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米NFT会社CEOのハロー・キティ観が面白い

 米国のRECURというNFT売買のプラットフォーム提供している会社が、ハローキティグッズ出します。買ってみるかちょっと迷ってます…。クリプトじゃなくても、Apple Payやクレジットカードで買えるようにするみたいですよー。

ONE37pmというメディアが以下の記事で、RECURのCEOを取材しています。

CEO曰く、

Hello Kitty spoke to us as a brand that had an extreme fandom

サンリオについてあまり熱狂的なファンというイメージ日本ではなくないですか?  もちろん熱いファンがいてサポートしていることは存じ上げていますが、「ハローキティといえば、部屋全部がグッズっていうファンだよね」ってextream fandom感じは無い気がします(ややマイメロがそういうイメージあるかもですが)

別の記事でも書きましたが、こういうイメージなのかなあ。

NFTがファンコミュニティの中で本当に流行するかどうかというのは、NFTだからという観点では、私はちょっとだけ懐疑的なところもあます。バブルはあるにしても、サンリオの世界観を反映しているかとか、ファンのニーズに寄り添っているかが結局大事だと思っています。

IPビジネスVS物販議論のアウフヘーベン

 サンリオの理念である「Small Gift Big Smile」がNFTによってより体現できたら良いなと思っています。創業者の孫の辻朋邦社長に交代して、物販からIPへの流れが進んでいるように見えます。戦略性が高まった一方で、IPビジネスにおいてSmall Giftという理念をどう表現するのかなと思っていました。例えばSmall Giftとしてピューロランドやサンリオショップに行った時にエアドロップとかもらったらうれしいかも。ファン同士でコレクションを交換することでなかよしの輪が広がるようなカルチャーになればとてもサンリオらしいのかなと思いました。

 こういう意味でNFTは、IPなのか?物販なのか?という対立を超えた世界を実現する手段になり得るかもしれません。決算説明会では、このあたりの議論を時代に合わせてサンリオ時間と差定義してたのも良いなと思っていました。(モノからコトへみたいなありきたりな話ではなく)

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世界に広がって欲しい。グッズとして物販のコストを下げるかも

 日本のサンリオファンがクリプトを売買するイメージはまだつかないのですが、作った商品をすぐに海外でも売れるというのは圧倒的に強味かもしれないですね。東南アジアはもっともっとクリプトが生活に身近だとも聞きます。

 こんな感じでサンリオのビジネスについての記事書いてます。良かったら他のも読んでみてください。


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