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ヒルトンのCM動画、炎上する 下らないニュース解説番外編その38

前々回あたりで言及したコリン・ウィルソンの『アウトサイダー』を読んでいたのだけれど、ちっとも面白くなく、何でこれを読んで中島らもは「コペルニクス的転回」が起きてドラッグにハマっていったのか理解できないと思っている今日このごろのニュースはこちら。

ヒルトンが日本の旅館をディスるような動画を作ったとのことで炎上している件ですが、私的に「ヒルトン」といえば、サウスパークのパリス・ヒルトンがまず第一に思い浮かんでしまいますヮ。

それはともかく、私もこれまで色んな宿に泊まりましたが、時間制限がある旅館だろうがカプセルホテルだろうが、別に不便とは感じませんでしたけどな。

そんな私が「二度と泊まるかこんなこと」と思った宿は2箇所のみ。

一つは名古屋駅のミヤコ地下街を抜けたとこにある某ビジホで、隣だか上だか下だか分からないけど、バスルームでガンガンやっている音が夜中まで響いており、あまりにもうるさいので「死ねオラー!」とバスルームの壁を蹴ったら止んだという、とんでもない所でありました。

もう一つがあの皇居横にあるパレスホテルで、何でそんなとこに泊まったのかというと、東大の卒業式前に下宿を引き払っていたため。

なので最後の思い出になんか高級そうな場所に泊まっちゃおうとしたのですが、レストランのサービスはファミレスのバイトにも劣る酷さだわ設備も古臭いわ壁がペラペラで廊下の足音や話し声が聞こえるわで、「二度と泊まるかこんなとこ」と思ったのでありました。

※ただ、パレスホテル一階のタバコ売り場でマルボロ(赤)を買ったことは何故か今でも覚えている。ちなみに合格直後に宿泊したマークシティのホテルはサービスも設備も良かった。

まぁ、「旅行というイベントにおいて宿の占める割合はかなり低い」「宿なんて風呂入って睡眠をとるだけのもの」というのが私の宿&ホテル観なので、こんなものなのかもしれません。

湯村温泉で酷い目に遭った

そんな私なのですが、そういえば甲府は湯村温泉の某旅館で酷い目に遭ったのを思い出しました。

その旅館のレストランで何を食べたかは覚えていないのですが、「勝沼ワイナリークラブ」のマークが入ったワインがズラリと揃っており、これがとても美味しく、なんか2本くらい空けてしまったのでした。

良い気分になったので千鳥足で大浴場に行くと誰もおらず、「おっ空いてんじゃ~ん!」「こっち(サウナ室)も空いてっぞ~」と独壇場となり、プールみたく泳いだりサウナで耐久レースをおこなったりと気違い沙汰をやっていたのですが、段々気持ち悪くなってきたので上がることにしたのであります。

そして部屋に戻ると、猛烈な吐き気が襲ってきてトイレに下呂をぶちまけ数時間突っ伏し、明け方までウンウン苦しむ羽目になったのでありました。

そんなのお前の自業自得だろという声が聞こえてきそうですが全くその通りで、今思えば何で石和温泉じゃなくて湯村温泉をチョイスしたのでしょうか。

結局どちらにも泊まり、どちらの宿もスタンダード部屋を予約していたのですが、外国人客でスタンダードが埋まったのでスタンダードの値段でスイートにしてもらったりと良い思い出しかありません。死にかけたけど。

でも山梨の温泉といえば、やっぱ増冨の不老閣か下部の源泉館がお気に入りということで、今回はここまで。

増冨の不老閣。源泉館はタイトル画像

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