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走ったって、とまればいい。

  

この間、息子がぬいぐるみをいくつか抱っこして、私の前にやってきた。

  

 
 
「ママ、だっこスル」

 
  
 
 
というので、ぬいぐるみごと抱っこしてほしいのかと思い、
 

両手で抱きしめようとしたら、
 

ぬいぐるみだけ、ぽんっと私の腕の中に入れ、隣の部屋に行った。
 
 
 
 
 

するとまたぬいぐるみを持ってきては、

私の腕の中に入れていく。
 
 
 
 
 

私の両腕がぬいぐるみでいっぱいになった時、
 
 

今度は近くにあった小さな毛布を、息子なりに両手で広げて寄ってきた。
 
 
 
 
 
 

そしてそのまま、私とぬいぐるみの上にのしかかる。
 
 
 
 
 
 


あ、どうやら、お布団をかけてくれているらしい・・・
 
 
かけてくれた毛布は、よれすぎて、ほぼ一か所に集まっている。
 
 
 
 
 
 
  


されるがままに、
 
ぬいぐるみ達を口元に感じながらお布団に横になった私は、
 
 

 

 
 

あまりの可愛さに、
 
 
 
 

 
 
 
涙が出た。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

あぁ私は、少し自信がないくらいがちょうどいい。

 

 

 

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