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木管合奏のための組曲「花笑む」 Remix.ver
この曲は僕が学生のころ組ませていただいていたダブルリードアンサンブル(オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴットによる重奏)の為に、毎年書いていた連作組曲の一つで、たしか2005年に作曲したものです。この曲は、当時のメンバーにとても気に入ってもらえたのですが、その後日の目を見ることはなく、今もどこかに眠っています。 それを掘り起こし、打ち込み音源で綺麗に聞こえるものとしてリミックスとレコーディングを行いました。 本来の編成はオーボエ・イングリッシュホルン・ファゴット2台でしたが、オーボエとイングリッシュホルンを、パンフルートやリコーダーに変更し、ファゴットはクラシックギターとシタールに変更しています。音域も楽器にあわせて一曲ごとに変えました。元来の編成ではひたすらクラシカルで演奏者が楽しんで演奏できることを考えて作曲していましたが、音作りでは曲全体の雰囲気に合うように楽器をかなり柔軟に配置換えしてみました。ミックスダウンでの音作りと、楽譜をかきながらの作曲ではまったく違う感覚であることを、初めて知りました。 新鮮です。 ちなみに曲名「花笑む」とはいわゆる「開花」のことです。 それぞれの曲は副題に関した虫たちを舞曲形式で表現し、プレリュードからフィナーレで群像劇を成すよう作曲したつもりです。 本曲はエフェクトの練習も兼ねて、リミックスされています。 Soundcloudにて、この曲のオリジンを公開していますので、よろしければそちらも→(https://soundcloud.com/miyazawa-k/sets/suite-for-wood-wind-ensemble-the-flourish) お楽しみください。