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FX週足相場分析 - 2023年1月第3週（1/16~）

たぬとれ｜伽藍を捨てて頭を探すFXトレーダー

FXデイトレーダーの「たぬとれ」です。週足相場分析しましたので、皆さまの今週のトレードの参考になれば幸いです。ご健闘を祈ります。

前提

FX週足相場分析の前提は以下の通りです。

  • TradingViewのFXCMロウソク足チャートに200EMAと20SMAを描画

  • 「たぬとれ」が監視・トレードする12通貨ペアをドルスト、クロス円、その他の順に分析

  • ダウ理論とロウソク足を基本とし、支持帯（Demand）/抵抗帯（Supply）、チャネルラインとフィボナッチリトレースメント(FR)、偶になんちゃってエリオット波動で分析

  • ロウソクヒゲ先より実体を重視

  • 「分析」でチャートから見れる事実を、「見立て」で「たぬとれ」のデイトレードを目的とした意見や狙いを述べる

通貨ペア別週足分析

USDJPY

【分析】
大陰線で下落ダウ更新し127台支持帯に着いて先週終了。大局上昇の急騰起点からFR61.8、最安値からFR50を達成。急落続いており20SMAと乖離。上の抵抗帯は131~132。下の支持帯は上昇チャネル下限の122～123。

【見立て】
反発想定で上のスペースに注目。下落の勢いは消えていないが明確な節目である127台支持帯に着いたのが買い材料。横軸調整した後陽線出て来れば反転ロングを狙いたい。支持帯を下抜けすれば122～123の上昇チャネル下限まで下落スペースあり。

EURUSD

【分析】
先週直近高値と戻り高値更新。抵抗帯と重なるFR50が目前に迫る。急騰続いており20SMAから乖離。上の抵抗帯まで80㎰、下の支持帯まで130㎰。

【見立て】
やや上目線。先週大きめの陽線で上昇の勢いある。但し大局下落ダウのFR50達成間近で売りが出て来るポイント。押目は拾って行くが続伸した場合は静観。

GBPUSD

【分析】
上昇ダウの押し目から先週上昇も高値は更新せず。大局下落ダウのFR50達成。20SMA乖離も包み上げてきている。

【見立て】
やや上目線。先々週の下ヒゲピンバーから先週陽線と続いており上昇の勢いがある。但しFR50達成の中、高値更新しても戻り高値の抵抗帯あり。短期上昇チャネル下限と押し安値を意識しながら押し目を拾って行きたい。

AUDUSD

【分析】
上昇ダウ更新後先週続伸。大局下落ダウでは起点からFR50達成。20SMA乖離も包み上げて来ている。

【見立て】
上目線も足場となる支持帯なく上下中途半端な位置。上昇の勢いはあるがFR50到達でそろそろ売りが出ても良いポイント。押目は拾って行きたい。

USDCAD

【分析】
大局上昇ダウの押し目が三角持合い。ミクロでは下落継続だが小さな節目の支持帯で先週下ヒゲ気味に終了。

【見立て】
方向感なし。下落の流れだが節目支持帯で下ヒゲとなり買い材料。基本的に静観。

EURJPY

【分析】
先週上ヒゲある大きめの陰線で押し安値を下抜けし下落ダウ転。大局上昇ダウの押し目としてもFR50未達。

【見立て】
下目線。押し安値下抜けで下落の勢いとスペースがある。新たにできた抵抗帯を背にして戻り目からショートを狙う。

GBPJPY

【分析】
先週大きめの陰線で安値更新し上昇チャネル下抜け。ネックラインは抜けていない。

【見立て】
やや下目線。下落の流れで勢いある。新たにできた抵抗帯を背にして戻り目からショートを狙う。ネックラインまで距離がないことは念頭に入れる。

AUDJPY

【分析】
大局上昇ダウ押し目が上昇チャネル下限でもみ合い。ミクロでは綺麗な下落ダウだが短期下降チャネル下限にも到達。

【見立て】
方向感なし。ミクロでの下落ダウの売り圧力を長短チャネル下限での買い圧力が相殺している。今週のトレードの選択肢にしない。

CADJPY

【分析】
下落ダウ更新で長期上昇チャネル下抜け。大局上昇ダウのFR50未達。急落で20SMAは乖離。

【見立て】
下目線。下落ダウ更新、上昇チャネル下抜けで下落の流れ強い。大局上昇ダウのFR50まで十分な下落スペースある。20SMA乖離のみが買い材料だが、積極的にショート狙いたい。

EURAUD

【分析】
上昇ダウの押し目が押し安値支持帯到達し20SMAも下支えする。大局では下落ダウの戻りが起点抵抗帯と下降チャネルで押さえられ200EMAと絡みもみ合っている。

【見立て】
方向感なし。長期下落と短期上昇がぶつかるポイント。今週のトレードの選択肢にしない。

GBPAUD

【分析】
先週ネックラインと20SMA下抜けし下落ダウ転。下落スぺ―スあるが過去に下落でもみ合った価格帯。

【見立て】
やや下目線。ネックラインと20SMA下抜けで下落の勢いもある。下落スペースもあるが過去に下落でもみ合った価格帯なので、ショート狙いも短期勝負に徹する。

EURGBP

【分析】
先週上昇ダウ更新も長期下落チャネル上限目前。200EMAとゴールデンクロスした20SMAが押し上げる。

【見立て】
やや上目線。上昇ダウだが長期下降チャネル目前。移動平均線とエリオット波動上昇3波初動の観点から若干上昇が勝っているように見える。強弱関係を見る監視通貨なので基本トレードはしない。


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