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ショーケン萩原健一の夢をみた朝

左が井下靖央D、右が坂崎彰D
筆者と井下靖央D 唯一の2S 1990頃


先輩の夢をみた。奇妙な夢だ
左が井下靖央D、右が坂崎彰D
下の写真は1990年頃で、唯一ある井下さんとの2ショット(といえるようなカットではないけれど)だ。

2人とも若くして他界されてしまったが、
夢の中では生きていて、駅前の雑踏でバッタリ出会った設定の夢だ。久しぶりに会って、嬉しくて走り寄った。すると、井下さんがスマホを取り出して「LINE交換する」とボソボソ喋った。で、うまく交換できず苦労する、という夢だった。

当時は今みたいにパチパチ写真撮らなかったから貴重だ。2人とも今の自分より若いはずだけど、やはり先輩にみえる。

寝る前に、スマホの整理しててその時、懐かしい、と眺めたから夢に出たんだと思う。

井下靖央 TBSを代表するディレクターの1人
想い出づくり、ふぞろいの林檎たち、などで山田太一氏から絶大なる信頼をおかれた

坂崎彰 TBSを代表する無頼派ディレクターでその職人技には定評がある。松本清張シリーズ、石井ふく子Pとの吉永小百合作品、渡る世間は鬼ばかり、傷だらけの天使と同時期に、萩原健一主演「新宿さすらい節」をプロデュース

課長サンの厄年 ロケ風景
安曇野ロケ初日、50人いる撮影チームで、私だけがデカい蜂🐝に刺されたあと、萩原さんと話しているのをカメラマンが撮っていたものですが、この写真のせいで萩原さんに殴られながら監督していた、と噂になりました笑。この写真の時は穏やかな状態でしたか、この数時間後、萩原健一は鬼に変身したのであります笑

萩原健一の夢を見た
荒唐無稽な夢だ

古い大学の広いすり鉢状の講義室で、萩原健一が講演をするのをショーケンファンの人たちと一緒に聴きにいく、というもの。現実には、あり得ない設定だ。講演会の類は、本人がやらないだろうから

昨日の井下靖央D、坂崎彰Dに続き2夜連続、、

坂崎彰先輩が「新宿さすらい節」のプロデューサーをやっていたからだろうか?坂崎さんとは、代議士の妻シリーズ、松本清張原作 迷走地図、渡る世間は鬼ばかりなどで助監督をつとめた。一般的には馴染みのないタイトル「新宿さすらい節」(演出 龍至政美ほか)は、有名な「傷だらけの天使」と、同時期に撮影されたTBSの連ドラ(金曜ドラマ枠)だ。残念なことにTBSのライブラリには1秒も残っていない

坂崎さんからは、昔の様々なドラマ逸話を耳タコレベルで聞かされていたが、「新宿さすらい節」の話はほとんど出たことがなかった。簡単に語れないことが色々、起きたんだろうことは想像にかたくない。萩原健一さんに関しては、体験した者同士ならではの連帯感がある、と感じている。もし、坂崎さんがまだご存命なら、きっと萩原健一の話が沢山できたかと思うと残念でならない。死後の楽しみの一つとしよう。

夢から目覚めたあと、薄暗い部屋でいわれのない喪失感に襲われた…時には思い出してくれよ、という啓示だったのだろうか

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