような田舎であったため、50ccのパワーに不足を感じるようになっていった。モアパワーを求めてこの年、普通自動二輪車免許を取得し、原付ではないバイクを購入しようと決意する。

30歳

普通自動二輪免許を取得し最初に購入したのは中古のNSR250Rだった。単にNSR50に乗っていたという理由からこれを選んだ訳だが、実は有名なバイク、名車だったらしい。正直なところ、初心者には乗り難くあまり楽しめるバイクでは無かったように記憶している。

NSR250R

31歳

レース仕様のNSR50で初のサーキットデビュー。その後、原付レースに何度か参戦する事になる、その第一歩であった。

NSR50レース仕様車

33歳

駐車していたNSR250Rが台風の風でぶちコケて破損。修理のために必要な部品が手に入らなかったので売却を決意。代わりにCBR250Rを新車で購入する。乗り物を新車で購入したのはこれが初めての事であった。

CBR250R 購入時の姿
NSR50とCBR250R

34歳

NSR250Rとは違って、とにかく扱い易くとても乗り易いCBR250R。この楽しさに完全にハマってしまい「バイクはこんなに楽しい乗り物だったのか!」とCBR250Rに教えられた。バイクの本当の楽しさを知った事で大型自動二輪免許の取得を決意し、この年すんなりと取得した。最新の乗り物の扱い易さと楽しさ、壊れないという安心感を知った事で、すぐに壊れる古い乗り物は全て売却してしまおうと決意し、ポルシェ911SCとNSR50は惜しげもなく売却した。最終的なポルシェ911SCの姿は下の写真の通り、ルーフCTRのような姿になっていた。

ポルシェ911SC 売却前の姿その1
ポルシェ911SC 売却前の姿その2

CBR250Rはポルシェ911SCの売却資金もあって、ものすごい勢いでカスタムが進んだが、しかしながらその年、住んでいた町が水害により水没、CBR250Rもまた水没してしまう。

CBR250R 売却前の姿
水没した町

水没したCBR250Rの代わりとして、新たにCBR600RRの購入を決めた。もちろん新車での購入である。売却前の姿を見て分かる通り、600RRの購入以前からずっとこの600RRに憧れを持っていたのかも知れない。

初めて600RR乗った時、250Rとは比べ物にならないパワーに驚いたものだった。正直なところ、街中では明らかオーバースペックなバイクであるとは思うが、ワインディングを流し走るのには最高に楽しいバイクだと思う。「一体感」を感じる瞬間というのがあるのだが、その時の楽しさは言葉では言い表せないほど堪らないものがある。600ccでパワーがあるのにNSR250Rよりも扱いやすい、まさに最高のバイクだ。

35歳

長らく勤めた会社を退職、転勤先から地元に帰り、転職活動を経て現在の仕事に就いた。実家のリホーム計画がスタートする。

CBR600RR
CBR600RR
CBR600RR

37歳

原付スクーターの耐久レースにてクラス2位を獲得。遅い中でも速く走るのはなかなかどうして楽しいものがある。

原付レースの様子

38歳

実家をフルリホームし、何を思ってかグロムを購入した。某マフラーメーカーの装着見本の撮影用バイクで、ほぼ新車の新古車といったものだった。600RRのパワーに慣れていると、どうしても非力に感じてしまうが、良い意味でのおもちゃ感があって楽しいバイクだったと思う。

グロム

39歳

ようやく結婚をした事で、買ったばかりのグロムは即売却。正直なところ、結婚をする予定がありながら何故にセカンドバイクなどという無駄遣いをしたのかは謎でしかない。おそらくは結婚前にもう一度バイクの2台所有という無駄を楽しみたかったのであろう。

40歳

40歳にして子供ができた事で、バイクという一人乗りの乗り物ではなく、多人数が乗れるクルマが必要だと考え始める。

41歳

この年の年末、ついにクルマを購入した。ダイハツのブーンスタイル、ホワイトリミテッドSA3というクルマだ。立体駐車場の関係で購入する車はコンパクトカー一択、今どきのハイトワゴン系の軽ですら天井高がつっかえるので選択肢はかなり限られたものになった。しかし「仕方なく買った」のではなく、ちゃんとした理由があってコレを選んだのだった。そのへんの話はまた別の記事で。

ダイハツブーンスタイル

そして現在、また大きく生活が変わろうとしている。そして生活が変わると必然的に乗り物も変えていかなければならない。子供ができてからはツーリングに行くなんて時間は取れていない。バイク通勤は認められていないが、仮に認められていたとしてもCBR600RRで通勤をするのは仰々しく、また億劫でもある。つまりCBR600RRに乗る機会がめっきり減ったのだ。

乗っていない乗り物を所有し続けるほどの財力もないので、おそらくは近々CBR600RRとはお別れする事になりそうな予感がする。それでもバイクという乗り物が好きなので、ファミリーバイク特約が使えて車検の必要も無い125ccの原付二種あたりに乗り換えようかとも考えたりもしているが、乗る時間が無いのであれば、いくら維持費が安くなろうが無駄という意味では変わりはない。

今後の生活の変化を見て決めていきたいと思う。

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