3週目(松葉杖ギプスヒール→装具中敷き4枚)

いよいよギプスを外して装具装着。

装具をつけるにあたって、整形外科の先生からの注意点は以下の通り。

・傾斜をつける中敷きは4枚からスタート、かかとにぴったりつける。
・装具は固く、すねが痛くなるので、サッカー用の靴下(厚手の靴下)を用意するとよい。
・家の中では装具脱いでてもよし、装具なしで歩かない!
・お風呂も湯船に浸かってよし。ただし、傷口のかさぶたは自然にはがれるので、無理にはいだりさわっちゃだめ。
・慣れるまでは松葉杖を使うこと。
・健側の足も、かかと高めの靴(ランニングシューズとか)を履いて高さをそろえること。

…両足をつけて歩ける喜びよ! 不安定なギプス生活からの解放! うれしい!

装具はスキーブーツに似ており、足首までがっちり固定されていて安心感がある。これをつけている限りは再断裂はしないとのこと。ありがたい。

健側の足を出す、装具の足をそろえる、というドラクエの村人のような歩き方をして歩く。普通の歩き方(足を交互に前に出す歩き方)をすると、つなげたアキレス腱が伸びて戻らなくなるらしい、、、怖っ。

ちなみに装具代は5万円弱。ただしこれは治療用装具なので、手続きすれば7割は健保から払い戻しされる。

足回りを測って作ってもらったオーダーメイドの装具。
室内でも履けるようにカバーもつけられ、空気をシュコシュコ入れてぴったり具合を調整もできる。
ダイヤル(何のためのダイヤルか忘れた)もついていてコナンのキック力増強シューズごっこもできる。すごい。さすが5万円。

そして何よりもお風呂!ひさびさの湯舟!

患側に体重がかからないように入るため、熱湯風呂みたいな入り方で入る。
こすってもこすってもいつまでも出てくる垢と、筋肉がごっそりなくなってふわふわのふくらはぎに驚きを隠せない。
たかだか3週間歩かない&お風呂入らないだけで人間の足ってこんなことになるのか…とぞっとする。

競技復帰までの長さ(1年)をあらためて感じるのだった。