【Axie Infinity】アクシーローリスクブリード戦略

こんにちは。

Axie shop Soy's を運営しているお豆腐です。
今回は皆さんにご質問いただくことが多い、お豆腐のアクシーブリード戦略について解説します。

Axie Infinityの始め方やブリードの方法等はわかりやすく紹介されている方が大勢いらっしゃいますので、そちらをご参照ください。

この記事は、ブリードのやり方はなんとなくわかったけど、

・興味はあるけど、何をどうブリードしたらいいのかわからない
・最近ブリードは割に合わないという話も聞くし、どうなんだろう?
・一回やってみたら失敗して怖くて次に踏み出せない・・・

そんな疑問を持つ方に向けた内容です。

なお、記事の内容はすべていかなる投資助言を行うものではありません。NFAの前提ですので、投資を検討される方は自己責任、自己判断でお願いいたします。

こちらの記事はすべて無料でお読みいただけます。

1. お豆腐がブリードを行う理由

まず、私は専業の投資家です。そのため、収益を最大化することが主な目的となっています。

私がブリードを行っている1番の理由はずばり、他の投資に比べてローリスクハイリターンであり、今後も儲かる可能性が高い(あくまで可能性)と考えているからです。

私はブリードをAxie InfinityがRoninチェーンに移行した直後、5月に開始しました。ありがたいことに、現時点で原資の約200倍の収益を得ています。

また、私は2か月目以降は複利投資を行っておりません。

仮に収益をすべて次の投資資金として投入する複利投資を行っていた場合、おそらく半年間で約800-1,000倍程度の収益になっていたと思います。
皆さんが大好きなAPYで表現するならAPY160,000%(!?)を超える勢いですね。

私はこれほど効率的且つ継続的に収益が上がる投資やビジネスはほとんど見たことがありません。
間近の10月度だけでも投資資金が約2.5倍になっています。

これは見方を変えると、原資がリスクに晒される期間が1か月未満であるということです。

おそらく同じ期間にゲームプレイはもちろん、転売やスカラーマネージャーなど他の収益手段に注力していても、このような収益を得ることは不可能に近いのではないかと思います。

2. ブリードを始めるタイミング

私は一部を除きブリードを同じアクシー個体の子孫のみで回しているのではなく、常にマーケットで仕入れて行っています。

その中でも特にブリードに注力するタイミングは以下です。

・同じ構成のBC0とBC2以降の価格差が少ないとき
・ETHが4時間足で5%以上急落したとき
・SLP、AXSが4時間足で5%以上急落したとき
・アクシーの24時間取引数が10%以上急騰したとき
・ブリードフィーの枚数調整があったとき

それぞれ簡単に解説します。

・同じ構成のBC0とBC2以降の価格差が少ないとき

これは、例えばBC0が0.091WETH、BC3の同じステータスの個体が0.09WETHというような状態を指します。

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買った親アクシーをブリードした直後に売ると、親を買うのに使ったWETHの多くがその時点で回収可能となるため、リスクに晒されるのは残った卵のみとなります。結果として収益が安定しやすくなります。

・ETHが4時間足で5%以上急落したとき
・SLP、AXSが4時間足で5%以上急落したとき

この2つが発生した直後はマーケットに出ているアクシー価格の変更が追い付かず、材料費に比べて割安になることが多いです。ブリードだけでなく、アクシーを購入しやすいタイミングと言えます。

・アクシーの24時間取引数が10%以上急騰したとき

市場が活発化されて供給が一時的に追い付かなくなるため、しばらくアクシー価格が高値安定する傾向が強くなります。そのため、ブリードして5日後に孵化した個体の販売価格が高くなることが多いです。

・ブリードフィーの枚数調整があったとき

特大チャンスタイムです。

多くの場合ブリードフィーの総額が一時的に安くなることが多く、低価格で期待値の高いブリードがしやすくなります。

上記のポイントを踏まえて観察してみると、マーケットの動きと関連通貨の動きには半日程度のタイムラグがあり、そのタイミングが参入しやすいというイメージがつくと思います。

3. ローリスクブリードのポイント

私はアクシーのブリードをするときは常に、ローリスクを意識しています。
具体的には、

・強い個体ではなく売れる個体をブリードする
・ブリード用のAXSとSLPは多くてもブリード2日分程度しか持たず、急落後は多めに、急騰後は少なめに持つ
・ブリード個体の遺伝子は厳選し、ピュア度93%以下ならBC0で売却、94%以上ならBCを調節してブリードする
・手持ちの個体で目標ブリード数に満たない場合はマーケットで親を仕入れる
・可能な限り複数の異なる構成個体をブリードする

それぞれ簡単に解説します。

・強い個体ではなく売れる個体をブリードする

これは少し難しい言葉で言うと「流動性の高い」個体でブリードを行うということです。
BC0とBC2以降の個体の価格差が一見少なくても、数が少なくあまり取引されない構成の個体だと、売れるのに時間がかかったり、想定した金額で売れないということが発生します。
こうなると収益が不安定になるため、基本的にはブレが少なくすぐに売れる人気個体を選ぶようにしています。

・ブリード用のAXSとSLPは多くてもブリード2日分程度しか持たず、急落後は多めに、急騰後は少なめに持つ

必要以上の変動リスクを負わず、安値で多く買って高値ではあまり買わないようにするということです。

最大2日分を確保する理由は、急落後に反発した際にブリードしたいタイミングで材料が不足してしまうと、結果的に材料の高値買いや、ブリードできないことによる機会損失が発生しやすくなるからです。

・ブリード個体の遺伝子は厳選し、ピュア度93%以下ならBC0で売却、94%以上ならBCを調節してブリードする

ピュア度93%以下の個体はその構成の最安値付近で売られるため、無理してブリードするメリットがありません。生まれる子供に不純物が混ざりやすくなり、結果的に収益が安定しなくなります。
ピュア度94%以上の個体はその時の相場に合わせてBC2-BC4でブリードします。高いピュア度のものは高いピュア度のものと合わせて多めにブリードします。

・手持ちの個体で目標ブリード数に満たない場合はマーケットで親を仕入れる

流動性の高い個体は簡単に手ごろな価格でマーケットで仕入れることができるため、今持っている個体だけで農場を維持しようと考える必要はありません。
結果的に無理にBCを増やした割高なブリードをする必要がなくなり、卵が晒されるリスクが少なくなります。

・可能な限り複数の異なる構成個体をブリードする

単一個体のみでブリードを行うと、ナーフ(弱体化)等による相場急落リスクの影響を強く受ける可能性が高くなります。もしナーフやその他の要因で相場変動が発生した際に、複数の構成を所有しているとリスク分散になります。

私はこのようなポイントを意識して日々ブリードを行っています。

4. ブリードの今後の展望

今後ブリードの収益性はどのように推移していく可能性が高いのでしょうか?

個人的には他の手段に比べて稼げる状態が続く可能性が高いと考えています。
大きな理由としては、ブリーダーにアクシーを生み出して販売し続けてもらうことが、エコシステムの持続的な成長に繋がるからです。

マーケットでの販売手数料はTreasuryと呼ばれるアクシー経済圏の保管庫に蓄積され、それは将来的にAXS保有者が利用方法を決定できるものとされています。この仕組みがエコシステムを支える重要な要素の一つとなっています。
一方今後は無理して短期的な新規流入を加速させるメリットは少なくなってくるため、ユーザー増加の第一要因であるスカラー制度を支えるマネージャーについては優遇されにくいと考えています。

今後ナーフやV2開始に伴う大幅な仕様変更があったとしても、アクシーを買いたくなる、売りたくなる仕組み造りやブリードフィーの調整は今後も継続される可能性が高いと考えています。


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また、お豆腐のTwitterでは今後不定期でスペースでの情報発信も行っていこうと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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