見出し画像

ウエストゴムの入替方法/スタッフあわねのおすすめマガジン

みなさまこんにちは。戸田被服株式会社のあわねです。

普段よくはくズボン、
「生地はきれいなのに、ウエストゴムだけのびてしまった」
「ゴムだけ取り替えたいけど、方法がよく分からない」

ということはありませんか?

本日は、ゴムの取り替え方についてご説明いたします。

※縫い付けがあり、ゴムの入れ替えが難しいものもございます。

■ゴムの取り替え方法

◆用意するもの

①手縫い針 ②糸(ズボンと同じ色のもの) ③糸切りバサミ  ④平ゴム(1.5~2cm)
⑤大き目の安全ピン(ゴムを通している際に端が穴に入るのを防ぐ)
⑥リッパー(ゴム取替え口が無い場合、縫い目をほどくのに便利)

◆手順

1.ゴムを取り出す

リッパ‐をつかって古いゴムを引っ張り出す

ゴム取替え口が無い場合、ウエスト脇あたりの縫い目を糸切りバサミの先やリッパーでほどきます。
脇は ほどいた跡が目立ちにくく、ゴム幅より10~15mmほど多くほどくとゴムが通しやすいです。

2.古いゴムを切る

ゴムを通す際はねじれないように注意しましょう。

このとき、新しいゴムと古いゴムの端を安全ピンでつないでおきます。そうしておくと、古いゴムを引っ張れば、ゴム通しなしでゴムが通せます。ゴムを通す際はねじれないように注意しましょう。

3.ウエストゴムの長さを決める

安全ピンをゴムの端に留めておき穴に入り込んでしまうのを防ぎます

新しいゴムを通した状態で実際にはいてみて、
ウエストの80~90%+重なり分(2~3cm)の長さで
ゴムを切ります。ここで安全ピンをゴムの端に留めておき
穴に入り込んでしまうのを防ぎます。

4.ゴムの両端をつなぐ

もう一度試着してみて、ちょうど良いか微調整するのがおすすめ

幅が細いゴムであれば結ぶだけでもかまいませんが、
太い場合は、針と糸で「巻きかがり縫い」をしてつなぎます。
ここでもう一度試着してみて、ちょうど良いか
微調整するのがおすすめです。

5.ゴムを引っ張り出す為にほどいた部分を縫い合わせる
間隔を狭めた「まつり縫い」で、ほどいていない部分も
左右1~2cmほど余分に閉じると、ほつれにくく丈夫になります。

以上の方法でゴムの入れ替えができます。

ウエストゴムは、幅や柔らかさに種類があります。
よく使用される幅は15~25mm程度です。

薄い生地やパジャマなどは、伸びが良く柔らかいソフトゴムがおすすめです。
厚い生地やスポーツ用などは、動いてもずれにくい硬めのゴムが適します。
お手持ちのズボンのゴム幅、使い道にあったものをお選びください。

ちなみに、ゴム入替口があるズボンなら、ゴムを引っ張り出すために縫い目をほどいたり、ほどいた箇所を縫い合わせる手間を省くことができて便利です。

ゴム入替楽々おすすめズボン(ゴム幅3cm)

■おすすめ1 『カチオンストレッチ ゴム入替えパンツ』

▽カチオンストレッチ ゴム入替えパンツ 日本製 股下58cm

ウエスト内側の右脇部分にゴム入れ替え口がございます。

「カチオン」は、イオン結合を使用した染色のことです。
発色がよく、色落ちしにくいです。

ストレッチ性はありませんが、さらりとした肌触りで
汗をかいても肌に貼り付きにくいです。
これからの時季、着心地良く過ごせます。

─[PR]──────────
「股下が長い」ときは、
裾上げサービスあります
─────────────

▽1本500円で裾上げサービス承ります(弊社取り扱い商品のみ)

\ メランジ調で、さりげなくおしゃれ /

■おすすめ2 『強撚シャーク ゴム入替えパンツ』

▽強撚シャーク ゴム入替えパンツ 日本製 股下60cm

「強撚(きょうねん)」は、強くねじった糸のことです。
通気性が良く、吸水性に優れます。

「シャーク」は、サメ肌のような凹凸のある生地です。
スーツなどに使用され、へたりにくく丈夫です。

メランジのように、濃淡の異なる糸が表面に見られ、
一色の糸を使用した生地よりもやわらかな印象があります。

\ 腰が曲がった体型にフィット! /

■おすすめ3 『背中が出にくい ゴム入替えパンツ』

▽背中が出にくい ゴム入替えパンツ 日本製 股下58cm

腰からお尻にかけての生地が長く、
腰が曲がった体型でも背中が出にくいです。

胴の部分が立体的なつくりで
ずり落ちにくく、ウエストや腰にフィットします。

生地は、さらりとした肌触りの
※「VICTORIAN/ヴィクトリアン」を使用しています。
おすすめ1や2よりも滑らかな生地です。

最大5Lサイズ対応!
M~5Lサイズまでの6サイズ展開です。
(サイズにより、在庫の無い場合がございます)

▽大きめサイズはこちら(4L,5L)

※「こしらくパンツ」は、平田産業の登録商標です。
※「VICTORIAN/ヴィクトリアン」はユニチカ株式会社の登録商標です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
こんな風に週1回を目処におすすめ商品の紹介やお客様の「困った」を解決していきます。

発行

戸田被服株式会社
〒729-3103
広島県福山市新市町新市395
(電話番号)0120-540-877

作成・編集

作成:粟根夢咲
編集:新井美晴

スタッフあわねのおすすめマガジン過去の記事

最近良いと思った言葉

「山滴る(やましたたる)」

夏の季語

葉の色が濃い緑になり、瑞々しい夏の山を表現しています。

参考

ゴム伸びちゃった…裁縫の基礎「ウエストゴムの替え方」通し穴なくてもOK 
家電Watch
ゴム通し不要!ウエストゴムのお手軽「交換法」とコツ、ゴム長さの決め方 
家電Watch
公開特許公報 日本国特許庁

Copyright (C) 2022 toda-hifuku All Rights Reserved.

広島県福山市北部の小さな会社で地道にズボンを売っている会社です。記事はWeb販売管理部の新井・中田・粟根が書いております。 少しでも弊社の事をお近くに感じて頂けたら幸いです。