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🎧なぜ君は叫ぶのか

case1

私は慌てていた。
一刻も早く目的の場所に辿り着かねばならない。極秘情報を手に入れたのだ。
エレベーターに乗り込みB1Fを連打する。
お願い急いで、アイツが追ってくる!
扉が開くと同時に飛び出そうとするや、乗り込もうとする女に叫ばれた。
「びっくりしたぁーーーー!!」
目立つやろが!黙れ!
日本を揺るがす情報握ってるんだこっちは!

『つる・るるる書店11.20オープン』←みんなもう知ってる

case2

ちょっと派手だったかもしれない。
今日はどうしてもこういう気分だった。
何故って?それは、つる・るるる書店がオープンだから。
全身でなりきろうと思う。
ドンキも行った。ダイソーも行った。コーナンだって蔦屋だって行った。だけど、鶴の被り物なんて無かった。
誰にも負けたくない。
だから、ハリボテでなんとか仕上げた。
長い首が難しかった。
太くてはダメ。しなやかな長さが必要だった。途中経過がろくろ首みたいになったのは秘密。
だけど、最終的に、完璧なフォルムに仕上がった。どこからどう見ても鶴。
私は今…鶴…!!
エレベーターの鏡に向かい、1人頷いていると、B1Fで乗り込んできた女が叫んだ。
「うぉーー!びっくりしたぁぁぁぁ!!」

case3

ダメだ、私にはもう余力がない。
必死になって頑張ったのに。
いっそもう、このままここに残ろうか。
そうだ!位置的には一応出社したことにはなっている、このままここにいればいい。
クラゲのように、上下にただ行ったり来たり、揺蕩うようにここにいよう。
ついでに、つる・るるる書店で去年販売された『春夏秋冬ビール日和』を読んでおこう。第2弾の『「お邪魔します」が「ただいま」になった日』の予習になるかもしれない。
私は、枕をひざのうえに置き、エレベーターの隅で体育座りをした。
完璧な読書スタイル!これが1番集中出来る。速読in the elevator.
B1Fで女が乗り込んできて叫んだ。
「ぐはぁぁー!びっくりしたーーー!!」


すまスパにて、めろしゃんより質問を頂いた。
もう、それだけでひとつの作品に思えるコメントを読んで私は震えた。

↑こちらのコメント欄にて、めろしゃんのコメント頂いてます!


サプライズ的なsomethingをするつもりじゃないめろしゃんの日常が、このようであって欲しいという願望。
そして、ちゃっかりつる・るるる書店の宣伝を入れ込む戦法。

誰が1番楽しんでるかって、書いてる私だよ!っていう情報。
ちょっと韻を踏めたのが嬉しくて、訳がわからない文章になってるのは愛嬌。

いや、韻もういいわ!


というわけで、今回のすまスパは荒ぶり女子トーク!


頂いた質問にお答え…して…ます…?
いや、全然答えてない、うん、好きに喋っているだけです!
御質問いただいた皆様ありがとうございました!
そして、このトークを聴いてくださっている方も…なんか…本当にありがとうございます…!!
私、好き勝手に喋ってるから、いつも終わる頃に何話したか覚えていないのです。そんな無責任なことある?っていう自分への驚き。

ちなみに、marmaladeさんの荒ぶり餃子と春巻き、「受けて立つぜ!」のピリカさんの仁王立ちはよく覚えてますのよ!


そして、冒頭のめろしゃんに対する私の願望が大いに膨らんだのもおぼえている。
だって彼女面白すぎるやろ。

爆笑ネタだけを書いているかと思いきや、俳句も泣ける小説も書ける、そしてたくさんのコメント欄に現れては爆笑と温かさを置いていくめろしゃん。
天才か!?
どういうことだ!本当は分担作業で3人おるやろ!?
といつも思ってます。(最高に褒めてる)


そんな想いが爆発したので、受け取ってください。
結局、下美さんに対する対処法は!?っていうね。その辺は全然答えてない。


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