酔いどれローズマリー
朝6時に、小さい子供の声で目が覚める。
すいませーん。
目の前に3人の男の子。
3人の絡みと寝惚けたおじさん。
騒がしい朝に、まだひんやりする浜にキャッキャと賑わしい声がしたと思えば、唇を紫にしたチビ達がまとわりついて、仕方がないから朝から焚き火。
あったまってもう一回入ってこいと言っているうちに、漁師の先輩がやってきて、そうなると、焼酎である。
朝から酔いどれ焼酎に、お隣さんの庭からむしったローズマリーが旨さを増す。
ローズマリーも太陽の陽を浴びて酔いどれである。
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