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「聖地の訪灯~マンガの灯台~」

灯台訪問の魅力をお伝えする「訪灯シリーズ」。今回はいつもと趣向を変えた伝え方で灯台訪問の魅力をお伝えします。

 「訪灯シリーズ」はこちらでまとめて読めます
 有料マガジン(500円):灯台訪問を楽しむための六ヶ条

灯台の楽しみ方は様々ですが、その内の一つに「灯台訪問」があります。でも実際に灯台訪問をしたことがある方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

恐らくここで「灯台訪問」の魅力を懇々とお伝えしても、普段灯台に関心のない方が行動に移すまで響かせられる可能性は極めて低いでしょう。

しかし、そんな灯台に興味のない方も自分の興味のあるマンガやアニメのキャラクターたちが灯台を訪問している姿を目の当たりしたら「あれっ、灯台もアリかもしれない」「自分もやってみよう」と身を乗り出してくれるかもしれません。

そこで今回は、灯台好き(かつマンガ好き)である記者自身が取り上げる「灯台シーンのあるマンガ」から、比較的お手軽に訪問することができ、かつその灯台を訪れたら「ついやってしまう行動」を中心に紹介したいと思います。

なお、引用しているマンガのコマは、マンガファンのためのマンガサービス「アル」のコマ投稿機能より使用しており、キチンと出版社および作者の方に許諾を得ております(灯台のコマを好きなだけ貼れて嬉しい!)。

そのため、全てのマンガが掲載できる訳ではないので、今回はキャンプブームの火付け役とされるマンガ『ゆるキャン△』よりコマ引用したいと思います。※無駄を削ぎ落としたと評されるマンガに灯台がよく出てくるのは嬉しい!!

灯台へ行ったら「灯台でかー」と、見上げたくなる!
日常生活では滅多に見上げる機会はありません。つまり灯台を「見上げる」ことはそれだけで非日常体験への入口です。


灯台行ったら登って海を眺めたくなる!
灯台と海の相性は抜群です。灯台と海の間に立つと、まるで陸地(有限)と海洋(無限)の狭間にいて世界の中心にいるかのような感覚を体験できるかも。
灯台行ったらフォトジェニックな写真を撮りたくなる!
灯台といえば映える写真。自然風景と織りなす景観美や友人たちとの思い出のリア充写真のフォトスポットには是非とも灯台でどうぞ。


マップ見て灯台行ったら撤去済みだった!
これは結構マニアックな灯台あるある。灯台マニアならカーナビに映った灯台アイコン目指して空振った経験は一度や二度ではないはず。灯台訪問は計画的に。


荒ぶる木々を抜けると灯台だった!
意外と知られていませんが、灯台があるのは海に突き出た岬だけとは限りません。特に林で視界を制限されてからの空と海が開ける視覚誘導には、灯台好きでなくとも「ふぉぉー!」と叫びたくなるはず。


自分の大好きなマンガやアニメが出る地域を訪れることは、つまり「聖地巡礼」です。

それは世の数多のマニアたちにとって至高の時間。あの名場面の、あのキャラクターの、あの名ゼリフの、大好きなマンガの1コマを自分自身の目で見て、耳で聞き、肌で感じられます。

聖地巡礼の醍醐味は、マンガの1シーンをトレース(擬似体験)することで、大好きなマンガにより深く没入し、マンガ愛を深めることができることです。

是非ともこの機会にマンガ愛だけでなく、灯台愛も深めて欲しいですね。

なお、マンガファンのためのマンガサービス「アル」のコマ投稿機能では、他のマンガでの灯台シーンも随時投稿していきますので、#灯台 でチェックしてみてください。

村上 記

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ちょっとした心構えの違いで灯台訪問が楽しい旅の思い出の一つに変わりますので、灯台を訪れる機会に思い出して頂ければ嬉しいです。

これまで200基以上の灯台訪問経験のある記者が、実践できる灯台訪問の「楽しみ方」をご紹介します

年々その数を減らしている灯台を護るため、灯台を訪れる魅力などをお伝えするプロジェクト。灯台マニアの方のみならず、灯台のある風景を通じて地域の魅力を再発掘したり、地元の原風景を護りたいと願う方々の想いを大事にしていきたいです。