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海外・文化・言語

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海外での体験記、文化の違い、言語の学びについて書いた記事たちです。
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#日記

関西人の方が、東京の人よりお礼をよく言う理由を考えてみた

私は関西に4年ぐらい住んでいたことがあって、そのときに、関西の人はバスを降りるときなどに、お礼を言う人多いなあ~! という印象を持ちました。 その後東京に来て10年以上経ちますが、 東京では、バスを降りるときやスーパー、コンビニのレジで、はっきりお礼を言う人が少ない気がするんです。 決して東京の人が無礼者というわけじゃないし、東京にケンカを売りたいのでもなくて。 これってきっと「ありがとう」と「ありがとうございます」の違いだと思うんですよね。 関西と関東でのお礼の言

英語が伝わらない、苦い思い出@ブリスベン

今日、フランス在住の中村江里子さんのこんなニュースを見ました。 保険会社に用事があって電話をすると、保険番号を一桁ずつ言わなきゃいけなかったんだけど、相手が自動音声で、江里子さんの発するフランス語の数字を、なかなか理解してもらえなかったそうです。 ”もうパリに来て22年経つのに、久しぶりに落ち込みました”という内容でした。 このニュースを読んで、よみがえってきたのが、昔の苦~い記憶。 私がオーストラリアのブリスベンで短期留学中、そろそろ日本に帰国!というときに、 ホ

「ヒュッゲ」とは文化そのもの、というのが好き

2~3年前からよく聞くようになった「ヒュッゲ」という言葉。 北欧が気になっている私は、特にその言葉をよく見聞きして、「温かい空間でコーヒーやココアを飲んでくつろぐ」というふうに自己解釈していました。 そんなときにたまたま見つけた本がこちら。 デンマーク・コペンハーゲンにあるシンクタンク「ハピネス・リサーチ研究所」CEOのマイク・ヴァイキング氏が書いたこの本は、 世界一幸福な国と称されるデンマークにおいて、幸福の大きな要素である「ヒュッゲ」をテーマに書かれ、全世界でベス