【詩】詩を書いてみました【poem】
散文詩としては『ぼくは、疾っくに』(https://note.mu/tockni/n/nf36890b43449) 以来の第二作になります。タイトルは「死ななくていい理由」です。鼻歌まじりに歌うことが出来ます。「何だろう?」「どうしてだろう?」わからないことが沢山在るから、面白いんですね。
どちらかとネガティブな内容ですが、スタンスはポジティブなつもり♪
さ〜て、いってみよ〜かど〜♪
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情けなさに目蓋を閉じたその暗がりの奥で
瞬いてるのは何だ?暗がりに浮かぶのは何だ。
期待してねぇよどうでもイイよと嘯いた言葉の奥
隠しているのは何だ?呑み込んでるのは何だ。
口惜しくても何も言えやしなくて行き場を無くした声
押し込めたそれは何だ?忘れたふりしてんのは何だ。
こらえた涙、こぼした弱音、離れて消え去る友だち
押し殺したの気持ちは何だ?叫びたかった本音は何だ。
一所懸命が報われるって信じられたあの頃に
描き続けていた物は何だ?描け無くなった理由は何だ。
嫌いな物も嫌いと言えず好きな物を好きと言えず
氷らせた気持ちは何だ?眠らせた感情は何だ。
伸ばした手が虚空を掴む、何も無いそれは何だった?
何も掴めなくて膝を付き、かき集めていたのは何だった?
たぶん、答えなんてどうせ何処にも在りはしない。
だけど、疑問符だけが降り積もって消えないのだ。
憧れとか悲しみ、絶望と祷り、慟哭のごめんなさい、ありがとう。
さよなら、父さん、母さん、貴方、君。 さよなら、僕。
誰にも言葉も想いも届きやしねぇ。僕の人生とやらを交代できやしねぇ。なら、生きているうちは何度も尋ねなきゃいけないよ。
死にたくないよ。生きたいよ。生きたい理由は何なんだい?
誰か僕に、教えてくれよ。『生きる』って一体何なんだい?
愛想笑いばかり上手になって、あるいは無言のまま俯いた
取り戻したいのは何だ?何処かに忘れた僕って何だ。
時計がゾロ目だ。ご飯が旨いな。
あーあ、嗚呼。何だか忘れちゃっていたよな。
些細な事に心は揺れて、小さな事が嬉しくて。恥ずかしがり屋のくせに気分屋で、自暴自棄になり。大言壮語を吐いては、縮こまって震えて。自分を嫌い、他人を嫌い、人間を恐れているのに…鎖した心で泣いてる寂しがり。
そんな僕が結局僕なんだ。
何だよ。何だよ。つまりは僕は生きていて、今日も探しているだけの話しなんだよな。「死ななくてもいい理由」ってのをさ…それは、一体
何なんだ?
________以上_______
何なんでしょう?ずっと探してる気がしますけど、今死ぬのも数十年後死ぬのも同じ様な気が拭えません。
「死ななくていい理由」。探し続けて、生きます。
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