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語り部 自己紹介

こんにちは。

山口記弘と申します。

私、学校卒業以来、東映一筋、大阪と太秦あわせて40年近く働いてきました。

これまで人生の大半を過ごしてきた会社なのに、どんな会社なんだかあまりよくわかっていませんでした。変な会社とは思っていましたが。

映画や刑事ものとか特撮とか時代劇なんかのドラマを作っている会社でイベントやったり、ビデオ販売したり、商品作って売っていたり・・・。

世間の人に聞いても、おじいちゃんおばあちゃんはチャンバラの会社と言い、おっちゃんおばちゃんはヤクザの会社と言い、若者は仮面ライダーの会社?よく知らんと言います。

東映で働く大半の人は、目の前の仕事に追われて、後ろを振り返ることなく、前ばかり見てきたので、どうして誕生したのか、先輩たちがどんな仕事をしてきたのか、他の人がどんな仕事をしているのか、何となくはわかっていても、その実体はつかみきれていない感じです。(知っていたらごめんなさい。)

そんな私、ちょっと前から、会社人生も最終コーナーに差し掛かり、コロナもあって、そろそろ、これまでお世話になった東映や太秦について自分なりにまとめてみようと思うようになりました。調べてみると、東映は昔、時代の荒波に乗って、結構有名な人物や出来事とかかわることが多くあったりして、高校で社会部だった歴史好きの私としては面白いことだらけでした。これはみんなに伝えなければならない!

そこで会社の偉い方に相談しましたところ、「ウチも70周年だから記念に東映の歴史ブログでも書いてみたら」とのありがたいお言葉をいただきました。

ということで自分なりに調べた東映の歴史、脱線もすると思いますが、社内だからわかる資料なんかも使いながら、これからボチボチと皆さんに語ってまいります。

あ、そうだったの!という話があれば何よりです。

まあ気楽に読んでください。

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「アーノネおっさん わしゃかなわんよ」

好きです。高勢実乗(東映誕生前の1947年逝去)