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土地家屋調査士試験(午後試験)択一対策について

土地家屋調査士試験は、比較的難易度が高く、午前試験、午後試験、口述試験の3段階の試験があり、すべてをクリアしなければ土地家屋調査士になることができません。

午前試験は、測量士補、測量士、二級建築士、一級建築士のいずれかの資格を持っていれば、免除されます。多くの受験者は、いずれかの資格を持ち、午前試験免除で午後試験からの受験が多いです。

土地家屋調査士試験は、4000人程度の方が受験し、その9~10%の400人程度の方が合格するように調整されています。
成績上位400名までの方が合格する相対的な試験です。

受験資格はなく、誰でも受験できますが、ほとんどの方が午後からの試験の受験です。つまり、受験者は建築士や測量士などのいずれかの資格の合格者ということです。受験者のレベルは高く、みなさん、そこそこ真剣に受験勉強に取り組んでいる方たちです。その中から上位10%に食い込むのには、相当な努力が必要になります。

土地家屋調査士試験(午後試験)は、試験時間が2時間30分。マークシートの択一の問題が20問、記述式問題が2問あります。

2時間30分で、マークシートの問題を20問解き、記述式の土地と建物の問題では、図面を3種類(地積測量図、建物図面、各階平面図)作成し、土地や建物の面積、辺長を計算し、申請書を作成しなければなりません。

択一のマークシートの問題は、民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士法1問の計20問です。形式は、五者択一で合っているもの又は誤っているものの組合せを選択する問題が多いです。

2時間30分以内で、択一問題と記述式問題を解くのに、時間配分が決められているわけではありません。

しかし、記述式問題は2問しかありませんが、解くのに時間がかかるため、択一の問題は、なるべく短時間で解答をする必要があります。20問を30分から40分程度で解答できればベストでしょう。

択一の問題は1問につき1分から2分で、サクサクと回答していきましょう。問題文を何回も読み直していては、時間が足りなくなってしまいます。

問題文を一読しただけで、正誤を判断するには、しっかりとした関係法令の理解が必要です。そのためには、過去問の繰り返しと理解が必要です。

土地家屋調査士試験の過去の問題を解き、解説を見るには、「土地家屋調査士試験過去問サイト」というホームページがあります。
アドレスは、
【無料】土地家屋調査士試験過去問解説サイト - 消防・許認可手続申請サポート札幌(行政書士西尾真一事務所) (nishio-shinichi-office.com)

運営は当事務所でおこなっております。
どうぞ、ご覧ください。



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