見出し画像

EF28-105mm F3.5-4.5 USM 実験、ようやく使い方が見えてきた

ルミックスS5に合わせて使っとりますキヤノンEF28-105mmの実験、その続きです。比較対象としてLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 にご登場頂きました。焦点距離50mm、絞り優先のF5.6にして、シャッタースピードは下限に設定してある1/30となり、ISOはオートで1000になりました。手ブレ補正様々ですな。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6
50mm F5.6 SS1/30 ISO1000
CANON EF28-105mm F3.5-4.5 USM
50mm F5.6 SS1/30 ISO1250
CANON EF28-105mm F3.5-4.5 USM
50mm F5.6 SS1/30 ISO1250 AWBw A:2

2枚目と3枚目がEF28-105mmによる写真。同じF5.6に合わせましたがISOオートで1250、S 20-60mm より高くなりました。同じようにISO1000で撮るとS 20-60mm よりも暗く写ります。S5、賢いすな。

1枚目と2枚目は普通のオートホワイトバランスで、3枚目はAWBw(ウォーム)を選んで、さらにA:2としました。暖色寄りにって事ですね。その方が1枚目のルミックスの色合いに近いように思えます。(僕の目には)まぁ太陽光の下ではまた違って来るかも知れませんが。ホワイトバランス「晴れ」とか、他も比較しときたいす。

それと、周辺減光ですが、F5.6まで絞ってやると随分と軽減できる様子。そしてF8まで絞る事で、このレンズの真の力が発揮される!ような気が致しました。周辺減光もそうですが、解像感がグッと出てきます。

CANON EF28-105mm F3.5-4.5 USM
70mm F8 SS1/30 ISO4000 AWBw A:2
CANON EF28-105mm F3.5-4.5 USM
70mm F8 SS1/25 ISO6400 AWBw A:2

いやぁ、絞れば化けますね。こんだけ写りゃ良いんじゃなかろうか?ISO感度ですが、ノイズを気にして無理に開放で撮ってISOを下げるより、ISOが高くても絞って撮った方が画質が良いように思います。何と言ってもフルサイズですから、APS-C機と比べりゃノイズもあんま気にならんしね。

そういう意味では、フィルムとは比べ物にならない高感度が使えるデジタルとの組み合わせになって、新たな価値が出て来たレンズだと言えますね。

画質優先F8、雰囲気優先F3.5-4.5(つまり開放)って感じでしょうか?ようやくこのレンズの良さが掴めて来たように思います。周辺減光、解像感の甘さ、それらを絞りでどうこうする楽しみ方。昔のレンズってこんな感じなのね。

て事で前回実験しておりました、APS-Cモードは使わないような気がします。緊急時のデジタルテレコンとして使うのみに留めて置くつもりです。つまり純正レンズとそこは同じ。ただ、上記のようにホワイトバランスはA:2、このレンズを使う際には暖色に振りたいと思います。

そうそう、このレンズ、EF28-105mmですが、またフィルムカメラのEOS5QDに返す事も当然あるわけですが、デジタルでいろいろ実験したので、また撮り方が変わって来るかもしれませんね。フィルム現像代の掛からないデジタルは実験し放題で良いですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?