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ディメンションを組み合わせて傾向線を入れる、売上20万円以上の顧客でフィルターする:Tableau DataSaber講義まとめ~Intermediate II その3~

DataSaberの勉強のため、講義内容を私なりにまとめました。
講義はTableauを深く理解できる内容になっていて、非常に勉強になりました。

※手順の詳細は載せず、課題で習得できるテクニック/知識を中心に書いています。講義では詳しく説明されています。
※データソース:サンプル - スーパーストア
※Tableau Ver.:2023.2.0


課題その1

2つのディメンションの組み合わせで傾向線を出す

顧客ごとの数量と利益の分布を見たい。
数量が多いときに利益が上がりやすい「カテゴリ・地域」の組み合わせは何か?

Intermediate II Q4

習得できるテクニック

  • ディメンションを組み合わせる

作成ポイント

色に2つ入れられないので、先に詳細に置いてその後色に変える。

ごちゃごちゃしているが「地域・カテゴリ」で一番右肩上がりなのは一発で分かる。

※違う表現方法の例

Small Multiples

Small Multipleとは、変化、違いなどを比較したい変数を一つ選び、それ以外のデータ変数やチャート表現はすべて揃えた上で、比較した変数のみが異なるチャートを並置する表示形式を指します。

https://visualizing.jp/small-multiples/
「地域」と「カテゴリ」を揃えて、比較したい変数(この場合は数量&利益の傾向線)を見ている。


課題その2

オーダー数が最も多い価格帯を確認する

2016年に各カテゴリで20万円以上購入している顧客を見る。
1カテゴリーずつ表示させる。

Intermediate II Q6

習得できるテクニック/知識

  • コンテキストフィルター

  • Order of operations(クエリパイプライン)

作成ポイント

・ディメンションフィルターのみで絞り込む場合

「顧客名」フィルター(ディメンションフィルター)の条件に「売上合計が20万円以上」と指定すると、「全体の売上合計が20万円以上」になってしまうので、コンテキストフィルターに変換してディメンションフィルターより先にコンテキストでフィルターをかける。

コンテキストフィルターはディメンションフィルターより前。ピルを右クリックして変換する。

・ディメンションフィルターとメジャーフィルターで絞り込む場合

メジャーフィルターを使うと、ディメンションフィルターの後に絞り込まれるので、カテゴリで20万円以上の顧客がちゃんと出てくる。

コンテキスト-ディメンション-メジャーの順番



参考文献:
DATA Saber Boot Camp Week4 "HandsOn - Intermediate II" Q2〜15 by KT 
Images:
by starline and by pikisuperstar on Freepik , by Freepik and by Freepik


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