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【意味のない日々】娘の友達・朝用マスク

時間が無いわけでもない、すごい眠いわけでもないのに、やる気が低空飛行気味なのですぐ寝てしまうこの頃。そういうときって、あるよね…!?

○娘の友達

2巻ぐらいまで読んで、放置していた漫画。ぜひ、最後まで読んで欲しい(棚上げ) ちょっとエッチな作品、で終わらない、濃厚な作品だから。

タイトルの通り、娘の友達の如月に振り回される話。娘は引きこもっていたり、妻は亡くなっていたりとなにかと苦労人の主人公である康介に優しくしてくれる女の子…っていうところから始まる。

っていうかね、未成年に振り回されるって同じ成人である身からしてみたらヒヤヒヤもんよ。心のなかで、何度「やめろ~そっちいくな、突き放せ!」と思ったことか。だって、デートの要求してくるし、友達のフリして家にやってくるしさ…

でも放っておけない、魅力と不安定さみたいなものを持っている如月に惹かれて行くのはすごく共感できてしまう。実際に話しが進んでいくと、如月の家にも色々問題があることが分かっていく。

如月は割と悪女っぽく見えるんだけど、康介を父でもなく、課長でもなく、ひとりの人間として見てくれている人間だからこそ、ついつい惹かれてしまう。分かる…だって、いかにも寂しそうな中年だもん(悪口じゃないよ)そういう人って現実でも少なくないんだろうし。

中年って、そういう年なんだな、とまざまざと突きつけられる。名前を呼ばれないというか、肩書きが先行してしまいがちというか…

自分の中で、この作品のポイントだと思っている部分がいくつかあって、一つ目は康介が性的に如月を見ていないところだなぁと。もちろん、揺れるシーンはあるけれど、その好意にあぐらをかいたり搾取してやろうと思っていないところ。だから読んでいて、過激な?内容の割に不快感を感じなかったのかな、と。

もう一つは、どこまでも誠意があるところ。娘や会社の部下にバレても、自分の社会的地位が脅かされているのに、どうしても気になって走り出して行くシーンにはさすがに胸を打たれたし、どこまでも誠実で如月と向き合いたいと思っているんだな、と。

如月の親子問題が解決して、好き同士だと打ち明けあった二人の関係は、恋人になるわけでもなく、これからどうなっていくかは分からないけれど。人間臭くて、助けを求めあって、お互いを救いあった二人には幸せになって欲しいし、この二人の関係や間にあるものを理解してくれる人が現れてくれればいい。もしこの先何かがあっても無くても、二人は幸せなんだろうけどさ。

最後までどうなるかわからない作品だったっていうのもあって楽しめたし、失速感はなかった。私的には納得できる着地点で、想像以上に心に残る作品だった。娘も父が好きだから、受け入れられないと言いながらも色々考えていたのは良かった。

結局、第三者から見えるものってごく僅かなんだとしみじみ。

名前をつけられる関係性じゃないからスッキリしないという意見もあるかもしれないけれど、私は、もし恋人同士になって事に至っていたとしたら、私はこの作品を好きになれなかったかも知れないと思ってしまう。


○朝用マスク

買いました。ズボラ度MAXなんだからね、仕方ないね。なんたって商品名がサボリーノ。便利なものがあるなら使っていこー!!

そういえば昔は、冬の朝があまりにも苦痛で、拭き取り化粧水なんかを使っていましたが、これはもうつけているだけで全てが整う(はず)

アップルコンフィ(コンフィってなに?)の香りがいい匂いなので、テンション上がるし、コレつけながらなんなら作業しているときもある。

で、クリーム塗って終わり。そういう日常を最近すごしている。そこまですると、冬の乾燥した風に負けない気がする。

28枚入りで1000円だから結構オトクだとは思う。風呂上がりのパックよりも頻度が高い笑


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