小学3年生の記憶旅、そしたら知らない島に?!
小学3年生ぐらいの、記憶旅。
友達6人で行った『S浜』
21歳久しぶりに、行きたい!!!!!S浜でゆっくり絵を描きたい。
出発:14時20分。
簡単に着くと思っていた。
何も疑わない若さ。着くのが当たり前。
結果を知っている、今の私が言おう。
『小さいころの記憶に頼りすぎた』
物語の始まりは、あの森の先
記念に謎の食べ物、パシャリ
最初から危ない。こんな歩きづらい道だっけ??
疑わず前に進む人は、最強説。(未来の私:怖い)
隣はもちろん海。
今日の天気は快晴!!
その先を超えると、違うゾーンへ
近づくと山が大きく見える
不思議な岩
石が丸い
後ろを振り返ると・・・どこよ
前を進むと岩だらけ。
私は岩を歩く。いろんなバージョンの岩だらけ。
岩にもいろんな形がある。
2時間10分経過
歩きながら思ったことは、長い。いつになったら着くんだろう??
早く、見えてる先に行きたかった。
違う景色を感じたかった。
記憶の知ってる風景。S浜。
カメみたいな岩
ここはファンタジーかも知れない。
変わってるものが多い。おとぎ話のようなキャラクターたち。
顔に見える世界観。
ここらへんで光がさしてきた。なんか知ってる。見たことがあるような景色。この岩、小学生のときか見たことがあるような・・・
また後ろを振り返ってみる。
ああ長い。また先に行ったら、山。超えても先に山。
ここは人生か。
やっと問題をクリアしたかと思ったら、また悩みみたいな。
問題発掘番組か。
本当にたどり着くんだろうか??S浜よ。
2時間たっても、1回も休まず進む。水もそんな飲んでない。
安心できない。妹が休もうと言っても、不安な私は先に進みたい。
休んだら、早くS浜に着かない。
知ってるふうな景色でも、怖い。安心なんてできない。
S浜でゆっくりしたいから。早く着くために足を止めてはならぬ。
はぁ長いわ。
海・岩。砂浜どこだ??
また違うエリア。
ちょっと待ってください。怖い。恐怖!!
行きたかった場所が海の向こうだなんて・・・
恐ろしすぎる。目的地が全然違う。
それどころか、ここはどこだ??
しかも知ってる場所は、海を泳がないと着かない。
こんなことってある??
妹と私は知らない島に来てしまった。
小学生のこの場所記憶、あてにならない説。
どうしようどころではない。
考えたことは、家族私たち居なくなったことで捜索願いださないか??
21歳・19歳・行方不明。
恐怖!!!!!
さらに恐怖。太陽が沈んできてること。恐ろしい。
これ以上私たちを追い詰めないでくれ!!!!!!
心臓に悪いから。
この場所どこ問題・おうち問題・夜問題。おっそろしい。
はぁとりあえず先に行ってみよう。どうしょうか。
私に余裕なんてない。
珍しい景色ばかり。でもなんか見たことがある。なんでだろう??
異空間。普通なら珍しいものばかりでハシャグだろうに。
恐怖。私たちは、夜を知らずに帰れるか??
もう泣きたい。おうちに帰りたい。
この岩ってたぶん珍しいものであろうに・・・
クマみたいな足跡。
余裕がない。
泣いちゃっていいですか?怖い。
どうか夕日よ沈まないで。暗くなったら、野宿ですか??
しかも鳥や猿のキャッキャッ。怖い。
生きて帰れますか??
少ししか飲んでなかった水筒に手を伸ばした。ごくごくごく。
ああ生きたい。疲れた。怖い。
珍しい岩にトキメク心が、湧いてこない。
どうかどうか、夕日よ明るいままでいてください。
時刻は17時35分。おそろしい時間やないか。
お母さんに電話。電話つながった。
神様ありがとう!!!!!
そしたら、ここは家から車で5分ぐらいのとこらしい。
近いやん。よかった。
『海から行く人なんておらんで。危ない』ってお母さんに怒られた。
なぜここの景色が見覚えがあるかと思ったら・・・
たぶん小学生の時、フェリーに乗った時の記憶か。
この岩たち知ってた。記憶ってすごい。
1回行った場所でも覚えてるもんだ。
友達と行ったS浜は、自転車で行った記憶だった。
ときに脳は、記憶をさかさまにして出現する。ややこしや。
そこから25分後ぐらいに、お母さんとお父さんがやってきた。
ありがとう!!!!!感動の再開。
もうこんなことはしない。恐ろしい体験すぎる。
海の波も激しくなくてよかった。
激しかったら、岩に手を伸ばして進むも怖かった。
18時31分以降になって、暗くグラデーション。
階段をゆっくり降りる4人。
お母さんたちは急いで来たもんだから、懐中電灯を持ってない。
ピンチ!!!!!!!!!
だけど私たちは、ガラケーを持っていた。
ガラケーの光を頼りに歩いた。
『ガラケー持っててよかったね!!』
本当に黒だ。世界は黒だ。
山の中は、本当光がない。
20分歩いた。車まで、ゆっくり前に進んだ。
なぜか私たちが迷子になった話が、お母さんの兄じゃに伝わって。
非常にきまずかった。『大丈夫か?』
私たち4人は、おおごとにしたくなかった。
恥ずかしいじゃないか、車で5分。そこから歩いて20分迷子。
なぜか海の方向から歩くおかしな姉妹。
ヤバイ人の烙印だ。多くの人に知られたくない黒歴史。
つまり恥ずかしいお話。
妹と私は下を向いた。
心配してきてくれて、たったS浜に向かっただけ。
それがおおごと。ひやーーーーーーーーーー、
『みなさまごめんなさい。心配かけてアイムソーリ。』
という勇気が私にはなかった。
今思う。大人たち心から、心配してくれてありがとう。
『ラビュー』
この冒険は、13年経っても忘れてない。
これって面白い経験かもしれない。写真も撮れてよかった。
この恥ずかしさが、こうやって文にできる。
脳が忘れず、鮮明に覚えてくれてる。
今じゃ笑える種かもしれない。
失敗も悪くない。
あのときの話も今こうして盛り上がれる。
「やってみた大賞」とかけまして「やってみたって悪くない!!!!」
マイネームイズ:ミッケ。 今迷ってます。さまよってます。 なにか今おいしいものが食べたいです。