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(ここまで振り返っとかないと今年を終わらせられない!)種花ブローチキット販売

大晦日の夜です。
紅白始まってます。
それでも私は書く。
お酒をチビチビしながらも、書く。
ここまでまとめておかないと、2022年を終われないからです。
それくらい、今年最後にして最大のインパクトだった、とっても濃密な数ヵ月間を過ごさせていただいた経験についてまとめます。
まとめ終わるまで酔えないトッコリですこんばんは。


キット販売のきっかけ


きっかけはこれに尽きます。
minneさんよりいただいた1本のメール。

「作家向けの講座を開講するのでモニター受講しませんか?」という趣旨のご連絡でした。

なぜ私????????

という感想しか頭に残らなかったことをすごく覚えています。
SNSでいろいろとご覧いただいたのだろうという感謝と、
同時に、
トッコリに課題感を見つけていただいたんだろうと、
そこに腹落ちさせつつ、即答で快諾させていただきました。

先のことはよくわからなかったです。
多分忙しくなる。
これからクリスマスとお正月の販売が待ってる。
一年で一番たくさん作る時期を控えてる。

それでも、このお話が当時のトッコリにとって最優先事項なんだと、
どこかで割り切ってのお引き受けでした。

ちなみに、最初に伝えられていたのは、
レッスン動画を作ってキット販売を目指す」というゴールでした。

まったく実現できる気がしないまま引き受けた当時の私、
怖すぎる。



モニター受講開始


モニター受講が始まりました。
モニターのため、「0期生」となりました。

0期生は4名。
初回ガイダンスでみなさんと「はじめまして」です。
でもこの「はじめまして」が、その後数ヵ月の私を支えてくれる大きな存在となりました。

初回ガイダンスは集合研修でした。
が、基本的にレッスンは動画視聴によるもので、自分の生活スタイルの隙間隙間で視聴し、学ぶスタイル。
制作しながら子育てしながらの私には、
この学びのスタイルにもすごく助けられました。
お風呂、子どもたち寝たあと、通院での待ち時間、
そんな時間が、学びの時間となりました。


販売できたのは過去の自分のおかげと自分を褒められた件


0期生はモニターなので、実は本講座よりも受講期間が短かったです。
ものすごく限られた期間で、受講し、キット販売の設計をし、プレゼン資料を作り、レッスン動画を撮影し、動画編集し、そして販売できるよう準備を進める。


最初から、このプロセスの肝は「キット販売の設計」だと理解していました。
ここが適当だと全体が潰れる。
進めすぎちゃったら後戻りする時間はない。

動画を視聴しながら、
既に頭のなかでは、
偶然にも今年開始していたワークショップ【種花ブローチを作る】
グルグルとしていました。

リアルで開催していたワークショップがあったからこそ、
そこでの受講生のみなさんの反応があったからこそ、
回を重ねる中でのトライ&エラーがあったからこそ、
レッスン動画を作ったり、
キットを設計したり、
という作業を比較的スムーズに進めることができたと思います。

すべてがこの順番である必要はないと思っています。
実際にレッスン動画でこのような指導があったわけではなく、
私の経験値、準備できること、得意なこと、を踏まえたうえで、
ワークショップ経験を活かそうと考えるに至りました


ミンカレさんで学んだこと


minneカレッジでは、様々なことを学びました。
この講座は、「レッスン動画を作りキット販売する」だったのですが、
このゴールに直結するノウハウだけでなく、
商品設計から動画編集、販売、販促等、幅広くhowtoを学ばせていただきました。
また様々なジャンル、バックグラウンド、考え方の同期生と、切磋琢磨できる場をいただきました。

トッコリはひとり個人事業主。
普段は商品設計から制作、販売、販促、経費精算等の事務作業まで、すべてひとりでやっています。
だから気を付けて情報収集をしているつもりだけど、
それでも時に陥る、浦島太郎状態。

今回も、minneカレッジの受講を通して、
いかに自分が独りよがりな作家活動をしていたかをまざまざと突きつけられたし、目の前にある壁を破ることは思っていたより簡単なことかもな、と感じることもできました。

総じて、この機会に学べたことというのは、
「動画付きキット販売を実現する」ということはもちろん、
新しいものを取り入れることに積極的になる
めんどくさがることをいったん止めてみる
そして、自分の設定したコミットメントに誠実に動いてみる
ということだったかと感じています。



成果


これをきちんと書かなければですよね。

無事に、「動画付き制作キット」の販売を開始させていただきました。


ちなみにこの土台となったワークショップレッスンがこちら。

この記事でも書いているんですが、
ワークショップをやっていて何が楽しいかって、
受講者のみなさんに「迷っていただく」こと。

キットに展開するにあたり、
このポイントをどうにかして踏襲したく、
頭を抱えました。

結果、取り入れたのが、
・2枚使う葉っぱを4枚(つまり多めに)キットに入れること
・材料のみキットを別途販売すること
の2点。

リアルのワークショップほどはできないけれど、
少しでも「迷う」時間をご提供したくて、
レッスン動画でも「デザインを考える」というチャプターを作りました。

4枚の葉っぱのうち、実際に使うのは2枚だけ。
2枚は余ります。
そしたらぜひ、材料のみのキットをご購入くださいね、とご案内しています。
材料のみキットを購入いただくと、種花等必要材料と一緒にまた葉っぱが4枚届きます。
つまりその時にはお手元には葉っぱが6枚。
さらに迷っていただけますね💛


葉っぱの一例


キットを購入いただく度に、多めな葉っぱが届きますので、
おおいに迷っていただく時間をお楽しみいただけると幸いです。



キット販売のこれから


現在は、種花ブローチの「~ふゆ~」と、材料のみキットの販売をしています。
「ふゆ」と謳っているからには、もちろん「はる」が近いうちに登場予定です。
そして、「なつ」、「あき」と続けていきたいですね。

季節を謳ったキットでは、葉っぱのデザインで季節感を表現したいと考えています。
対して材料のみキットでは、通年使えるような汎用性の高いデザインの葉っぱをお届けします。

種花ブローチ制作キットで季節を網羅したいのが直近の目標であり、
またさらに、「種花」そのものを作ることができるキットも販売できればと考えています、
きっとそのうち。

キット販売に先立ち、またきっとリアルでもワークショップをやりたいと思います。
きっとそのうち。



最後に、今回の挑戦にあたっては、
告知解禁まではコッソリと取り組んでいたものの、
お話できるようになってからというもの、本当にたくさんの方から嬉しいコメントをいただきました。
また同時に、たくさんの方に実際にキットをお迎えいただいております。

トッコリの通常は「一点もの」を大切にしているため、
ひとつ売り切れてしまったら再販のしにくいものばかり。

そんな作品ラインナップのなかで唯一、常時販売のできるキットをご案内できるようになったことも、
トッコリとしては大きな一歩を踏み出せた経験となりました。

たくさんの応援のことば、
お迎えいただき「こんなの作ったよ!」のご連絡、
追加に追加でのお迎え、
大切なセレモニーにお使いいただきたいとのご相談、
大切な方へプレゼントしましたというお知らせ、
いただくコメントのどれもが、私の力になり、次への活力となっています。

日頃よりトッコリを応援してくださるみなさま、
そしてこのチャンスをいただけたminneスタッフのみなさま、
講師のみなさま、
最後に、0期生の仲間たち、
みんなの顔をひとりひとり思い浮かべながら、
2022年をしめくくりたいと思います。

これからも、種花ブローチ制作キットをどうぞよろしくお願いします。
今後も大切に育てていきます。


今年も残すところ3時間ほど。
(そしてそんなギリギリまでnote書いてる私)
2023年も、こんなトッコリをどうぞよろしくお願いします。



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