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認知症予防と栄養アドバイス


皆様、こんにちは。
パーソナルジムhopeの轟です。


今回は、認知症予防のための食事アドバイスについてお話しします。


認知症は、日本の高齢化とともに患者数が増加しています。
2020年には、65歳以上の方の患者数は約620万人とされ6人に1人程度が認知症だと言われています.


また、18〜64歳に発症する「若年性認知症」の総数は、約3万五千人とされ、その7割が仕事を退職していて、6割の世帯収入が減少しています。

認知症はもう高齢者の方だけの病気ではなくなっているのです。
なので、早期から認知症予防に努めていくことがとても大切です。





はじめに、認知症には大きくわけて「3つのタイプ」に分類されます。


1つ目は、「アルツハイマー型認知症」。

これが最も知られていて、認知症全体の50%を占めています。


2つ目は、「脳血管性認知症」。

脳梗塞や脳出血などのいわゆる「脳卒中」が引き金となって発症します。

3つ目は、「レビー小体型認知症」。

レビー小体とよばれる、異常なタンパク質が脳の神経細胞に沈着することで起こります。





最も多いアルツハイマー型認知症は、
「アミロイドβ」と呼ばれるタンパク質が大脳皮質と呼ばれる脳の一部に沈着していくことが原因とされています。


つまり、認知症を予防するにはこの「アミロイドβ」が脳に蓄積していかいようにしていかなければなりません。




次に、アミロイドβの脳への蓄積を防ぐ食材と認知症予防に効果的とされる食事スタイルについてお話しします。


1つ目は、青魚です。

青魚に含まれるEPAやDHAが血液をサラサラにする働きがあります。
脳に十分な栄養と酸素を送り込めるので、アミロイドβの蓄積を防ぐ効果を見込めます。

認知症予防の観点からも世界から注目されています。



2つ目は、野菜や果物です。

これらに含まれる、ビタミンCやポリフェノールをはじめとする「抗酸化物質」が体の酸化を防ぎます。

酸化、つまり体の「サビ」を防ぎ、認知症の原因とされるアミロイドβの蓄積を予防します。



3つ目は、認知症予防におすすめの食事スタイル「地中海食」です。

地中海食とは、オリーブオイルや魚、豆類やナッツなどを多く摂取して、ソーセージやハムなどの加工肉、お菓子やケーキなどのデザートを控えていくという食事スタイルです。


アメリカやヨーロッパでも、地中海食は
「高い記憶力と思考力」を維持する効果があり、認知機能の維持に役立つと考えられています。

地中海食について詳しく知りたい方は、検索してみてください!




以上が、認知症についてとその予防のための食事アドバイスでした。


認知症の予防には、これを摂っていれば大丈夫というものはありません。

魚やオリーブオイルの、脳と血管に良い働きをしてくれる脂や、体内の酸化を防いでくれる抗酸化物質である野菜や果物を積極的に普段の食事からとっていくようにしましょう!




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