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納品を済ませました

やっとのことで仕上げた緞通をさっそくお客様の手元にお届けしました。
お玄関の写真を見ながらお好みの色や柄を相談していくのは楽しい作業だったのですが、いざ織り始めてみると選んだ糸の色合いが気に入らない。悩んだ末、5分の1ほど織った段階で一から織り直すことにしました。それで余分な時間がかかってしまって。。

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でも待ってくださったお客様のおかげでイメージどおりの緞通になりました。天野紺屋さんの藍染め2色に草木染で色を重ねた茶色と白茶を使った「鳳凰縁龍文」です。

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ちなみにこのアンティーク中国緞通は今までお玄関に敷かれていたもの。こちらもウールの柔らかな地色と藍染めが美しい逸品です。

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こちらは仏間に敷き詰められた8枚の蟹牡丹。ご先祖様が入手されたものを赤穂のつづれやさんで染み抜き手入れ依頼されたものです。

納品にいったついでに厚かましく写真を撮りまくった失礼をお許しください。お届けした緞通は今後生きている限りお手入れを承ります。私が死んだのちも工房の次世代がお手入れいたしますので、ご安心を!

赤穂緞通工房ひぐらしG wrote 

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