東南アジア旅行ふり返り#2 マレーシアで友達に再会する
東南アジア旅行の1カ国目はマレーシアです。
マレーシアに来た目的は友達に会うため
旦那さんと2人でニュージーランドにワーキングホリデービザで滞在していたことがあります。
その時に一緒に働いたマレーシア人のカップルに会いたくて、マレーシアを1カ国目に選びました。
彼らの名前はカンとシュー。
カンが彼氏で、シューは彼女です。
彼らとはブルーベリー農園で一緒に働きました。
その頃の私たちはニュージーランドに着いたばかりで、英語が本当に話せませんでした。
でも彼らとは不思議と英語力は関係なく、話したいことを話しあえる相手でした。
彼らが住んでいるのはクアラルンプール。
彼らに会いたいと思ってクアラルンプール行きのチケットを買ったのですが、なかなか連絡がつきません。
「まあ、会えなくてもしょうがないか〜。」と思っていたところ、出発の2〜3週間前に返信が返ってきました。
きっと日々に追われて忙しく過ごしているに違いないのに、大歓迎ムードでとっても喜んでくれました。
最近マンションを買ったそうで、家にも泊めてもらえることになりました。
私だったら日々に追われていたら、あんなに無条件にウェルカムムードを出せるか自信がないなぁ・・・。
久しぶりの再会だけど、2人は今どんな暮らしをしているんだろう。
4年ぶりの再会!
クアラルンプールに着いたのは夜遅かったので、その日は空港近くに宿に泊まりました。
次の日の朝、カンが車で宿まで迎えにきてくれました。
クアラルンプールで暮らすには車が必須で、2人で2台の車を持っているようです。
その日から4日間、カンは4日間お仕事がお休みだったようです。
シューも次の日から3日間。
彼らと過ごせる時間は3日間だったので、バッチリなタイミングです。
やったーー!!!
迎えに来てくれたカンは、以前と全く変わらない様子で安心しました。
私たちのサビサビにサビついた英語で会話ができるか不安でしたが、不思議と何のストレスもなく会話が出来ました。
クアラルンプールで食い倒れる
ニュージーランド一緒に過ごしていた頃から、彼らに「マレーシア料理は本当に美味しいよ!マレーシアに来たらいっぱい連れて行ってあげる。」と言われていました。
その言葉の約束通り、再会して早速レストランに行きます。
最初に連れて行ってもらったのは、インド系マレーシア人の格安レストランです。
マレーシアにはマレー系、中華系、インド系の3つの民族が住む国なので、料理もかなりバラエティに富んでいるようです。
日本で食べるインドカレーよりもサラッとして食べやすいです。
このお店は地元民にとっても格安レストランなので、カンが学生時代によく通った思い出のお店だそうです。
学校が終わったら、友達とこのお店に来て夜中までおしゃべりしていたそうです。(学生時代からの健全さに何だか安心しました。)
付け合わせで頼んでくれたサラダは油揚げときゅうりと卵のサラダです。
日本人には慣れないであろう、甘辛い味付け。
夕方になり、仕事終わりのシューとも合流して夕食を食べに中華の屋外フードコートに。
カンとシューのチョイスで料理を選んできてくれます。
なんとなく理解してきましたが、マレーシア料理って甘辛い味付けが多いみたいです。
そして、私と旦那さんはその味に馴染むまで時間がかかりそうだ、ということも分かりました。
日本の甘辛よりももっと甘さも辛さも主張が強い感じです。
次の日は4人で観光地を巡りながら、たくさん食べました。
移動の疲れと怒涛の食事回数で、段々と胃が疲れてきました・・・。笑
でも彼らの好意が嬉しいので、食べ続けます。
一番楽しかった時間は、カンとシューとのんびり過ごしたこと
きっと彼らは、沢山あるマレーシア料理を少しでも多く食べて帰ってほし買ったんだと思うんですが、私たちが胃も舌もクタクタになってしまいました
そのため、次の日は彼らの家でゆっくりさせてもらうことにしました。
数ヶ月前に買ったばかりのマンションはゲストルームもあり、それは素敵なお家でした。
静かな環境にあって、すごく穏やかな時間が流れています。
できれば寄生したいくらい、静かで心地よい家でした。
この家でのんびりして彼らとあれこれとおしゃべりをしたのが、一番心地よい時間でした。
大人になるに従って、友達との付き合い方は変わってくるように思います。学生時代は楽しく過ごしていたけど、考え方の変化によっていつの間にか気をつかってしまう関係になったり。
カンとシューと過ごした4日間は、ニュージーランドで過ごしていた頃と同じ時間が流れていました。
数年ぶりに再会したカンとシューとは緊張感なく楽しい時間を過ごせて、言葉以上のところで理解しあえたことがマレーシアにきて一番嬉しいことでした。
彼らとは歳が近いのですが、国も文化も言葉も違う場所で過ごしているのに、言葉に表しにくいところで、共感しあえるのは大きな
もうひとつ、彼ら2人が今もとっても仲が良かったのがとっても嬉しかったことです。
年齢こそ近いものの、育った国も文化も言葉も違う彼らと楽しい気持ちを共有できたこと、そしてこれからも彼らとは良い関係でいられるんだろうなぁと思うと、それだけであたたかい気持ちになります。
これからも頻繁に連絡をとることはなさそうだけれど、彼らのことを思い出すといつも幸せな気持ちになれる、そして彼らの幸せを願うことができる、そんな関係でいられることがとても幸せです。
カンとシュー、本当にどうもありがとう!!
2人がこれからも幸せでありますように・・・
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