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チアはチアでも応援部のチアなもので...

このnoteを読んでくれてありがとうございます。はじめまして、チアリーダーズ二年のみきです!私がご紹介するのは

「チアリーダーのおやつ事情」

です。

気づけば季節はもうすっかり春。食欲といえば一般的には秋ですが、チアリーディングというハードなスポーツをする私たちにとって、エネルギー補給は年がら年中欠かせません。練習前のやる気チャージに、練習後のご褒美に。チア二年も、実は結構な割合でカバンの中におやつを忍ばせています。物欲しそうな目で見ていると、たまにお裾分けもしてくれます。いつもありがとう。
また、チアリーダーズの備品として塩分チャージを練習場所に常備しているのですが、練習中にお腹が空いて耐えられなくなった時には、みんなポリポリ食べています。もちろん塩分を取るためでもあります。が、特に冬場は塩分より小腹満たし要員です。腹が減ってはスタンツも出来ぬと言いますから...

チアリーダーのおやつ事情と題しましたが、これからご紹介するのは私個人の最近のおやつです。アンケートでも取ればよかったですね、いま気付きました。また次回noteを書く出番が回ってきたら書くことにしますので、今回はこれでご容赦ください。

それでは気を取り直して。

チアリーダーの最近のおやつ 
その①焼き芋

そうです、おいもです。
生まれてこのかた、焼き芋が嫌いだと言う人に出会ったことがないので、日本人のほとんどは、おいも、好きなんじゃないかなと思っています。
季節感はどこへと思ったそこのあなた、確かにさつまいもの旬は秋ですが、ありがたいことに、少なくとも東京のスーパーでは、今の時期でもちゃんと置いてくれています。
さつまいもさえ手に入れば、あとは軽く洗ってオーブンでブンです。ものの数十分で自家製焼き芋の出来上がり。素晴らしいですね。テクノロジー万歳。オーブン機能付きの電子レンジがあれば、なお便利です。一人暮らしを始める方、焼き芋用に電子レンジはぜひオーブン機能付きを。調理済みのも大変美味ですが、若干割高なので、個人的には自家製をおすすめします。色んな品種も試せますしね。
あと家で焼くなら、さつまいもは小さ目を選ぶと成功しやすいです。大きいものだと中まで火が通るのに時間がかかって、外側がパサパサになる確率が高いです。ホクホクも良いですが、最近流行りのねっちょりデザート系がお好みなら、まずは欲張らず小さくて細いものから。一本で小腹がちょうど満たせるぐらいを探すといいと思います。
焼き芋の良いところは、なんといってもその満足感。あくまでおやつなので、あまりお腹いっぱいになるのも困りものですが、授業後、練習前に食べるものとしては最適です。平日の練習は基本18-21時。準備もあるので食べられるのは17時前後です。晩ご飯をがっつり食べるとお腹いっぱいで動きが鈍るし、かといって、小さなお菓子では足りないというワガママな私にはピッタリのおやつでした。しかもなんと、冷蔵庫に入れておくと、摩訶不思議なことに焼き立てより甘みが増すのです。秋学期後半は、毎週のように大量に焼いて、小分けにしたものを冷蔵庫にストックしていました。毎日焼き芋が食べられる多幸感は計り知れないです。

チアリーダーの最近のおやつ 
その②八朔(はっさく)

また黄色いものが出てきました。
これは全く意図していなかったのですが、2枚目の写真、お皿のカバさんと相まって、おいもカラーになっていました。古今東西、黄色いものは美味しいと決まっているので仕方のないことですね。
我が家では、冬になるとみかんがテーブルに常駐し始めますが、しばらくすると、八朔にシフトチェンジしています。八朔の旬はまさに今。みかんよりグレープフルーツに近い柑橘で、けれどグレープフルーツより果肉が硬くてぷりぷりしています。爽やかな甘さで、食後に口をすっきりさせたい時にちょうどいいです。食感がしっかりしている上に大玉なので、個人的にはみかんより満足感が高いです。剥く手間がかかるのが玉に瑕ですが、これも、一度に2、3個剥いて、タッパーにでも詰めて冷蔵保存しておけば解決です。
こちらは、9-15時で練習がある日曜の昼休憩で食べる為によく持って行きます。お弁当を食べてお腹を満たしたら、八朔で気分をリフレッシュ。そうすれば、午後の練習へも気持ちよく向かえるというものです。

さて、先ほどからおいもやら八朔やら、やたら健康志向なおやつしか出てこないですね。ダイエットでもしてるのか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。確かにチアリーダーの端くれとして、食べるものには気を使っています。もちろん。そりゃあそうです。断じて、夜の練習の帰りにから●げクンを買ったりなんて、そんな不摂生なことしていませんとも。
...し、していませんよ?

(※世の中には、体重管理の為に毎食食事を記録して提出する、なんていうチアリーディングチームもあるようです。しかしKRANZではポジション関係なく、そういったことは一切行っておりませんので、どうぞご安心ください。体づくりは各々自由に出来ますし、プロテインも、飲む飲まないは個人の裁量です。)

とはいいつつ、こんな草食動物みたいなおやつでは、確かにちょっと物足りないです。
本題はここから。

チアリーダーの最近のおやつ
その③差し入れのお菓子
(写真4枚目)

ハロウィンもびっくりな量です。食べきるのに何日かかるのか、私も検討がつきません。普段は紙袋に入れて保管しているのですが、A4サイズでもいっぱいいっぱい。そして驚くべきことに、この全てが頂き物なのです。
実は応援部では、先輩や同期から一挙に差し入れをいただけるタイミングが年に何度かあります。

納会→前期・後期の終わり、六大学野球のシーズンの終わりに3パート全員揃う会。今期を講評とともに振り返ると同時に、次期に向けた決起も兼ねる。

六旗の下に・合同演奏会→東京六大学応援団連盟(明治・東京・早稲田・立教・法政・慶應義塾)で行うステージ。表方だけでなく裏方も応援部員が担い、六大学の仲間と協力して作り上げる。

淡青祭・定期演奏会→東大応援部の年に一度の集大成のステージ。部員のご家族やOBOGなどお客様から差し入れを頂けることも。幹部代の引退も同時の為、お菓子だけでなく、思いの丈を込めたお手紙もやり取りされる。もちろん、同期にも一年の感謝と労いとしてメッセージを送る人もいる。

平均すると大体2ヶ月に一回ぐらいでしょうか。応援部に入ったならば、向こう4年はお菓子に困ることはないでしょう。冒頭の写真も、かなり頑張って消費して、やっとこの量です。元々はこの3倍ぐらいあった気がします。本当に、ありがたい限りです。

差し入れだけでなくお手紙も、大事な大事な宝物です。下は、前主将の浅香先輩に、引退の際にいただいたホットアイマスクなのですが、もったいなくてとても使えません。気合いを入れたい時の為にとっておこうと思います。

中にはこんな変化球もありました。

ミルキーの入浴剤。開けようとした時にやっとお菓子じゃないと気づきました。すごく可愛いし嬉しいけど、ちょっと紛らわしかった
ふりかけとディズニーのDVD。だいぶ急カーブですね。ふりかけはリーダー同期の山中から、DVDは...うん、入部したら聞いてください、なんとびっくりあの方々からです

他にもエコバッグやらフェイスパックやら、お菓子以外にも色々頂けました。昨年度淡青祭で差し入れの仕分け担当だったので知っているのですが、リーダーになれば、さらに面白い変化球が期待できます。割り箸の束とか。ちなみにメッセージには「これでいいもん食べろ」って書いてありました。粋ですね。

チアはチアでも、応援部のチアリーダーズなので、応援活動以外でも、こうしてパート関係なく、先輩後輩同期間での交流が密に行われています。最近でいうと、春季強化合宿の最終夜に、3パート有志で夜中の3時ぐらいまでお菓子パーティをしていました。めちゃめちゃ楽しかったです。
他にも、東大に限らず、六大学や七大学、東筑一京など、他大学の応援部と関わる機会も多いです。神宮野球応援に行けば、東大応援部、東大硬式野球部のファンの方々とたくさんお会い出来ますし、鉄声会といって、東大応援部のOBOGの方々との繋がりも深いです。あとは無論、日々の応援活動を通して、運動会の様々な部活の方々と関わることが出来ます。あまり知られていませんが、各種応援活動は、相手部の方との綿密な打ち合わせと準備のもと行われていて、活動毎に企画書まで書いています。それゆえに、相手部の方々とのコミュニケーションは本当に大事にされています。アメリカンフットボール部の方と合同で、ルールの勉強を兼ねてSuper Bowl鑑賞会が行われたこともありました。

どうでしょうか、少しでも応援部の魅力が伝わりましたでしょうか。書いている内に想定の3倍くらいの分量になってしまったので、ここまで読んでくださった方々には、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
東大応援部は人と人との繋がりを大切にする、本当に温かいところです。チアなんて女子ばかりでギスギスしてそうだとか、応援部って規律厳しくて先輩と碌に話せないんだろうとか、そんなことはありません。今年のKRANZの新歓キャッチコピーは

Find your place, Find your shine

です。私が考えました。嘘です、チア二年でいろいろ話し合って決めました。応援部に入部して一年、辛くて苦しくて、逃げ出したくなることはたくさんありました。それでも続けているのはなんでなんだろう、というのを突き詰めたら、こんなキャッチコピーになりました。
大学生活、不安なことはたくさんあるでしょうが、ちゃんと寝て、美味しいものさえ食べられれば、人間案外どうとでも生きていけるものです。なので、最後の学生生活、ちょっとだけ冒険してみてはいかがでしょうか。思いもかけないところに、あなたの居場所が見つかるかもしれません。

チアリーダーズ二年 みき

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