見出し画像

「あなたは何故RTAを走るのか」「RTAできるゲームがそこにあるから」ではないッ!!!!

走ってみてわかった「RTAのどこに魅力を感じるか」が多様的であること

RTAについては動画で見たりRiJ(RTA in Japan)を視聴したりと
あくまで消費者として触れていたんだけど

Strayという猫のゲームで初めてRTAを走ってみて
走者は何をモチベにしてRTAを走っているのかについて
色々と考えさせられたのでまとめてみた

同じゲームだけど楽しみ方がまるで違う

StrayのRTAの話をするんだけど

カテゴリが大きく2つに別れていて
ひとつがUnrestricted
これはGlitch(バグ技)なんでもありのルールで
もうひとつがGlitchless
こっちはGlitch禁止のルール

同じゲームなんだけど
自分はUnrestrictedしかほとんどやってなくって

何故かというと
UnrestrictedはGlitchの精度が上がれば上がるほどタイムが短くなるんだけど
Glitchlessって決められたルートをミスなく進めるほど短くなるんよね

ぜんぜん違うんですよ
同じゲームなのに

前にGlitchlessの走者に「Unrestricted興味ない?」って聞いたら
「Glitch失敗したらタイム出ないのがヤダ」って言われて
なるほどそもそもRTA走る目的が違うんだと認識させられた

どんなタイプがあるか考えてみた

理論上の最速タイムからできるだけミスを減らせるか「完璧追求型」

理論値を出すのがそこまで難しくないゲームを走る人たちがこのタイプ
ミスをできるだけ減らすのが生きがい

・記録出した自分の動画見返してニヤニヤする
・私生活も几帳面

熟練度が高ければ高いほどタイムが縮む「成長実感型」

プレイヤーの腕前が上がるほどタイムが大きく縮むゲームを走る人たちがこのタイプ

Getting Over It(通称壺)など
そもそもの操作が難解なゲームあたりがコレ
まぁ突き詰めちゃうとバケモノたちがほぼ理論値みたいな記録出しちゃうんだけど

・走るより難しいルートの練習してるときの方が楽しい
・バケモノの操作テクニックに絶望する

いい乱数を引くまでひたすら回したい「射幸心追求型」

ローグライクやローグライトとかの
ランダム要素が大きめなゲームを走る人たちがこのタイプ

とにかく試行回数を増やして
いい乱数引けたときのドーパミンがドバドバ出る感覚を味わいたいジャンキーたちのモチベーション

そもそもローグライトとかってリプレイ性高いゲームが多くって
単にそのゲームを遊ぶのが好きで
ついでにタイマー回すかぐらいの感覚でやってる人たちも

・感情の振れ幅が大きい
・「えっコレもしかして自己ベあった???」

リーダーボードに名前を載せたい「承認欲求型」

ややマイナーなゲームやカテゴリを走ってWRとって
「世界一位です」って言いたい人たちがこのタイプ

・bioに「××世界n位」を並べられるだけ並べてる
・プレイしたゲームはとりあえずspeedrun.com見る

ルートを考えるのが好き「パズル型」

オープンワールド系など
できる選択肢が無数にあるゲームを走る人たちがこのタイプ

走るというよりは
ルート構築や検証をするために走ってることが多い

・「プレイ時間1000時間です(うち本走20時間)」
・ダメージが数値化されていないゲームにキレる

遊びたいというより人に見せたい「エンターテインメント型」

通常プレイから大きく離れたり
奇っ怪なGlitchがあったりするゲームを走る人たちがこのタイプ

・「?????」というコメントが一番好き
・動く障害物が好き

自分にあったRTAライフを

ひとくちにRTAといっても
楽しみ方は人それぞれなので
自分にあったRTAを是非とも楽しみたい

あと他にタイプあれば教えてください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?