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オリジナリティとか独創性って後からついてくるものだよね

自分が普段からなんとなく感じていたこととまったく同じことを発信してらっしゃる記事に出会った

後半で独創性についての話が語られています

そして多くの方が真っ先に取り憑かれるのが、
"オリジナリティという悪魔"
です。

上記記事より

世の中にごまんとある「Vtuberとして売れるためには」みたいな記事のほとんどで
「オリジナリティを出して差別化をはかる」という話が出てくるんだけど
あたしは常日頃からそれに対して疑問を感じていたんよね

Vtuber始めたい! 売れたい! って考えたとき
じゃあまずVの設定から考えよか~~~~って頭を悩ませるんだけど
ここでオリジナリティを無理矢理ひねり出そうとして
なんか奇抜な設定とか考えようとするんだけど
これがぜーーーーんぜんハマんない

戸枯ナナみです! 七味唐辛子の妖精です!
味ごとに性格やビジュアルがあって
シームレスに切り替えることができます!

みたいなことをあたしも考えたけど
ぜーーーーーーーーーーーーんぜんハマんない

むしろオリジナリティあるところどこって話したら
「腕毛」って言われる荒唐無稽さ
話すと長くなるので詳しくは語らないんだけど
まあ要するにこれぐらいの荒唐無稽さを
一言で表現できるオリジナリティがこの言葉にあるんよね

んでもってこれって当然Vtuber始めた当初からつけてた設定ではなくって
後から生まれた要素なんよね

配信者のアイデンティティを
配信者及びリスナーが知った状態で
その人物に最も合致する要素こそがいわゆるオリジナリティってやつで
最初から決められるものではないと思うんよ

もっというと
このテの独創性につながる要素って
意識的にしろ無意識的にしろ
日頃からいくらか出ていて
当てはめてみてフィットしたらオリジナリティ
フィットしなかったらまた次へって感じで
自然発生的に生まれるものなんかなと

世の売れてるVtuberさんたちって
他のVtuberにはないオリジナリティがあって
そこばっか見て研究すると
「なるほどVtuberになるなら独創性ある要素をつけよう!」って発想に至るんよね

似たような話はあたしの過去記事でもやってて
自分が今からVtuber始めるんなら
今売れてる大手Vtuberの研究するんじゃなくって
例えばそのVtuberが始めたての頃にやってたこととか
爆発的に売れるようになったのはどういう要素があったからとか
そういうところに目を向けた方がいいと思うの

閑話休題

オリジナリティを初期からやるのはやめておけって理由がもうひとつあって
「奇をてらいすぎて拒否反応を生む」というところがあるんよね

デビューしたての我々って「誰も知らない」ワケじゃん?
知らないものって拒否反応出るんよ

なんか最近赤ちゃんスクイーズなんてものが流行ってるらしいけど
あたしアレのこと何も知らないから「気持ち悪ぅ……」って思いながら見てるんだけどさ
一般的に受け入れられてるのって「みんな知ってる」とか「友達が持ってた」とか
そういう「知ってる要素があるから」だと思うんよね

で、新人のVtuberが新規リスナーさんに受け入れてもらうためには
共通の「知ってる要素」が必要になってくるワケで
例えばやってるゲームとか出身の地域とか
その中に設定とかビジュアル面も加わってくるんよね

ここで奇をてらいすぎて
なんか見たことない生き物のアバター作って
××星から来ましたとか言って
共通項を潰していくと
売れるために追加したはずの要素がむしろ拒否反応につながってくる

大手ぐらいになると
そもそも事務所パワーがあったり
配信サイトがおすすめしたりと
知ってる要素が多少入ってくるので
奇抜なアバターでも売れたりするんだけど
我々木端の人間がそんなんマネしても火傷するだけなんよね

最初は量産型でもいいので
まずは始めてみて
反応がよかったものや
自分にマッチする要素が見つかったら
そこからオリジナリティってやつを生み出していけばいいと思うの

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腕毛の秘密を知りたい方がいれば是非うちのチャンネルに

戸枯ナナみ - Twitch

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