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トフィーズの現在地 トム・デイヴィス

はじめに

はじめまして。簡単に自己紹介をさせていただきます。九州出身のもう少しで40になるおじさんです。(おっさんではなくおじさんと呼ばれたいです)趣味はFootball観戦です。心の選手はRichard Witschge アヤックスを中心にバルセロナ、ボルドーなどでプレーし、彼の最後のキャリアはJリーグの大分トリニータです。たった半年の在籍でしたが、あらゆる面で巧かったことを記憶しています。​

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贔屓チームはエヴァートンを中心に、アヤックス、HSV(ハンブルガーSV)、代表ではスウェーデン、オランダ、スイスを追っています。趣味についてはFootball以外いろいろありますがまたの機会に。

トムデイヴィスとトフィーズ

それでは本題です。ここ十年でフットボール界は大きく変わりました。もうボスマンなんちゃらも本当に大昔の出来事ですね。最近ではコロナ禍にかこつけたSL構想。社会情勢によりフットボールは右往左往です。きっと、これからも...。もうやめよう(笑)話が長くなる。

ここからはエヴァートンのことを愛称であるトフィーズにさせていただきます。「トフィーズの未来」自分はトム・デイヴィスをいつもこう言ってます。twitterでもうざいくらいツイートしてます。なぜそう言うようになったのか、理由はあったんでしょうが忘れました♫多分ですが、うんざりしてたんだと思います。ご存じの通りプレミアリーグは有り余る富をもたらしています。どのクラブもそれを見込んで分不相応に選手を買う。結果がでなければ捨ててまた買う。それに慣れてしまうのにとても嫌悪していました。そんな中、彼が現れた。ロベルト・マルティネス監督(現ベルギー代表監督)の時だったと思います。その時はサイドでの起用で、良い意味で軽さを、柔らかなプレースタイルを感じました。買わなくてもトフィーズには良い選手がいるじゃないか。それが第一印象です。(調べるとそれ以前に彼は各年代別で代表に選ばれてました)

彼は生まれも育ちもマージーサイド、エヴァートンで、11歳からトフィーズの選手で正真正銘のホームグロウンです。ここ最近で話題になっているのが慈善活動。様々なチャリティにも積極的に参加し、ピッチ外でもエヴァートン、マージーサイドに貢献しています。

そんなトム・デイヴィスですが、ピッチ内での取り巻く環境は非常に不透明で不安定であることはここ数シーズン変わっていません。要因いくつかありますが、ここでは2つ挙げます。

① 指揮官の短命 

ロベルト・マルティネス(2013~2016)、ロナルト・クーマン(2016~2017.10)、サム・アラダイス(2017.11~2018.05)、マルコ・シウヴァ(2018~2019.12)、カルロ・アンチェロッティ(2019.12~現在)※暫定監督のデイヴィッド・アンスワース、ダンカン・ファーガソンは除きます。

デイヴィスがトフィーズでプレーしている間にこれだけ指揮官が変わっています。これはまず触れなければならない要因です。見ての通り志向スタイルやパーソナリティもバラバラ、劇薬に旧石器時代にタイムスリップ(笑)と本当に無茶苦茶。この間はある程度は出場機会はあり、アームバンドを託されることもあったものの、プレー面や表情から戸惑いがあったと認識しています。

➁ 良くも悪くも無難。

これが個人的には一番気になります。おそらく中盤はセンター、サイドどこでもこなせるでしょう。ただ、決め手がない。言ってしまえばゴールに直結しない。そこで評価が分かれるのではないでしょうか。ゴール数はもちろん、アシスト数もほぼ皆無。現在のフットボールではどのポジションであろうとゴールや決定的なプレーが求められるのが主流になっています。(個人的にはそれには疑問符です)そして、中盤の選手がどんどん補強されてきました。それによりメンバー外、移籍の噂も出ました。

現指揮官アンチェロッティ曰く、彼はまだ若い。それをどういう意味で捉えるべきか。ただ、彼の活かし方はいくらか見えてきたシーズンではありました。それは「安定」です。彼が中盤の底、アンカーでプレーすることにより決壊することは格段に減りました。ポジショニングの向上、無理なボールハントの減少により、前線のタレントは守備に忙殺されることは減りました。現段階でのデイヴィスの最善の活かし方とタスクはチームに安定と安寧をもたらすことであると思います。

トム・デイヴィスの現在、そして...

デイヴィスの現在は厳しく不安定、それはトフィーズにも当てはまります。ただ、twitterでも何度かツイートしましたが、デイヴィスのこの役割こそがトフィーズを決めると確信しています。気になるのはアンチェロッティです。そもそもクラブに安寧をもたらすべき存在のはず。その彼が混乱している印象も多々受けました。もちろんこれまで指揮していたクラブとは違うことは間違いありません。しかしそろそろ彼が答えを出すべきです。それ次第でデイヴィスも決まってくる。できればそれは避けたいですが...。

終わりに

20/21シーズンはトフィーズファンの皆様にとってどんなシーズンだったでしょうか。言うに及ばずですね。ただ、ヒントは得たはずです。それを踏まえての来シーズンになります。その意味では興味深いものになるはずです。とりあえず勢いで書いてみました。ほぼ推論です。デイヴィスびいきのおじさんの戯言として読んでいただけたら幸いです。そして、トフィーズがもっと多くの人に知っていただけたらこれ以上の幸せはありません。最後まで、もしくは途中まででも読んでいただいてありがとうございました。

NIL SATIS NISI OPTIMUM  hang in there. TOM DAVIES.


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