見出し画像

2月19日1軒目根古屋(広島県竹原市・竹原)

この日朝早く竹原市に向かいました。この日は3軒回らないといけなかったのでオープン時間が早い目当てのお店があるこの竹原にまずはやってきました。竹原駅のあるJR呉線は本数が少ないので予定通りに回らないと全部のお店を回れなくなるからです。だから無茶なハシゴになって苦しくなることもしばしば。今回京都回った時も苦しかった 笑

この日の天気は雨だったけど、小雨だったので気にせずお店に向かいつつ町並みを見てまわりました。

安芸の小京都と呼ばれる竹原市。町並保存地区あるほど歴史を感じる建物が並びます。アド街ック天国でも取り上げられたこともありますね。それも2回。関東地方での認知度は低いですが一度は行ってみたらと思いました。そんな町中にあるのがお目当てのお店 根古屋さんです。

店構え

こんな町中で営業してるのって、大変さもあるんだろうけど、なんかかっこいいです。白く綺麗な暖簾をくぐって中に入ります。

中に入ると広い玄関があります。そこで靴を脱ぎスリッパを履いて中に。店内は外とは打って変わって新築のように改装された木を感じる綺麗な空間がありました。

元々は民家なのですごく広い訳ではないですが、窮屈さはありません。1番客だったのかテーブルには台湾カステラが冷ますために置いてありました。また、ひな祭りも近いことから雛人形が飾られていました。町の取り組みでいろんなお店で置かれているようです。

和の空間からメニューを見ると台湾のメニューが並びます。牛肉麺以外はスイーツとドリンクメニューのみ。次のお店のことも考えて台湾カステラと豆花を注文。注文後にお店の男性に自分が大王だと伝えました。来てくださったんですねと喜んで奥のキッチンにいた奥さん伝えに行くと奥さんも出てきました。いつか来るだろうと思ってはいたようでしたが、大王がnoteを書くのが遅れていたのもあって今日だとは思ってはいなかったようです。実はここも大王が豆花の作り方を教えたお店の一つなんです。過去に大王の教室に習いに来ていて、この竹原にお店を開くに当たって大王から豆花匙やレンゲの注文してくれたんです。それでお店の存在を知って今回お店を訪問しなければとやってきたのです。

豆花は温かいの冷たいのと選べたので、温かいのにしました。豆花1杯1000円と少々高めの値段設定ですがボリュームもあるし、トッピングの種類も6つと多いので満足感はあります。しっかりと固められた豆花ですが、滑らかで柔らかい。以前、道具の注文を受けた時に豆花の作り方についてのアドバイスを求められていました。大王の使う豆乳と違うので寒天も入れて固めているが大丈夫かと心配していました。自身が美味しいと思う物であれば自信持って出せばいいし、大王が教えた物を頑なに守る必要もないですよと伝えると、安心して試作して作った豆花だったのです。微量だそうですが寒天が入ってるとは思わないし、十分美味しい豆花だと思いました。

美味しいといっても豆花自体、ここではあまり知られていない食べ物。入っているトッピングの説明書も添えられていて豆花初心者にも親切ですね。芋圓は大王が教えたレシピのまんまだそう。

台湾カステラはフワフワで甘さ控えめ。大王の後に来たお客さんは台湾カステラを注文する人が多かったですね。持ち帰りする年配女性もいました。大王が来てからちょこちょこお客さんが来たのもあってお店のご夫婦と話す時間が途切れ途切れになってしまいましたが、いろいろお話をさせていただきました。

ご夫婦は元々は福井在住だったのが縁があってこの竹原でお店を開くことになったんだそう。最初は賃貸で借りていたのが建物自体を買い取り自宅兼店舗に。ところが令和3年7月の豪雨で床上浸水し建物の修復しなければならなくなりました。コロナもあって中々大変なことを経験されてました。ご夫婦からはそんな苦労を感じさせない穏やかな雰囲気が感じられて真似はできないと思いました。他のお店にも行ったりしているそうでこれから大王が行くお店や関西のお店も行っていて、すごく勉強熱心な夫婦です。そういえば広島のテレビ局に豆花が紹介されてました。

観光地というのもあり日曜や祝日が混み合うことが多いそうです。逆に平日や土曜が空いているようなのでもし広島に行かれるのであればこの竹原と根古屋さんを訪れてほしいなって思います。お店を後にする時、奥さんからパイナップルケーキをいただきました。美味しくいただきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?