奈良公園に「鹿せんべい」の自販機を設置 下らないニュース解説その41
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奈良公園に「鹿せんべい」の自販機を設置 販売時間外に違う食べ物を与える人が多く、鹿が病気に
そういえば鹿せんべいの自販機って、今までありそうでなかったな、というのが第一印象。
ただ、鹿せんべいが200円なのに対し、自販機のは500円と倍以上で、いくら箱が付いてて箱も食べられるようになっているからといって誰が買うんかいな、と思ってしまいました。
加えて、今回の自販機設置は、鹿せんべい売場の営業時間外でも鹿せんべいが買えるようにすることで、鹿に有害な餌を与えないようにすることが目的とのことですが、
有害な餌を与えるような程度の低い人間が500円払って自販機で鹿せんべいを買うとは到底思えない、と思ってしまうのは私だけでしょうか。
大体、鹿の主食は鹿せんべいではなくその辺に生えている草なので、鹿も程度の低い人間から有害な餌を貰うくらいなら大人しく草食っていればいいのに、などと思うのですが、そんなの鹿には知ったこっちゃないという話なのでしょう。
仕方ないね、鹿だけに。
私のケース
そんな鹿せんべいですが、昨年9月、生まれて初めて鹿せんべいをやったときの様子がこちら。
結論から申し上げるとグダグダで、何もできないまませんべいを奪われてしまいました…
なぜこういうことになったのか言い訳させていただくと、原因は「場所が悪かった」これに尽きます。
二月堂から春日大社へ向かう途中の人通りの少ない道で、突然「鹿せんべいをやってみよう」と思い付き、売店で鹿せんべいを買ったのですが、
せんべいを手にしたと同時に鹿たちに囲まれ、為す術もなくせんべいを全てひったくられたのでした。
ドーベルマンやシェパードといった大型犬が更に大きくなった生物で、脚や首の筋肉も犬とは比べ物にならないし、しかも足の先は肉球じゃなくて硬い蹄だし、
頭突き、噛みつき、体当たり、フロントキック、バックキック等技が多彩だから怖いのなんの。
売店のおばさんが言うには、この辺で鹿せんべいを買う人間は少ないらしく、皆鹿せんべいを心待ちにしていたとのことですが、じゃあそんな場所で売るなよと思ったし、
人懐っこい(多分)鹿ばかりだったので突かれたり蹴られたり噛まれたりはしなかったのですが、手が鹿の唾液だらけでテンションガタ落ちになったのでありました。
以上、奈良公園の鹿はこんな感じだけど宮島の鹿はどうなんだろう、宮島といえば厳島神社よりも宮島水族館の方が記憶に残っているわ、ということで今回はここまで。