縄文楽検定(初級)第15回19.20.21 縄文海進、国宝に指定されている火焔型土器
【19】
およそ8千年前に信濃川流域に雪が多く降るようになったのはなぜ?
a)信濃川流域の人口が減ったから
b)日本海に対馬海流が流れ込んだから
c)氷河期が終わり間氷期になったから
d)日本海の気圧が上昇したから
答: b)日本海に対馬海流が流れ込んだから
暖流の対馬海流の流入によって、日本海の海水温が上昇し、ここに大陸からの季節風が吹き込むことにより、この地域が豪雪地帯になったと考えられている。
【20】
「縄文海進」の説明として正しいものは?
a)温暖化が進み、海面が上昇した
b)寒冷化が進み、海面が上昇した
c)温暖化が進み、海面が低下した
d)寒冷化が進み、海面が低下した
答: a)温暖化が進み、海面が上昇した
【21】
新潟県内で唯一、火焔型土器を含む出土品が国宝に指定されているのは、何という遺跡?
a)吉野屋遺跡
b)馬高遺跡
c)笹山遺跡
d)堂平遺跡
答: c)笹山遺跡
十日町市笹山遺跡出土品のうち928点が
平成11(1999)年に国宝に指定されている。
現在、新潟県内で唯一の国宝である。
a)吉野屋遺跡…三条市の遺跡。
頭頂部が平らか皿状にへこむ
「カッパ型土偶」など土偶が多く出土。
b)馬高遺跡…長岡市の遺跡。
出土品は300点が重要文化財。
d)堂平遺跡…津南町の遺跡。
火焔型土器と王冠型土器の
2点が重要文化財に指定されている。
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