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第4版構築の禁止になりうるカード達 

こんにちはR#nです。
今回は第4版構築での禁止になりうるカード達を1枚ずつ見ていきたいと思います。

全10枚、スタンダード時に禁止や制限になったカードを紹介する形になりますがよろしくお願いします。


1995年1月10日 アンティ関連3枚

スタンダードが制定された記念すべき日に初めから禁止、制限されていたカードが第4版には6枚存在します。
アンティに関するカード3枚が禁止
強力だったため制限カードとなっていたカードが3枚
それらをまずはアンティ関連から一つずつ見ていきましょう。

と、その前にアンティについて簡単に説明をします
 アンティ(Ante)とは掛け金を意味する英単語でMTGでは実際にカードを賭けて戦う選択ルールです。
 このルールを採用する場合ゲーム開始時にお互いにライブラリーの一番上をアンティとして公開、そのゲームでの勝者はそこで公開されたアンティカードを実際に貰うことができるというルールになっています。
 当時でも法律上問題が生じるということで公式大会では禁止にされていたらしいのですが、第4版よりももっと以前の黎明期ではデッキに大量の強力レアカードを入れるとアンティにされてしまう可能性があるため減らさざるを得ないなど、カード資産差を埋めるある種のゲームバランスを担う役割を持っていたようです。

というわけで、まずはアンティに関するカード3枚です。(アンティに興味がない方は次の項まで飛ばしてください)
第4版のカード画像とオラクルを表示していきます。微妙な差がありますが基本的には第4版時点でのカードで説明をしますのでご了承ください。

嵐のイフリート/Tempest Efreet

とりあえず字が細かい

Tempest Efreet / 嵐のイフリート (1)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — イフリート(Efreet)
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に嵐のイフリートをあなたのデッキから取り除く。
(T),嵐のイフリートを生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは10点のライフを支払ってもよい。そのプレイヤーがそうしなかった場合、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無作為に選んで公開する。公開されたカードと嵐のイフリートの所有権を交換する。公開されたカードをあなたの手札に加え、嵐のイフリートをあらゆる領域からそのプレイヤーの墓地に置く。この所有権の変更は永続する。

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嵐のイフリート/Tempest Efreet - MTG Wiki

嵐のイフリートは10点のライフを支払うかゲームの負けを認めない限り相手の手札から無作為に1枚奪い手札に加えてその代わりに自身を相手の墓地にプレゼントするというカードです。
赤単で運用する場合に4マナ10点火力だと考えると非常に強力に見えますが選択権は相手にあるためなんとも言えません。
1ターン目 黒の万力
2ターン目 鉄爪のオーク
3ターン目 ボール・ライトニング
4ターン目 嵐のイフリート

・・・強いのかな? 流石にチビ・ドラゴンのほうが優秀に感じます。
とはいえカード資産を増やすのが目的ならばこちらを採用するしかないということでしょう。
ちなみに最初の文
「アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に嵐のイフリートをあなたのデッキから取り除く」
現在はアンティルールを採用しない場合そもそもデッキには入れてはいけないようですが当時は4枚採用しておいて56枚デッキにするという裏技みたいなことできたのでしょうかね

再誕/Rebirth

ライフかアンティか

Rebirth / 再誕 (3)(緑)(緑)(緑)
ソーサリー
アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に再誕をあなたのデッキから取り除く。
各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードをアンティにしてもよい。そのプレイヤーがそうした場合、そのプレイヤーのライフの総量は20点になる。

再誕/Rebirth - MTG Wiki

こちらは命の川An-Havva Innなど当時一般的だった緑で回復というカード
アンティを増やすとライフ20点にするという能力を持っています。
 勝ちそうなときは相手に回復されて逆転の目ができる、負けそうなときは自身のアンティが増えてかつ勝負はまだわからないという一見すると微妙なカードですが長期戦覚悟のコントロールデッキなら採用の価値がありそうです。とはいえドローカードに乏しくて重いコントロールデッキが組みにくい第4版構築で採用できるのかといえばやはり微妙か。

青銅のタブレット/Bronze Tablet

オーナーを奪うという狂気

Bronze Tablet / 青銅のタブレット (6)
アーティファクト

アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に青銅のタブレットをあなたのデッキから取り除く。
青銅のタブレットはタップ状態で戦場に出る。
(4),(T):対戦相手1人がオーナーであるトークンでないパーマネント1つを対象とし、青銅のタブレットとそれを追放する。そのプレイヤーは10点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、青銅のタブレットをオーナーの墓地に置く。そうでないなら、そのプレイヤーは青銅のタブレットのオーナーになり、あなたはもう一方の追放されたカードのオーナーになる。

青銅のタブレット/Bronze Tablet - MTG Wiki

10点か、そのパーマネントを渡すかというアンティ関連でもかなりぶっとんだ1枚。
 アンティに関するカードでパーマネント全体を参照にするのはこのカードのみ(アーティファクトを参照にするカードは存在する「Timmerian Fiends」)
どのカードと引き換えにするのかを選べないものが多い中こちらは自分で交換対象を選ぶことができるのが非常に強力、もちろん最終的な選択は対戦相手ですが追放は強制なので無色の除去カードとしても一応使えるという事になります。
トークンを対象にできない点もまた面白いですね、当時はなかったトークンカードが多く存在する現在ならば「そのレアなトークンカードが欲しい」とかありそうなもんです。



以上3枚のアンティに関するカードでした
もちろん今回僕らがプレイする第4版構築でも原則禁止にしています。
が、フェイク・アンティルールという実際には所有権を交換しないルールも存在するのでそれを採用してすべて解禁しても良いかもしれません。

その場合
嵐のイフリート→10点ライフor無作為手札奪いカード
再誕→お互いライフが20点になるカード
青銅のタブレット→パーマネント追放カード
となります

そんなに悪くはなさそうなのでネタデッキとしてプレイするのも良いと思います。


1995年1月10日 制限カード3枚

スタンダード制定時、第4版が発売される以前に制限カードに指定されていたカード3枚です。アンティとは異なりただただ強力という理由で制限カードに指定されています。

制限カードとはデッキに1枚までなら採用できるカードを指します。
のちにスタンダードからは制限カードは廃止されてすべて禁止カードになりますが紙ではヴィンテージ、MTGArenaではタイムレス。と、エターナル環境(アンティを除く全てのカードを使用可能なフォーマット)で制限カードという扱いを受けるカードは今でも存在します。

それでは第4版発売日より以前から制限カードに指定されていたカード達です。

精神錯乱/Mind Twist

絵から染み出る錯乱具合

Mind Twist / 精神錯乱 (X)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードをX枚、無作為に選んで捨てる。

精神錯乱/Mind Twist - MTG Wiki

ただただ強い手札破壊。
特に黎明期、意志の力/Force of Willもない時代にブラック・ロータス/Black LotusやMOXシリーズから暗黒の儀式/Dark Ritualと合わせて1ターン目に手札から土地を含めた3~5枚を捨てられるとまさに精神錯乱状態に陥ってそのままGGしてしまう。
弱点という弱点はほぼなく強いて言うならForkのようなコピー呪文で自分も捨てる羽目になる場合があることか。

のちに偏向/Deflectionのような対象を変える呪文が出て少しだけ弱体化するが当初はそんなものはなく打ち消しかコピー以外は問題なしだった。

第4版構築でもその強さは健在で暗黒の儀式から2ターン目に3枚捨てさせる様はやはり禁止では?
ヒッピーこと惑乱の死霊/Hypnotic Specter拷問台/The Rack破裂の王笏/Disrupting Scepterもあるので安易に手札破壊デッキを作ることができます。(欲を言えばもう1種類手札破壊カードが欲しい)

余談ですが1ターン目に暗黒の儀式から2枚捨てさせるプレイはテンポは良いがアドバンテージには繋がらないのであまり推奨しません。(それでも土地を2枚捨てさせる事ができればほぼ勝てます)

Amonkhet Invocationsにて再録をしています。



チャネル/Channel

ご存じ元祖コンボカード

Channel / チャネル (緑)(緑)
ソーサリー

ターン終了時まで、あなたがマナ能力を起動できるときならばいつでも、あなたは1点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、(◇)を加える。

チャネル/Channel - MTG Wiki

もっとも有名で分かりやすいコンボ、チャネルボールのチャネル
相棒はX点火力や強力なアーティファクト群とエルドラージ達。近年では法務官たちが愛用しているようです。

精神錯乱と同様にブラックロータスやMOXシリーズが使用できる環境では1ターン目から(1)(赤)(緑)(緑)のマナを出しそのままチャネルを唱えてライフを19点支払い19マナ出し、残りの(1)(赤)を足して火の玉/Fireballで20点ダメージ。
黎明期にそれが許されるわけもなく制限カードとなりました。

一方で第4版構築では比較的地味な印象
 もちろん火の玉も収録しているためチャネルボール自体はプレイすることができるのですが凶悪なマナ加速はないためウィニーデッキに攻められると途端にライフを失って動きにくくなる傾向があります。
 早いデッキにはライフを攻められ動きにくくなり、遅いデッキには打ち消しや手札破壊で対抗されると考えると厳しいと言わざるを得ないです。
 また、第4版には多色を生む土地が無いため露天鉱床/Strip Mineを禁止解除する場合の第4版構築では多色化が絶対のチャネルボールでは逆風になります。
もちろんポテンシャルは高いはずなので何か環境がかみ合うか上手くデッキを構築できれば爆発するデッキではあるのではないかと考えています。

アイコニックマスターズとストリクスヘイヴンのミスティカルアーカイブにて再録されたため入手難易度がかなり低くなっている。他のカードもそうだが使えるフォーマットがヴィンテージしか無いから誰もいr
From the Vault:Exiledにも再録がされています。



象牙の塔/Ivory Tower

他と比べて地味に見えるが実は・・・

Ivory Tower / 象牙の塔 (1)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたの手札のカードの枚数から4を引いた点数である。

象牙の塔/Ivory Tower - MTG Wiki

アップキープに 手札の枚数ー4=回復
ドローカードが本当に少ない第4版環境においてはあまり強そうには見えないこのカード
実はウィニーやスライを使用しているプレイヤーからすると本当に地獄のようなカードで全体除去によって流されたのちに手札の多いコントロールデッキがこれを出しているとみるみる回復してしまいます。
複数枚並べれられたらそのままGGしてしまう事になるので制限カード化されたのだと思われ、カジュアル対戦でも悲惨な事になっていたのだろうなと想像できます。
(のちにネクロポーテンスという最高の相棒を見つけて更に暴れたらしい)

第4版構築ではコントロールデッキに採用をするのがベターで吠えたける鉱山/Howling Mineや土地税との相性が非常に良い。
主に逆の能力をもった黒の万力と併用することになると思いますが、相手の黒の万力対策で入れるという作戦もあるため場がめちゃくちゃになる場合があります。

こちらもチャネルと同様に兄弟戦争にて再録されたため非常に入手難易度が低くなっています。


以上が第4版が発売される以前から制限カードに指定されていたカード3枚です。

どれも非常に強力で納得のカード達です。
第4版構築でどれだけ暴れられるかはまだ未知数ですが少なくとも精神錯乱はシンプルに強すぎるなという印象です。
普通にゲームをしていて5ターン目X=4で放つだけで強い。
相手が手札0だったのに1枚精神錯乱を引いただけでお互い手札0になるのがおかしいわけがないですね。

そしてこれは次に紹介する制限カードにも言えることです


1995年4月19日 発売後すぐの制限カード1枚 

続いては1995年04月01日に第4版が発売されて即制限カード入りしてしまったカードです。まだスタンダードが制定されてすぐなので異例の速さとかそういうのではなさそう。
むしろこのスピード感が普通じゃなくなったのは制限カードが廃止されたからなのかもしれません。

天秤/Balance

理不尽にバランスを取る

Balance / 天秤 (1)(白)
ソーサリー

各プレイヤーは、コントロールする土地の数が最も少ないプレイヤーがコントロールする土地の数に等しい数だけ、自分がコントロールする土地を選ぶ。その後、残りを生け贄に捧げる。同じ方法で、各プレイヤーはカードを捨て、クリーチャーを生け贄に捧げる。

天秤/Balance - MTG Wiki

簡潔に言うと土地、手札、クリーチャーの数を少ない方に合わせるカード
平等にしていると見せかけて大抵は悪用される。
ズアーの宝珠と組み合わせて自身はわざと土地を減らしてから打つズーラン・バランスが有名)

自身の場にクリーチャーは0手札も0。そんな時にドローしたカードが天秤だと相手も すべてがOになる。という、まごうことなきリセットカードである。
運用方法として自身はエンチャントやアーティファクトに頼ることで極力失うものないようにするなど工夫はいくらでもできるので非常に強力

 第4版構築でもその強さは健在でコントロールデッキならばほぼ採用ですし白の強さを支える1枚となります。
 また、前述したようにエンチャントやアーティファクトに頼ったデッキならば被害が最小限になるので停滞/Stasis冬の宝珠/Winter Orb、象牙の塔、拷問台、黒の万力など 天秤と相性の良いカードを採用したデッキは禁止解除をした第4版構築の代名詞になりそうです。

エターナルマスターズやFrom the Vault:Exiled、Secret Lairで再録されたことで入手難易度は普通。



1996年 制限カード3枚

 97年に制限カードが廃止になるため制限カード基準で進めてきていますが実際は95年11月1日にチャネルは制限ではなく禁止になっていたりと変動が起こっています。
 ここでは96年に制限カードに指定された3枚を一つずつ順番に見ていきたいと思います。

黒の万力/Black Vise 2月1日制限

1ターン目に3枚出します

Black Vise / 黒の万力 (1)
アーティファクト

黒の万力が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。

黒の万力/Black Vise - MTG Wiki

前述した象牙の塔のダメージ版 手札の枚数ー4=相手にダメージ
先手1ターン目に暗黒の儀式や魔力の櫃/Mana Vaultで3枚出すと相手に9点
そこに吠えたける鉱山を組み合わせるとドローが増えてダメージが膨れ上がっていく。
というのは極端だが1ターン目に出した時点で3点ダメージなのが素晴らしい。

 第4版構築では停滞との相性が抜群で無色1マナのフィニッシャーという破格の性能を持つ。停滞宿命ロック後に余分に1マナ残れば出せるという面でも非常にマッチしているカードと言えます。
 また黒単で暗黒の儀式から複数枚展開する流れも存在していて、同時に3枚は滅多に起こらないにしても
暗黒の儀式 → 黒の万力2枚+吸血コウモリ/Vampire Bats
という流れは起こりうるので侮れない。
その場合相手のターンに6点、次のターンに吸血コウモリで2点の計8点ダメージと大幅に与えることができる。

第4版の日本語版は96年4月に発売のためここまでは日本語版が発売した時点で制限カードに指定されていたことになります。
Kaladesh InventionsとFrom the Vault:Relicsにて再録がされているが日本語版は第4版のみ。



土地税/Land Tax 7月1日制限

サンダージャンクションに居そうな風貌

Land Tax / 土地税 (白)
エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

土地税/Land Tax - MTG Wiki

元祖白の土地伸ばしカード
 当時この手の土地を手札に加える白のカードが時々存在していたが最近は統率者での白不遇を解消するために更に多くの土地税を元にした亜種が存在している。
 能力は毎自ターン相手よりも土地が少なければ好きな基本土地をサーチして3枚持ってくるという1マナとは思えない破格のコストパフォーマスを持つ。初代にして最強とはこのことか。
(あまりにも強すぎて筆者も土地の寄進と同様に平地のみだと錯覚していた)

 第4版構築ではズアーの宝珠や大地の刃のようなコンボに直接組み込むタイプの使い方はされていないが象牙の塔との相性は良く、停滞デッキでも島を3枚持ってくる補助として重宝する。
 また、第4版構築で特徴的な多色不遇を解消してくれる数少ないカードなので多色化する際には土地税か極楽鳥のどちらか、もしくはどちらも採用するということが多くなると思われる。
 単に白単に入れてハルマゲドンからの復帰などで使い勝手が良いので禁止にしない場合の白デッキにはほぼ必須なカードである。

バトルボンド、統率者マスターズ、ダブルマスターズ、エルドレインの森のおとぎ話で再録をされているため入手難易度は低い。
と思いたいが、統率者戦でも非常に強力なカードなため入手難易度は普通(旧枠は高い)
おとぎ話のカードを今のうちに集めておくのも良いかも



露天鉱床/Strip Mine 10月1日制限

アルティメット土地破壊土地

Strip Mine / 露天鉱床
土地

(T):(◇)を加える。
(T),露天鉱床を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。

露天鉱床/Strip Mine - MTG Wiki

不毛の大地もビックリの土地破壊土地
墓地から土地を回収するカードとの相性が抜群でみるみる相手の土地を破壊していく様はまさに環境破壊と言える。
(環境破壊をした結果不毛の大地が生まれたのだとしたら草も生えない)

相手に土地事故を起こさせるという点で非常に悪質なカードで精神錯乱と合わさって土地を破壊させるとそこから巻き返すのは困難。
 第4版構築でも強さは健在だが多色デッキでは不採用にせざるを得ない場合が多々あり、少なくとも4枚採用するのは単色デッキであることが条件ですが逆にいうと単色デッキでは必須カードとなります。
 何も考えずに使用しても強力だが、停滞デッキのアンタップしている島を破壊したり繁茂/Wild Growthを付けた土地を破壊したりと起動するタイミングが難しく自身の土地も失うというテンポ面から深く考えるとプレイの難しいカードとなる。

Secret Lair 、From the Vault:Exiled、Zendikar Expeditions、Zendikar Rising Expeditionsにて再録
他のカードもそうだが禁止や制限カードなだけあって再録機会が特殊
ちなみにFrom the Vault:Exiledを4つ買うと天秤、チャネル、露天鉱床が各4枚におまけが付くのでお勧め



以上が第4版が発売された後に制限、のちに禁止になったカード4枚でした。
こうしてみると露天鉱床はかなり長持ちしていますね。
どんなデッキにも入りそうなのですぐ禁止になるのかなとも思いましたがやはり無色マナという点や自身も土地を失うというプレイ難易度が若干高くリスクもあるため許されていたのかもしれませんね。


まとめ

これで全ての制限、禁止カードの説明が終わりました。
どれもこれも非常に強力でこれらを解禁する場合とたんにメタゲームが動くカードばかりになっています。
 とはいえ第4版構築でプレイするのならば是非とも体験してほしいカード達でもあるので個人的には解禁しておくのが望ましいのかなと思います。少なくとも制限カードには留めたい。

「精神錯乱を打ったら返しのターンに天秤でこっちの手札も無くなった」
「黒の万力出してるのに象牙の塔で±0にされる」
「露天鉱床で土地破壊したら逆にこっちが全然土地引かないで積んだ」
「露天鉱床で自分の土地破壊して土地税で基本土地持ってきます」
「チャネルから青銅のタブレット唱えます」

これはこれで面白い事になるのでは・・・ということで試運転でプレイ動画にしたので良かったら見てください(突然の宣伝)

次はデッキを8つ作り、それらでトーナメント戦をしたいと思っていますのでそちらもよろしくお願いします。
自分の考察をまとめて忘れないために始めたnoteですがこれからもデッキ構築などで更新をしていきますのでそちらもよろしくお願いします。

ここからは駄文で下品な話です。大した内容ではないおまけですがもし良かったら見ていってください。
枠の話です。


第4版の枠

皆さんは白枠と黒枠さらには銀枠、特殊アートどれが好みだろうか?
大抵の人は黒枠だと認識しているが今回はそんな枠の話である。

当時、基本セットが発売された際にその言語で初版だった場合に黒枠にするというものがあった。
この第4版も初の日本語版であったため限定版として初めに黒枠が登場、この黒枠は96年夏頃までの限定販売として発売しその後は白枠にして再販していくという流れだった。

今現在も第4版日本語黒枠を限定版として販売しているシングルカード通販業者は多いがその値段が露骨に高い。
限定版だから皆がそちらを買う、黒枠だから皆がそちらを買う
などの要素があるのだがそのせいで逆に白枠日本語版が異常に安くなっている。

しかしよく調べてみると実は第4版の日本語白枠は96年12月まで延期を重ねていた
97年3月には第5版が発売を控えていた冬に第4版白枠を購入する者は少なく問屋も仕入れるのを躊躇ったのではないだろうか

今回動画を作成する上で白枠にこだわりたかった身としては単に安くて助かるという印象でしかなかったが思い返してみると白枠日本語版の在庫は少ない
レア以上は数枚がざら
アンコモンやコモンですら数枚という店舗が普通であった
もちろん売れないから倉庫に残っているだけという可能性は捨てきれないが私は声を大にして言いたい

「第4版日本語白枠は即買え」


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