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誰かに話す宛もない感想

今日はベンチのプラモデルに赤いスプレーを吹きました。梅雨が遅れているおかげのロスタイムなので衝動買いしたプラモにスプレーとかできるわけです。

えー、物語を定期的に接種しないと最悪死に至るのでのべつまくなしなんか読むか見るかしてるわけですけれども。なかにはこう、いまいち感想を人と交換しづらいのがあるんですよね。そういうのをいま書いておく。

同居する粘液
これは露骨にエッチなシーンがあるタイプのアダルトコミックなんですけど、怖いんですよ。しかもかなりユニークで。エッチな漫画読んでるというのがちょっと恥ずかしいので、あんまり人には話せないんですけど。

主人公は就職に失敗してからずっとコンビニでバイトしてるようなちょっと流されやすい感じの男なんですけど、スライムと同居してるんです。そのスライムには意思があって主人公を好きで、主人公の身の回りの女の子に化けてエッチさせてくれる。みたいな話なんですけど。

ここから先はちょっとネタバレなんで読みたい人は先読んできて欲しいんですけど、話が進む毎にソイツが実は人間を食べてたり、食べた相手に擬態して増えていたり、こう、人間社会全体の脅威であることが徐々にわかっていくんですよ。

でも主人公は戦うわけでも逃げるわけでもましてや食われるわけでもなく、事実がわかるのもエッチしながら少しずつだから、なんか流されて少しずつ状況を認めていっちゃうし利用しちゃう。いつの間にかどうにもならないとこまで絡め取られてるのが薄ら寒くて怖くて。

作者のDATE先生は今も活動中で人体乗っ取りエッチコミックばっかりいっぱい描いてるんですけど、いつかまたすげえ怖いのを書きそうなので作品を追ってます。

ディック・ロングはなぜ死んだのか
映画。基本的にはミステリーなんですよ。主人公2人が親友のディック・ロングを病院前に捨てるところから始まって、なんでそんなことになっちゃったのかの謎を追う話。

いやこう、その死因がもうどうしようもないジョークみたいな話で、笑っていいのか怒っていいのかよくわかんないんだよね。酒の席で話すジョークとしてもちょっと下品すぎるタイプで。「なにこれ」ってなる。

オチをぼかした感想は人に話したことがあるから、これは話せないわけでもない話かな。あ、決してオススメの映画ではないです。

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